
日本初の貸付投資であるFunds(ファンズ)。
安全性を確保した独特のスキーム、手軽に投資できることもあり今大人気のサービスです。
今回はそんなFunds(ファンズ)に投資した管理人が特徴から長所(メリット)や短所(デメリット)など徹底的に解説していきたいと思います。
これからチャレンジしようとしている方は是非参考にしてください。
目次
結論:Funds(ファンズ)は投資吟味あり

結論から先に言うとFunds(ファンズ)は非常に魅力的な資産運用です。
こんな人にオススメです。
- 投資初心者
- 低資金から始めたい
- 株価変動リスクが怖い
- スマホから投資したい
- 投資に時間をかけられない
- 節約をしたい人
Funds(ファンズ)は1円から資産運用できるサービス。
こちらがお金を融資すると、運用期間終了後に利息がついて戻ってきます。
例えば利回り3%の商品に1万円投資したら1万300円になって戻ってきますよ。
もちろん投資なので、元本割れする可能性もあります。
また、株価変動リスクがないのも大きな特徴。
サイトが綺麗に作られているのでスマホからでも投資がしやすいです。
初心者でも余裕を持って投資できます。
さらに中には優待付きのファンドもあるんです。

大阪王将で10%オフになる優待がついたファンドもありました。
投資しながら節約もできるという全く新しい体験ができます。
Funds(ファンズ)における管理人の運用実績

参考までに管理人におけるFunds(ファンズ)の運用実績を紹介します。
現在は合計約121万円を投資中。
出資している案件と利回りは下記の通りです。
- 台東区XEBECファンド#1 → 4.5%
- アイフルビジネスローンファンド#1 → 1.8%
- フィル・パークファンド#1 → 3.0%
- 「あんばい」ファンド#1 → 3.5%
- 「あんばい」ファンド#2 → 3.0%
- Kudan Deep Techファンド #1 → 2.0%
- 大阪王将ファンド#1 → 2.0%
- 「あんばい」ファンド#4 → 2.0%
合計利回りは3.2%なので、運用が順調に行けば3.7万円(税引後3.0万円)ほどの利益になります。
そして分配金の実績がこちら。
2019年5月 | 294円 |
---|---|
2019年6月 | 3,375円 |
2019年7月 | 1,214円 |
2019年8月 | 361円 |
2019年9月 | 4,161円 |
2019年10月 | 1,014円 |
2019年10月 | 362円 |
合計10,781円
ついに1万円を超えました!!
今の所は順調に運用されています。
引き続き分散投資をしていき、さらに運用額をアップさせるつもりですよ。
Funds(ファンズ)はクラウドポートが提供する貸付投資

Funds(ファンズ)はクラウドポートが提供する貸付ファンドに投資できるオンラインマーケットです。
貸付投資ファンドというのは利回りと運用期間が予定された商品のこと。
上場企業や成長が期待されているベンチャー企業が組成したファンドに投資ができます。
また、運営するクラウドポートは東京都港区に本社をおくベンチャー企業。
シリアルアントレプレナー(連続企業家)の藤田雄一郎氏と柴田陽氏が創業しました。

ベンチャー企業ではありますが、下記の大手ベンチャーキャピタルから出資を受けています。
シリーズAで3.1億円、シリーズBで7億円で合計10億円ほど。
- B Dash Ventures
- AGキャピタル
- みずほキャピタル
- 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ
- グローバル・ブレイン
- 三菱UFJキャピタル
- SV-FINTECH Fund
大手金融機関のVCや伊藤忠グループなど、錚々たるメンバーが株主です。
さらに国内ベンチャー企業の登竜門と言われているIVSというピッチイベントで見事優勝しました。
上場はしていませんが、信頼度については問題ありません。
大注目されているフィンテック企業ですよ。
Funds(ファンズ)の手数料
Funds(ファンズ)の手数料は下記の通り。
口座開設費 | 無料 |
---|---|
入金手数料 | 投資家負担 |
出金手数料 | 無料 |
投資家が負担するのはFunds(ファンズ)に入金するときの振込手数料のみ。
あとは基本的に無料で利用できます。
Funds(ファンズ)の利回り

Funds(ファンズ)の利回りは1.5%~6.0%です。
ソーシャルレンディングの中では比較的低い利回りですが、その分リスクも低減されています。
上記図のように国債と株の中間に位置するミドルリスク・ミドルリターンの投資方法ですよ。
銀行の利回りが0.1%未満ですから、10倍以上は変わってきます。
Funds(ファンズ)で投資できる企業
Funds(ファンズ)では下記の企業に貸付投資ができます。
- アイフル(東証1部)
- デュアルタップ(東証2部)
- LENDY(ベンチャー)
- フィル・カンパニー(マザーズ)
- 明豊エンタープライズ(ジャスダック)
- イントランス(マザーズ)
- インテリックス(東証1部)
- リネットジャパングループ(マザーズ)
- Kudan(マザーズ)
- イートアンド(東証1部)
現在は10社が参加中。
LENDY以外は全て上場企業です。
今後も続々と追加予定。
Funds(ファンズの投資フロー

Funds(ファンズ)の投資フローを簡単に紹介しておきます。
分配金をもらうまでの流れはこんな感じ。
- 口座開設
- 入金する
- ファンドを選ぶ
- 運用開始
- 分配金をもらう
- 再投資
運用期間はだいたい1年以下のファンドが多いです。
運用が開始したらあとはほったらかしでオッケー。
運用が順調にいけば元本と分配金が貰えますよ。
その資金を再投資に回せば複利で資産が増えていきます。
ステップ1:Funds(ファンズ)に口座開設
Funds(ファンズ)は個人でも法人でも口座開設ができます。
下記のリンクをクリックして口座開設をしましょう。
心配な人がいましたら口座開設の方法は下記の記事でまとめていますのでこちらを参考にしてください。
ステップ2:Funds(ファンズ)に入金
Funds(ファンズ)は先ほども行ったように入金は投資家が負担しなければいけません。
下記記事でお得に入金する方法をまとめています。
0円で入金できるのでパフォーマンスをアップさせることが可能です。
ステップ3:Funds(ファンズ)でファンドを選ぶ
入金まで済んだら投資するファンドを選びましょう。
初心者はまず利回りの低いファンドを選ぶのがオススメです。
リターンよりもリスクを重視して選択してください。
また、Funds(ファンズ)では案件により先着枠と抽選枠の2つが用意されている場合があります。
先着順で申込できなくても抽選枠に申込をして、見事当選できれば投資する権利を得ることが可能。
自分に合った申込方法を選択しましょう。
投資手順はこちらの記事にまとめてあります。
ステップ4:運用が開始
運用が開始されたらあとはほったらかしでオッケー。
こちらがすることは何もありません。
ステップ5:分配金をゲット
配当時期になると分配金が振り込まれます。
3ヶ月に1度や、運用期間終了時に貰えることが多いです。
運用が順調にいけば予定通りの分配金を得ることができます。
ステップ6:再投資をしよう
償還された元本と分配金を再投資すれば資産がさらに増えていきます。
もし100万円を投資して103万円になっていたら、次は103万円を投資にまわせますよね。
こんな感じで再投資をすると複利で資産を増大させていくことが可能です。
Funds(ファンズ)の長所やメリット

では、Funds(ファンズ)のメリットを見ていきましょう。
メリット1:1円から1円単位で投資ができる
Funds(ファンズ)はたった1円から1円単位で投資ができます。
現状、投資型クラウドファンディングは1万円以上からしか投資できません。
これでは9,999円以下の資金は口座に置いておくしかないんです。
一方、Funds(ファンズ)ならば全ての資金を投資にまわせるので常に最大効率で資産運用ができます。
ちなみに国内の投資型クラウドファンディングサービスで1円から資産運用できるのはこのFunds(ファンズ)だけです。
メリット2:スマホだけで投資ができる
Funds(ファンズ)はUIとUXが非常に考えられて作られています。
簡単に言えばサイトデザインが綺麗ということですね。
スマホファーストで設計されていることもあり、スマホからでも非常に操作がしやすいです。
最近はスマホしか持っていない人も多いですが、全く問題はありません。
メリット3:ファンド組成できるのは基準をクリアした企業のみ
Funds(ファンズ)は募集企業と組成企業が分担されています。
募集企業は言うまでもなくクラウドポートですね。
そして、組成企業ですがこちらは一定の基準をクリアした企業だけです。
一定の基準は下記の通りです。
- 上場企業
- VCから出資を受けている企業
- 監査法人の監査を受けている企業
この3つ。
これに加え財務状況、資金調達力など総合的に審査をしています。
参考までにFunds(ファンズ)でファンドを組成している企業は下記の9社。
- アイフル(東証1部)
- デュアルタップ(東証2部)
- LENDY(ベンチャー)
- フィル・カンパニー(マザーズ)
- 明豊エンタープライズ(ジャスダック)
- イントランス(マザーズ)
- インテリックス(東証1部)
- リネットジャパングループ(マザーズ)
- Kudan(マザーズ)
LENDY以外は上場しています。
これからさらに増えていくとのことです。
メリット4:関係会社貸付スキームとリコースローンでリスク低減

関係会社貸付スキームを採用しているのもFunds(ファンズ)の大きな特徴です。
関係会社貸付スキームとはファンド組成企業が一度グループ会社に貸し付けるスキームのこと。
グループ会社というワンクッションを挟むことにより、投資家達は主に借り手企業である子会社の返済リスクを負えばよくなるからです。
また、ファンド組成企業と子会社はリコースローンです。
これにより子会社は損失分とは関係なく予定通りの返済を行わなければいけません
Funds(ファンズ)は関係会社貸付スキーム、リコースローン、この二つでリスクを低減させています。
リコースローンとは担保あるなしにかかわらず返済しなければいけないローン。
住宅ローンなど、日本ではほとんどがこのリコースローンとなります。
反対はノンリコースローンで、こちらは範囲に限定を加えた貸付方法です、
メリット5:貸付投資は日本初にしてオンリーワン
Funds(ファンズ)はソーシャルレンディングの仕組みを利用した資産運用方法です。
しかし、上記のような独自のスキームを構築していることから貸付投資という新たなジャンルに分類されます。
貸付投資は日本初で、現在はFunds(ファンズ)しか提供していません。
メリット6:アドバイザーが超豪華

また、とにかく凄いのがFunds(ファンズ)のアドバイザー達です。
- 伊藤元重氏
- 佐藤慎一氏
- 松田清人氏
- 西田尚弘氏
- 松尾直彦氏
この5名がアドバイザリーボードに参画しています。
伊藤元重氏は東京大学の名誉教授、佐藤慎一氏は元財務事務次官です。
松田清人氏はトパーズ・キャピタル株式会社取締役会長、西田 尚弘氏はアルコパートナーズ代表取締役。
そして松尾直彦氏は法律実務家の第一人者。
本当に錚々たるメンバーです。
これだけのアドバイザーがいるフィンテックサービスはFunds(ファンズ)だけです。
メリット7:株価変動リスクがない

株式投資の最大のデメリットは株価変動リスクがあることです。
しかし、Funds(ファンズ)は相場に左右されません。
ファンドが予定通り、運用されれば元本は一定です。
心理的負担が軽減できるので投資未経験者でも安心して利用できます。
メリット8:真の分散投資ができる
Funds(ファンズ)は募集企業と組成企業を分担している先ほど言いました。
実はこのことにより、真の分散投資が可能になります。
他のサービスの多くは募集企業と組成企業が同じグループ会社なんです。
この場合、ファンドで分散投資したとしても組成企業が倒産してしまったら多くのファンドでデフォルトが起こります。
一方、Funds(ファンズ)は組成企業が多くあるため、組成企業を分散させることが可能。
投資案件を選ぶ際はファンドはもちろんですが組成企業も考えて分散投資するようにしましょう。
メリット9:抽選申込がある
2019年の6月から新たに抽選申込枠を作りました。
これによりファンドの募集時間に申込ができな人でも抽選に当選することで投資を行えるようになります。
もちろん今まで通りの先着枠もありますよ。
今の所、先着と抽選の両方で申込ができるのは国内ではFunds(ファンズ)だけです。
メリット10:優待付きのファンドがある

Funds(ファンズ)では優待付きのファンドもあります。
上記のようにイートアンドのファンドでは大阪王将の支払いが10%オフになる優待券が付帯していました。
しかも期間中何回でも利用できるという太っ腹設定!!
投資しながら節約もできちゃいます。
Funds(ファンズ)の短所やデメリット
長所に続いて、Funds(ファンズ)の短所やデメリットも抑えておきましょう。
デメリット1:損失がでる可能性がある
Funds(ファンズ)はリスク低減させる様々な仕組みを採用しています。
しかし、それでもリスクがゼロではありません。
リターンとリスクは表裏いったいです。
ファンドの運用が上手くいかなかった場合は損失がでる場合もありますよ。
デメリット2:保証なし・担保なしの案件がある
ファンドの中には保証なし・担保なしの案件があります。
当然ですが、お金を貸す場合は保証と担保があった方が安全です。
ただ、Funds(ファンズ)は関係会社貸付スキームを構築しています。
よって、あまり保証と担保の有無については気にする必要はありません。
保証付きの案件もありますので、心配な人はそちらを選択しましょう。
保証なし、担保なしでも何故大丈夫なのかを詳しく知りたい人は下記記事を合わせてご覧ください。
デメリット3:人気すぎて思うように投資ができない
Funds(ファンズ)はとにかく人気です。
その影響もあり、なかなか思うように投資ができない状況が続いています。
案件がリリースされても10秒ほどで売り切れになってしまうんです。
今後ファンド数が増えれば解消されると思いますが、一応頭にいれておきましょう。
ちなみに早く投資したい方は解決方法を下記記事でまとめています。
よかったらこちらも一読してください。
企業がFunds(ファンズ)を利用する理由
ビジネスが分かっている方だと、Funds(ファンズ)を利用して資金調達する理由がわからないと思います。
銀行から融資を受ければもっと低い利回りで借りられるからです。
しかし、Funds(ファンズ)を使うことで得られるメリットがあります。
それは自社のアピールができるということ。
藤田社長もツイッターでこのようにつぶやいていました。
ご質問ありがとうございます!銀行から借りれないわけではなく、あえてFundsで調達することで個人投資家との接点をつくる狙いがあります。つまり広告宣伝の一環ですね
— 藤田雄一郎 (@YYYFFF) 2019年3月20日
つまり、Funds(ファンズ)を利用することで企業はFunds(ファンズ)を利用する個人投資家に直接アピールすることができます。
もしかしたら自社のお客になってくれるかもしれません。
企業がFunds(ファンズ)を利用する理由はここにあります。
Funds(ファンズ)を運営するクラウドポートにインタビュー

クラウドポートの社長である藤田氏にインタビューさせていただきました。
サービスの特徴からFunds(ファンズ)に込めた思いまで、根掘り葉掘り聞いちゃいました。
興味がある方は一読してください。
Funds(ファンズ)でおすすめの投資方法
先ほども少し言いましたが、Funds(ファンズ)で投資する時は分散投資を心がけましょう。
もし予算が1万円だったら1つのファンドに1万円ではなく、5,000円ずつ二つのファンドに投資するといった形。
もちろん、5つのファンドに2,000円ずつ投資するなど細かく分散する方がリスクは低減されます。
「卵は一つの籠に盛るな」という格言もあるくらいですから、分散投資は資産運用の基本ですよ。
Funds(ファンズ)のまとめ
では最後にFunds(ファンズ)をまとめます。
- 日本初にしてオンリーワンの貸付投資
- 利回りは1.5%~6%
- 独自スキームでリスクを低減
- 損失をだす恐れがある
- 1円から1円単位で投資が可能
- ファンド組成企業の信頼性が高い
- 株価変動リスクがない
- 人気過ぎて投資しにくい
- アドバイザーが豪華
- 真の分散投資ができる
- 優待付きのファンドがある
1円から投資ができ、株価変動リスクがないのが大きな特徴です。
投資初心者でも気軽にチャレンジできますよ。
また、独自のスキームでリスクを低減させているのは”見事”としかいいようがありません。
現在は人気過ぎてなかなか投資できない状況が続いていますが、今後ファンドが充実すれば問題は解消されるはずです。
改善を期待しましょう。
興味がでた方は投資を検討してみてくださいね。
個人的にいま一押しの資産運用ですよ!!