IPOが当選すると上場初日にどうしても見たくなるのがフル板ではないでしょうか??
「どのくらいで初値がつくかな〜」とドキドキしながら確認するのが楽しいですよね♪
セカンダリー投資をする場合も非常に重宝!!
時間がある時はフル板と通常板、両方をみながら過ごすのもIPO投資の醍醐味の一つです。
ただ、どの証券会社でもフル板を無料で利用できるわけではありません。
中にはフル板を見るには料金がかかってしまう証券会社もあるんです。
でも、どうせなら無料で利用したいのが人間というもの。
そこで今回はフル板を無料、もしくは条件をクリアすれば無料で利用でき証券会社を紹介したいと思います。
そもそもフル板ってなに??
※楽天証券の公式サイトより
フル板は気配値や売買数量を、制限値幅まですべて覗き見できるサービスです。
普通は上記の右図のように数本ずつでしかみることができません。
しかしフル板だと左図のようにずらっと全ての情報をみることができちゃいます。
全体の需給バランスや特別気配の場合は合致点がわかるなど、フル板を利用できることで受けられるメリットは非常に多くあるんです。
無料でフル板がみれる証券会社
まずは無料でフル板がみれる証券会社から紹介します。
GMOクリック証券
まず紹介したいのが一番オススメのGMOクリック証券です。
GMOクリック証券の口座を開設するとトレーディングツール「スーパーはっちゅう君」を利用できるようになるんですが、こちらからフル板を無料で利用することができますよ。
利用する上での特別な条件などもありませんので、とにかく簡単かつ無料で利用したいという方にオススメ。
ただ、取引ツールとしてはそこまで評判がいいとはいえませんので、そこがちょっとネックかなと思います。
自分も少し利用したことがあるんですが、ちょっと利用するのに戸惑いました。
慣れていないせいもあったとは思いますが…
マネックス証券
またマネックス証券のトレードステーション口座でも無料で見ることができます。
トレードステーションってあまり聞いたことがない人もいるかもしれませんが、簡単にいえばとはバリバリのトレーダー向けに開発されたツールです。
こちらはトレードステーション口座と単品でも口座開設ができますが、総合証券口座を開設しても利用できますのでご安心を。
トレードステーションはパソコンにインストールする必要がありますので、少し面倒ではありますがこちらを利用することによってフル板を無料でみることができます。
楽天証券
楽天証券もフル板の利用料が無料です。
以前は下記の条件をクリアしなければいけませんでした。
- 信用取引口座開設
- 預かり資産30万円以上
しかし、この縛りがなくなったので完全無料です。
ちなみにこちらもマーケットスピードという取引ツールから利用する形になります。
楽天証券は最近、株主優待のつなぎ売りでも大活躍する証券会社の一つなので信用取引口座をすでに開設している人も多いと思いますが、その場合はすでにフル板を無料で利用可能です。
もちろん合致点もしっかりと表示されますし、マーケットスピードは取引ツールとしても高い人気を誇ります。
個人的にはオススメの1社ですよ♪
条件付き無料でフル板がみれる証券会社
つづいて条件付きでフル板が無料で利用できる証券会社を紹介します。
auカブコム証券
auカブコム証券も条件を利用すれば無料で利用できますよ。
フル板を見るにはkabuステーションという取引ツールのフィンテックプランの利用が必須です。
kabuステーションのFintechプランを無料利用するには下記の2つの条件をクリアする必要があります。
- 信用取引口座または、日経225先物オプション取引を口座開設済
- 前月に全取引における約定回数が1回以上ある場合
必ず取引が必要になるのでauカブコム証券をメイン証券として利用していないとちょっと厳しいかも。
でも、株主優待ゲッターの人は毎月つなぎ売りをしている人がほとんどでしょうから、その場合は特に意識する必要はないですね。
合致点もしっかりと表示されるので通常トレードやIPOの上場初日に大活躍してくれるでしょう。
DMM株
2018年からスタートしたDMM株でもフル板(東証FLEX Full 板情報)の提供をはじめました。
利用できる条件は下記の通り。
- 現物株の取引が1回以上。
- 信用取引口座を開設していること。
現物株の取引は売買約定日の翌日から翌月末までの1ヶ月間しか無料利用できませんので注意が必要です。
一方、信用取引口座を開設していれば永久無料になります。
もちろん、信用取引口座の開設にも費用などは一切かかりません
利用する上でのハードルは超低いですね♪
SBIネオトレード証券
SBIネオトレード証券は2019年の7月からフル板サービスをはじめました。
無料で利用できる条件は下記の通りです。
- 新規口座開設後40営業日
- 信用口座開設者
- 先物オプション口座開設者
- 前月の現物株式の約定件数が合計一回以上(投信及び国債は除く)
- 証券総合口座の前月末残高が100万円以上(現金、株式、投資信託等の資産合計)
なんと信用口座を開設すればそれだけで無料で利用できます。
フル板はSBIネオトレード証券が提供している「livestar R2」というツールを起動して見る形です。
気配の合致点がないなどやや使いにくい箇所があるなど改善点はありますが、特にこだわりがなければ無料のハードルも低くオススメです。
SMBC日興証券
SMBC日興証券でもフル板情報サービス「BRiSK for SMBC日興証券」を提供中。
こちらは超高速でリアルタイム表示してくれて、表示数は無制限です。
登録銘柄は無制限かつ、インストールは必要なく、スマホからでも簡単にみる事ができます。
下記の条件を達成していると無料でみることができますよ。
- 前月の国内株式(現物/信用取引)の取引(約定)が合計5回以上
- ダイレクトコースのステージが「シルバー」以上
ハードルは少し高めですがSMBC日興証券は信用取引の手数料が無料です。
株主優待のクロス取引を行なっている人は簡単に達成できるかと思います。
SBI証券は全員有料に変更っ!!
自分がよく使ってたのはSBI証券でした。
合致点も見れるし、下記の条件を達成すれば無料で利用できたので非常に使いやすかったんですよね。
- 前営業日に国内株式(PTS取引(SBI PTS)、単元未満株含む)の約定が合計1回以上。
- 電子交付サービスを利用。
- 信用取引口座 or 先物オプション取引口座 を開設していること。
ただし2018年の8月から上記条件を達成しても無料利用ができなくなり、全員有料にっ!!
一ヶ月324円もかかってしまいます。
年間だと3,000円以上もかかってしまうので、これは非常に勿体無い。
SBI証券を利用していた方はメイン証券の変更をオススメします。
まとめ:結局どこがオススメなの??
と、いうことで今回はフル板を無料で利用できる証券会社を紹介してきました。
これだけあると「結局のところどこを利用していいかわからい」っとなる人も多いと思いますので個人的なオススメはこんな感じ。
やはり、売りと買いの合致点が表示される証券会社をメインで利用するのが一番です。
IPOの初値もどの程度かある程度予測しやすいですからね。
auカブコム証券と楽天証券は合致点がしっかりと表示されますし、無料利用できるハードルも低めなので一番適していると思います。
実は以前はSBI証券だったんですが、2018年の8月6日に有料になってしまいました。。
これにより自分の中でauカブコム証券と楽天証券が格上げされた形です。
また、何らかのトラブルで利用できなくなった場合も考慮してサブ的にもう1社、フル板がみれる証券会社をもっておくと完璧。
メイン証券を2つ用意してもいいですし、上記で紹介しているサブ証券を用意してもいいと思います。
是非、”フル”板を”フル”活用して、トレードのレベルをさらにアップさせていきましょう♪
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いつも参考にさせてもらっております。ところで楽天証券なのですが6月24日
から条件なしで無料になっているみたいです。
ソバさん貴重な情報ありがとうございます!!
ただいま訂正させていただきました♪
また何か間違っているところがありましたらご連絡くださいますと幸いです。
フル板情報サービスですが、アルゲンタムコードが手掛けたBRiSKというフル板情報サービスですが、見やすさはどうでしょうか?どこよりも早く情報を見れるのが魅力ですが。
そういうサービスがあったとは知りませんでした。
すいませんが利用したことがありませんのでなんとも言えません。
勉強します。