IPO投資といえば初値売りが基本ですが、セカンダリー投資も忘れてはいけません。
初値天井が基本のIPOの中でも、時に出世する銘柄がでてくるんです。
そこで今回は2023年のIPOで最もセカンダリーが伸びた銘柄をランキング形式で紹介していきます。
これを初値で購入した人はなかなかのセンスですよ。
5位:KOKUSAI ELECTRIC
公募価格 | 1,840円 |
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初値 | 2,116円 |
現在 | 3,290円 |
ギリギリ5位にランクインしたのはKOKUSAI ELECTRICです。
いきなり意外な銘柄がきましたね。
初値も堅調な結果を残しましたが、初値で購入したとしても11万円以上のプラスになっています。
IPO時はあまり人気がなくスルーした人も多かった銘柄ですが、まさかここまで優良IPOだったとは。
自分もスルーしてしまったので、全く見る目がありませんでした。
公募で大量ゲットした人、初値買いした人はセンスの塊ですね。
4位:GENDA
公募価格 | 1,770円 |
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初値 | 1,637円 |
現在 | 3,145円 |
4位にランクインしたのはゲーセンを中心としたエンターテイメント事業を手がけるGENDAです。
モデルもやっている社長を全面的に押し出した目論見書が話題になったので、覚えている人も多いでしょう。
初値は公募割れという残念な結果でしたが、現在の株価は3,000円を超えています。
初値で購入したら15万円以上のプラスです。
公募で取得するよりも初値で購入した人の方が利益を得られたタイプの銘柄ですね。
3位:南海化学
公募価格 | 1,740円 |
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初値 | 2,533円 |
現在 | 4,605円 |
表彰台にギリギリ上がったのは南海化学です。
上場したタイミングは地合いが良かったこともあり、初値は予想以上に高くなりました。
しかし、そこが天井ではなく、さらに上値を追ったようです。
5,570円まで伸び、優秀の一言でしょう。
実はこの南海化学はIPOで当選して初値で売却しているんですよね。
そのまま保有していれば20万円以上の利益を上乗せだっただけに少し残念ではありますが、まぁ自分は初値売りが基本ですからしょうがないです。
このままスタンスを変えずにいきたいと思います。
2位:Arent
公募価格 | 1,440円 |
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初値 | 1,802円 |
現在 | 4,150円 |
惜しくも1位を逃したのは建設・プラント向けのDXコンサルを手がけているArentです。
初値売りでは36,000円ほどの利益でしたが、初値で購入した人は23万円ほどの含み益となっています。
個人的に今回紹介した5つの中では最も意外な銘柄で、これは予想ができませんでした。
上場してからのチャートを見ると、一時7,500円にタッチしていたようです。
ここで売却できた人は57万円ほどの利益。
これはなかなかの出世株でしたね。
1位:ジェイ・イー・ティー
公募価格 | 4,630円 |
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初値 | 4,420円 |
現在 | 10,680円 |
めでたく1位に輝いたのはJETでした。
承認時は人気がなく、ハイリスクハイリターンのネガサ株だったことで、敬遠した人も多かったと思います。
実際、初値は公募割れでしたからね。
しかし、そこから逆襲が始まります。
11月中旬から目を覚まし、そこから右肩上がりで伸びています。
とうとう大台の10,000円を突破!!
初値で購入した人は60万円以上の含み益となっています。
これも流石に予想できませんでした。
まとめ
では、最後にまとめます。
- JET
- Arent
- 南海化学
- GENDA
- KOKUSAI ELECTRIC
あまり大きな声では言えませんが、正直どの銘柄も承認時には人気がなかった銘柄ばかりです。
公募割れだった銘柄もありますからね。
これはIPOあるあるなんですが、ピカピカした事業内容の小型グロースは初値天井になりやすく、地味で公募割れした銘柄の方がその後に再評価されやすい傾向があります。
特に2023年は黒字化している企業の方が評価されやすかったので、例年以上に地味系企業にスポットライトが当たりやすかったのかもしれませんね。
個人的に2024年も似たような傾向になるんじゃないかなと感じています。
あまり参考にならなかったかもしれませんが、知っていれば意外なところで役にたつこともありますので、頭の片隅にでも入れておいていただけますと幸いです。
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