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SBIソーシャルレンディングの延滞債権の元本回収が終了!! 最終的な回収率はどのくらい??

SBIソーシャルレンディングで延滞案件が出ていましたがついに最後の不動産における競売が終了。

これでSBISL不動産バイヤーズローンファンドの延滞債権の回収手続きが全て終わりました。

そうなるとやはり気になるのは最終的な回収率になると思いますので、今回はSBIソーシャルレンディングの延滞案件でどれくらい回収できたかを計算していきたいと思います。

はじめに結果をいうと、過去にデフォルトを起こしたラッキーバンクやみんなのクレジットよりもはるかにいい結果を残してくれましたよ。

SBIソーシャルレンディングについてご存知ない方はまず下記記事を一読してみてくださいね。

https://ipomechanic.com/post-28665/

【運営者おすすめのソーシャルレンディング】

Funds

SBIソーシャルレンディングで延滞していたファンドは??

SBIソーシャルレンディングで延滞が発生していたファンドは下記の7つです。

  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド16号
  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド17号
  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド18号
  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド19号
  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド20号
  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド21号
  • SBISL不動産バイヤーズローンファンド22号

すべてSBISL不動産バイヤーズローンファンドになります。

発端は2018年の7月9日にSBIソーシャルレンディングから利息が支払われていないというお知らせです。

これらのファンドは毎月8日から翌月7日までを分配金の計算期間とし、計算期間の終了日である7日までに利息の支払があった場合には、同月15日に投資家へ分配することになっていました。

しかし突然2018年7月2日を期日とする利息が支払われなくなります。

ここからSBIソーシャルレンディングは債権の回収作業に入りました。

 

最終的な回収率はどのくらいだったのか??

では最終的な回収率をファンドごとに紹介します。

  • 16号 → 100%
  • 17号 → 100%
  • 18号 → 100%
  • 19号 → 86%
  • 20号 → 82%
  • 21号 → 100%
  • 22号 → 82%

SBISL不動産バイヤーズローンファンド16号、17号、18号、21号は分配金と償還額が出資額を上回ることが確定。

つまり回収率は100%です。

残念ながら元本が毀損してしまったのが、19号、20号、22号の3案件。

まず、19号は出資総額3億1,100万円に対して元本損失額が4,451万円でした。

つまり約14%ほどの損失が確定。

続いて20号は出資総額1億9,150万円に対して元本損失額が3,425.2万円。

約18%の損失です。

最後の22号案件は出資総額が3億2,000万円に対して、元本損失額は5,834.9万円。

約18%の損失となりました。

ただ、各ファンドで分配金がすでに支払われており、まだ案件が継続しているものもありますので損失率はもう少し少なくなると思われます。

 

今回の回収は妥当な結果だったのか??

今回の回収ですが妥当な結果だったのか検証していきます。

ちなみに延滞していたファンドの担保不動産は全てSBIソーシャルレンディングが第一抵当権を設定している案件で、それぞれのLTVは下記の通りでした。

  • 16号 → 73.68%
  • 17号 → 74.71%
  • 18号 → 70.48%
  • 19号 → 75.85%
  • 20号 → 79.79%
  • 21号 → 65.55%
  • 22号 → 73.00%

どの案件も不動産評価額の8割未満の額しか融資していません。

21号案件なんかは65%とかなり低い数字です。(21号は回収率100%でした。)

通常ならば不動産を売却すれば元本は戻ってきて、さらにお釣りまであるという状態でなければいけませんでした。

よって、SBIソーシャルレンディングがはじめに出した不動産評価額と本当の価格にはずれが生じていたことになります。

元本が8割以上回収できたのは素晴らしい結果だと思いますが、案件に記されていた情報通りなら全部回収できてもおかしくなかっただけに、このあたりは改善してほしいポイントですね。

 

最後に

延滞が発生した時はどうなるかヒヤヒヤしましたが、最終的には100%回収できた案件もありましたし、最低でも80%以上は元本を回収しました。

ラッキーバンクのデフォルトでは30%ほど、みんなのクレジットでは3%ほどしか償還されませんでしたので、そのことを考えれば上出来といっていいでしょう。

流石SBIグループです。

ただ、不動産評価額が正しかったのなら全ての案件で元本はしっかりと回収できたはず。

この部分は今後しっかりと改善してほしいなと思いましたね。

今後もLTVを表示していくのであれば、正確な数値を出して欲しいと思います。

でも、やはりSBIソーシャルレンディングは他の事業者と違って、頻繁に債権回収の経過を報告してくれて、回収も非常にスピーディーでした。

自分の中での信頼度は上がったので、今後も投資を続けていくつもりです。

SBIソーシャルレンディングの公式サイト

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