楽天証券のいちにち信用を使えばつなぎ売り手数料がさらに安くなる!! 株式移管方法を徹底解説!!

 

つなぎ売りの手数料を安くする方法として、GMOクリック証券から株式移管する方法は非常に有名です。

 

GMOインターネットの株主優待も併用すればさらに安くすることが可能。

 

一般信用を使ったつなぎ売り手数料を安くできる”変則的つなぎ売り”方法を徹底解説!!

 

この方法を利用している人も多いと思います。

 

しかし、楽天証券の”いちにち信用”を利用しても同じくらい手数料を安くすることができるんですがご存知でしたでしょうか??

 

いちにち信用 手数料 1

 

今回は楽天証券を利用してつなぎ売りの手数料を安くする方法を徹底解説していきます。

 

“いちにち信用”は取引手数料が無料!!

 

まず、楽天証券の”いちにち信用”について少し説明していきます。

 

“いちにち信用”は決済期限が1日というデイトレーダー向けの注文方法です。

 

取引手数料は無料!!

 

10万円の銘柄を購入しても、100万円の銘柄を購入しても取引手数料は0円です。

 

かかるのは金利(貸株料)の0%〜1.9%のみになります。

 

しかも約定代金が100万円以上なら金利は0%、100万円未満でも1.90%という超低水準。

 

楽天証券 いちにち信用 手数料 1

 

約定代金が100万円以上ならば手数料は一切かかりません。

 

それに加えて現引き手数料も無料なので、いちにち信用でポジションを建ててから現引きすると0円で株を購入できてしまうんです。

 

これ、ちょっと信じられないかもしれませんがホントの話。

 

ちなみに約定代金100万円未満の株を購入したとしても、最大で約50円ほどの手数料しかかかりませんよ。

 

 

“いちにち信用”を利用してつなぎ売りをする

 

この”いちにち信用”をつなぎ売りに応用していきます。

 

今回は楽天証券とauカブコム証券を例に説明していきますね。

 

まず、auカブコム証券で狙っている銘柄を一般信用売りします。

 

そして、楽天証券ではその銘柄を”いちにち信用”で購入。

 

すぐに現引きをして、現物を確保します。

 

先ほどもいったように期限は1日しかありませんので注意してくださいね。(前日の夜など市場が開く前に注文した場合は翌営業日中が期限になります。)

 

これで楽天証券で現物、auカブコム証券で一般信用売り、という変則的なつなぎ売りが完成しました。

 

 

楽天証券からauカブコム証券への移管方法

 

次に楽天証券からauカブコム証券へ株式を移管していきましょう。

 

移管するには楽天証券にログインをして、”お客様情報の設定・変更” → “移管・買取請求“をクリックします。

 

楽天証券 株式移管 1.1

 

今回は日本株式を楽天証券からへ移管するので、一番上にある”申し込み“をクリックしてください。

 

楽天証券 株式移管 2

 

下記画面にきたらまず”auカブコム証券“にチェック。

 

楽天証券 株式移管 3.1.1

 

それぞれの番号に下記を入力してください。

 

  1. 本店
  2. 000
  3. 東京都
  4. 千代田区
  5. auカブコム証券の口座番号
  6. 1550161
  7. 11060660000xxxxxxxx00 (xxxxxxxxにはauカブコム証券の口座番号を入力)

 

7まで入力できたら画面左下にある”次へ”をクリック。

 

楽天証券 株式移管 3.2.1

 

次に移管したい銘柄を選択します。

 

自分は今回アグロカネショウが口座に保管されていたので、そちらをチェック。

 

楽天証券 株式移管 4.1

 

“特定口座を開設している”の部分にもチェックを入れて、”確認”を押します。

 

最終確認をして、問題がなければ取引暗証番号を入力して”株式移管”をクリックしましょう。

 

楽天証券 移管 5

 

お疲れ様でした。

 

これで株式移管手続きが完了です。

 

早ければ3日ほどで、遅くても1週間以内にはauカブコム証券に移管されますよ。

 

もちろん、株式移管の手数料は無料です。

 

GMOクリック証券の株式移管は2週間ほどかかるので、それと比較すると非常にスピーディーですよ。

 

どのくらい安くなるの??

 

どのくらい安くなるのか計算してみました。

 

もし通常通り、約定代金100万円の銘柄をauカブコム証券でつなぎ売りした場合を計算してみます。

 

通常のつなぎ売り

現物分・・・1,069円

信用売り分・・・821円

合計1,890円

 

続いて、楽天証券を利用した場合です。

 

変則的つなぎ売り

現物分・・・0円

信用売り手数料・・・821円

合計821円

 

なんと、1,000円以上も安くなります。

 

今回は現物買いした場合を例にしましたが、”信用買い” → “現引き” にしたとしても200円ほどしか安くなりません。

 

どちらがお得かは一目瞭然ですね♪

 

いちにち信用を利用する上での注意点

 

これだけ聞くといちにち信用はメリットばかりのように感じますが、一つだけ注意してほしいことがあります。

 

この”いちにち信用”ですがもしその日にポジションを解消できなかった場合、高額の手数料で翌日に反対売買されてしまいます。

 

“オペレーター経由の手数料”+”消費税” が適用されてしまうので、最低でも3,700円以上の手数料がかかってしまうんです。

 

現引きを忘れてしまうと一気に損失を被る可能性がありますので、利用する場合は十分注意しましょう。

 

まとめ

 

今回紹介した方法を利用すればつなぎ売り手数料を大幅に節約することが可能です。

 

ただし、現引きを忘れてしまうと高額な手数料を支払わなければなりませんので、ここは絶対に気をつけましょう。

 

心配な方はGMOクリック証券を利用するほうがいいかもしれません。

 

少しでも手数料を安くしたいという方は、是非実践してくださいね。

 

楽天証券の公式サイト

 

6 Comments

伊東

楽天証券とauカブコム証券でいちにち信用してみたいと思いますが初心者の為、少しご教授よろしくお願いいたします。

1・auカブコム証券で狙っている銘柄を一前日の夜など市場が開く前に注文般信用売り。
2・楽天証券ではその銘柄を”いちにち信用”で購入。
3・すぐに現引きをして、現物を確保します。

ここで、現引きのタイミングで一般信用売り価格と現物価格の差が出て現渡しの差額でても大丈夫なのでしょうか?

そもそも現引きをしたことがないのですが・・・・・。
あと移管手続きで早めにauカブコム証券で一般信用売りを注文出来なければならないとおもいますが移管の日数はどれくらいの余裕がを見ればよいでしょうか?

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メカニック

伊藤さんコメントありがとうございます。
また返信遅くなってすいません。
まず、株価についてですが、現引きのタイミングではなくて、いちにち信用で建てた時の株価が反映されます。よって価格差はでません。
また、移管に日数は楽天証券の場合は2営業日〜3営業日と記載がありました。
余裕をもってい一週間くらい早めにするといいかもしれませんね。

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伊東

ご返信ありがとうございます。
余裕をもってい一週間くらい早めにすると貸株料が割とかかりますね・・・。
ふと思ったのですが移管しなくとも、楽天証券でいちにち信用から現引きしてそのままクロスでも出来るのではないかと思いましたがどうなのでしょうか?

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メカニック

伊東さんコメントありがとうございます。
おっしゃる通り、もちろんそのままクロス可能です。
ただ楽天証券の一般信用売りは14日という制限がありますので、それ以上前からクロスしておきたい場合はカブコムを利用するしかありません。
例えばコロワイドなんかは2ヶ月前くらいに自分はクロスをしています。
そういう場合はカブコムで信用売りを行い、楽天で現物を確保、その後移管という形を取っています。

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とく

いつも拝見しております。
今月はマクドナルドの在庫がまだ残っているのでびっくりですが、
楽天の1日信用で取得しようかなと思ったのですが、在庫がないのか、対応してないのか、出来ません。
短期(14日)のほうは在庫もあり可能なのですが、、
マクドナルドは1日信用は対応してない感じですかね?

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メカニック

とくさんコメントありがとうございます。
楽天証券では短期売りができる場合、1日信用は買いしかできませんね。
1日信用売りの方が短期売りよりも手数料が高いので、短期売りができれば利用する意味がないためできないようにしてあるんだと思います。
なのでその場合、売りは短期、買いは1日信用からの現引きするようにしましょう。

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