どうも、メカニックです。
株式投資型クラウドファンディングの市場が広がっていますが、ついに期待していたサービスの投資家登録が始まりました。
その名は…
イークラウド!!
今回は専門家の自分がイークラウドの特徴からメリット・デメリットを徹底解説していきます。
またこの記事の動画VerをYouTubeで公開中。
こちらのご視聴、チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
イークラウドはこんなサービス
時間がない人向けにイークラウドはざっとまとめます。
- 小額からエンジェル投資ができる
- 運営はベンチャー投資に詳しいプロ
- 大和証券との連携も期待できる
- 出資先がイグジットすれば大きなリターンを得られる可能性が高い
- 出資先が倒産した場合は元本が0になる可能性も
- エンジェル税制で節税ができる可能性がある
- IPOした企業、倒産した企業はゼロ
- 2.69倍のリターンを出した!!
- 最大出資額は1案件50万円
- 特定投資家になると50万円以上の投資が可能
イークラウドは株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。
関連会社であるXTech Venturesは有名なベンチャーキャピタルで、いわゆるプロの投資家。
実績ある著名なベンチャーキャピタルをグループ会社に持つ株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームは国内初です。
イークラウドではそんなプロが認めたベンチャー企業に約10万円からエンジェル投資ができます。
基本は1案件に最高50万円までしか投資できませんが、特定投資家になることで50万円を超える投資が可能です。
出資した企業がIPOやM&Aをすれば出資額の数倍~10数倍など、大きな利益を得られる可能性が高いです。
一方、倒産してしまった場合は元本がゼロに可能性もあり、金銭面をメインに考えるとハイリスク・ハイリターンな投資法になります。
また、エンジェル税制が適用される企業ならば節税をすることも可能です。
さらに大和証券グループと連携して事業運営しているため信用度も申し分ありません。
現在までの実績は倒産案件ゼロ、1社イグジットしています。
株式会社Next Paradigmが大手企業にM&Aされ、投資家は9ヶ月で2.69倍のリターンとなりました。
国内の株式投資型クラウドファンディングでは最大のリターンとなります。
また2024年8月31日までは夏のエンジェル投資応援キャンペーンを実施中。
会員登録で1,000円分のAmazonギフト券がもらえます。
是非この機会をお見逃しなくっ!!
管理人の投資実績
自分がイークラウドで出資した案件は下記の通りです。
- 地元カンパニー → 10万円
- ラズホールディングス → 12万円
第一号案件の地元カンパニーに10万円出資。
そして、モンゴルレザー製品を販売しているラズホールディングスに12万円出資しました。
まだスタートしてまもないことからイグジット実績などはありません。
今後投資先を増やしていきたいと思っています。
イークラウドの仕組み
イークラウドにおける投資スキームは上記の通りです。
まず、投資家はイークラウドに口座開設を行います。
その後、イークラウドが厳選した企業の中から気に入った企業に投資。
株式が発行され、割当を受けると正式にベンチャー企業の株主になります。
投資後はイークラウドを通して企業の事業進捗やニュースなどの情報提供を受けることが可能です。
出資した企業がIPOまたはM&Aなどイグジットをすれば投資家は利益を得ることができます。
万が一、メルカリのようなユニコーン企業になったら出資額の数十倍のリターンも夢ではありませんよ。
これがイークラウドにおける投資の一連の流れです。
出資した企業がイグジットしても確実にプラスリターンになるとは限りません。
かなり稀ではありますが場合によっては損失がでる可能性もあることは頭にいれておきましょう。
【比較】未上場株と上場株の違い
イークラウドはベンチャー企業、いわゆる未上場株への投資となります。
上場株への投資とは大きく違いますので注意してください。
比較1:流動性が低い
上場株は市場を通すことで市場がオープンならば基本的にいつでも売買することができます。
利益確定や損切りなども自由です。
つまり、上場株は流動性が高い金融商品といえます。
一方、未上場株は出資後は基本的に売ることができません。
売却できるのはイグジットした時のみと考えてください。
比較2:配当は基本的になし
未上場企業は経営が不安定な上に赤字が基本です。
よって配当はないことがほとんど。
エンジェル投資はインカムゲインではなく、イグジット後のキャピタルゲインがメインになります。
比較3:株主優待が貰える場合がある
株主優待はベンチャー企業でも設定している企業がありますが、上場企業のような豪華なものではありません。
自社商品の割引券などが多いです。
ただ、株主優待を出すことで経営を圧迫する場合があるため、株主優待を目的で出資することは個人的にオススメしません。
ちなみに自分はすでにベンチャー企業に20社以上出資していますが、ある企業から下記のような割引券をいただきました。
株主優待を設定している企業は下記記事で確認することができますでの気になる方は一読してみてください。
イークラウドに口座開設できる条件
イークラウドでは誰でも口座開設できるわけではありません。
下記の条件を満たす必要があります。
- リスクの大きな金融商品への投資経験がない方
- 金融資産が300万円未満の方
- 満20歳未満の方及び満75歳以上の方
- 投資資金の性格が余裕資金ではない方
- 投資の目的が利子・配当等の安定運用の方
- ご本人様以外でお申込みをされる方
- 暴力団員、暴力団関係者あるいは総会屋等の反社会的勢力に該当する方
- 主たる居住地国が日本以外の方
- 外国口座税務コンプライアンス法(FATCA)の適用される米国の納税義務者
- 既に当サイトに投資者登録をされている方(重複登録はできません)
- 成年後見人制度に係る家庭裁判所の審判を受けた方等
- 外国政府等において重要な公的地位にある者(PEPs)に該当される方
- 法人(現在、法人の投資者登録は受け付けておりません)
特に注意すべきは金融資産です。
300万円以上の資産がなければ口座開設ができません。
非上場ベンチャーに投資できるサービス「イークラウド」の審査、速攻で落とされたwww。
まあ「資産額がお話しにならない」って事なのだろう。貧乏人は地道に100円投資信託の積立てでもして行きます。https://t.co/sqeUmHJtxU
— MOTO-HAL Japan (@advernya) August 10, 2020
実際に審査に落とされた方もいらっしゃいます。
そして、リスクの高い商品ですので安定投資を求める方も適しているとはいえません。
上場株とは違い、配当などは基本的にありませんので勘違いしないようにしましょう。
また口座開設はオンラインで完結するためすぐに投資が可能です。
現在はコロナウイルスの影響のため、郵送での口座開設を一旦中止しています。オンラインで口座開設をしましょう。
イークラウドの実績
イークラウドで資金調達を行った企業をまとめます。
- 地元カンパニー
- FLATBOYS
- Game Server Services株式会社
- ラズホールディングス株式会社
- Red Yellow And Green 株式会社
- 株式会社Next Paradigm
- 株式会社はなまる手帳
- NUProtein株式会社
- 株式会社 e-NA Biotec
- 株式会社PIJIN
- ダイバースファーム株式会社
- ラウンズ株式会社
- LIFEHUB株式会社
- 由風BIOメディカル株式会社
- 株式会社C-INK
- 株式会社小笠原商店
- 株式会社FaroStar
- 株式会社UNIVRS
- 株式会社ニューロープ
- 株式会社MASSIVE SAPPORO
- 株式会社アドレス
- モノック株式会社
- 株式会社アグリゲート
- 業務改革クラウド株式会社
- 株式会社UDエスカレーター
- ヘリテッジ株式会社
現在は27社のみですが、どれも目標金額を達成し、クラウドファンディングを成功させています。
倒産案件はゼロです。
イグジット実績は5号案件の株式会社Next Paradigmが募集から9ヶ月でM&Aされ、投資家に2.69倍のリターンを提供しました。
詳しくは下記記事でまとめていますので気になる方はこちらを一読してください。
イークラウドのメリット
イークラウドのメリットをまとめました。
メリット1:グループ会社にVCが存在!! 目利きは業界トップクラス
イークラウドはグループ会社にXTech Venturesというベンチャーキャピタルが存在します。
しかもこのベンチャーキャピタルは実績は申し分なく、目利きの評価も高いです。
手嶋さんという方が属しているんですが初期のメルカリに投資した莫大なリターンを得たことで有名です。
当然、イークラウドのメンバーもベンチャーキャピタル出身やベンチャー企業活躍してきたメンバーがずらり。
個人的には業界トップクラスだと思います。
一部のエンジェル投資家や企業にしか投資できなかった案件に個人で出資できるかもしれません!!
メリット2:大和証券との連携が期待できる
さらにイークラウドは大和証券とも事業運営で連携しています。
これにより信用度は高いですし、もし出資先がIPOとなった場合、手助けしてくれる可能性が高いです。
主幹事として上場までサポートしてくれるケースも期待できます。
メリット3:株主優待が貰える場合がある
全ての案件ではありませんがイークラウドで資金調達を行う企業の中には株主優待を設定している企業も存在します。
自分の出資先は自社の製品を20%オフで購入できる優待券を発行してくれました。
出資企業の売上にも貢献できたので一石二鳥です。
メリット4:エンジェル税制が適用される企業がある
イークラウドは2020年の8月にエンジェル税制の認定事業者となりました。
これにより株式投資型クラウドファンディング事業者が都道府県に代わってエンジェル税制の対象企業であることを確認することが可能です。
エンジェル税制が適用される企業に出資すれば税金面での優遇を受けることができます。
第一号案件の地元カンパニーでいきなりエンジェル税制が適用されたので、今後も続々とでてくるはずです。
エンジェル税制はAとBの2種類があり、Aの方が適用範囲が大きいです。
詳しく知りたい人は上記記事を確認してみてください。
メリット5:特定投資家になれば50万円を超えた投資が可能に
特定投資家になれば1社あたり50万円を超えた投資が可能になります。
特定投資家はプロ投資家と呼ばれ、特定投資家になるには一定の投資経験や資金が必要です。
イークラウドのマイページから行えるので興味のある方は申請してみてください。
イークラウドのデメリット
イークラウドのデメリットもまとめました。
デメリット1:元本がゼロになる場合もある
デメリットは出資先が倒産やゾンビ企業となって株式の売却ができなくなった場合です。
こうなると換金ができず、倒産した場合は元本がゼロになるケースもあります。
デメリット2:株式に流動性がない
未上場株は流動性がなく、途中で他人に売却することができません。
上場株とはわけがちがうので注意してください。
デメリット3:株主間契約の悪用
また、イークラウドでは株主間契約を投資家とベンチャー企業との間で締結します。
ひとつ気になるとすれば「株主間契約」。
経営者が売却請求権を株主に請求できるみたいだけど、悪用されないように設計されているのだろうか。
例えば次の調達ラウンドでVCから「ECF投資家を切ったら出資してあげるよ」なんて条件が出された場合に使われたらこちら側としたらたまったもんじゃない。— メカ@株式型クラファン専門家 (@ipomechanic) June 17, 2020
要請があった場合は株主は株式を売却する必要があり、これが悪用されないか少し不安な面もあります。
ただ、株主間契約を交わす事で企業は決定を早くできるなどメリットも多数。
一部の投資家が原因でイグジットできないというケースも回避できます。
デメリット4:法人口座を開設できない
イークラウドでは法人口座が開設できません。
開設できるのは個人口座のみです。
現状、株式投資型クラウドファンディングで法人口座を開設できるのはファンディーノしかありません。
法人で出資したいという人はファンディーノに口座開設しましょう。
イークラウドでの投資方法
イークラウドでの投資方法をまとめました。
- 投資家登録
- 案件を選択
- 投資コースを選択
- 入金
この4ステップです。
先ほども行ったように投資家登録はオンラインで1日、2日ほどで終了します。
そのあとに案件と投資コースを選択したあとで、入金をして出資完了です。
申込期間が終了するか、上限金額に達した時点で案件の成立が確定して、株主になることができます。
また入金する際の振込手数料は投資家負担ですので、注意しましょう。
入金期限も2日以内とかなり短い期間です。
投資方法は下記の記事内で画像付きで紹介しています。
グループ会社との相反はないのか??
グループ会社にベンチャーキャピタルがいるということで相反が気になる人もいると思います。
ストレートに言えば「ベンチャーキャピタルのおこぼれがイークラウドにくるんではないか??」というところです。
実際にイークラウドに確認ができていませんが、個人的にこの問題はクリアできていると思います。
というのもベンチャーキャピタルには投資対象のステージが存在します。
クロステックの場合はシード~アーリーステージでおおよそワンショット1億円ぐらい。
つまりこのステージでなければ魅力的な企業でも見送るということです。
なのであくまで個人的な見解になるのですが、「投資したいけどステージがあわない」という企業がイークラウドに流れて来るんではないかと予想しています。
その後、スケールしたらクロステック側からも出資するなどあるかもしれません。
この辺りのバランスはいくらでもとれるような気がしています。
イークラウドにおける評判や口コミ
イークラウドにおける評判をまとめました。
ネット上ではこんな口コミがありましたよ。
新たな株式投資型のクラウドファンディングサービス、イークラウドがスタート✨
この領域は他社もありますが、運営の親会社が著名なVCというのもあって、このサービスは勝手に期待しております。
ぷくろーも早速投資家登録してみましたhttps://t.co/uI1S2m8U9V pic.twitter.com/fqP52ccQmQ
— ぷくろー@副業×資産運用でFIRE (@pukuro7) June 17, 2020
シードはイークラウド、Pre-A以降はXTech、イグジットは大和証券という美しい座組。
エンジェル投資したいけどソーシングできない人に良さそうだし、事業者側もイグジットまで一気通貫できて良さそう。先行してるファンディーノがどうするかだなぁ。https://t.co/ArcrqUxYrk
— うめもと (@umechaso0520) June 17, 2020
株式投資型クラウドファンディング「イークラウド」が先行登録開始 https://t.co/PVSKCUxH6E @PRTIMES_JPより
今まで資金調達の形がアップグレードしますね!
非上場のベンチャー企業に投資を行えるようになる。
こうやって投資家さんが増え、いいサービスがどんどん立ち上がっていくと嬉しいですね!— 杉山颯乙 / 美容師起業家 (@hayatovo24karat) June 17, 2020
初めてのエンジェル投資として、イークラウドで地元カンパニーに投資。ファンディーノの案件よりこちらの方が直感的に応援したくなる内容でした。
— ゾウさん@地方公務員 (@zawsan_n) August 25, 2020
先日自分が投稿した記事に対する反論記事ですw
さすがはVCの大先輩!と言った感じで、自分の懸念点はかなり払拭できました!
「VCが感じる株式投資型クラウドファンディング(ECF)の課題点」をイークラウドでは完全に払拭できた話|波多江 直彦 @nhatae #note https://t.co/oEBEIVKl5e
— 石井 貴基 / Takaki Ishii (@takaki_ishii) July 15, 2020
この事業を検討したときのボトルネックが株主間契約問題でした。株式型CFの調達フェーズでは、その後も調達が必要になる企業が多い。そこで次の選択肢としてVCが消えるのは厳しい。イークラウドさんは創業チームがVC出身で、調達後の出口まで明確にイメージされているので、安心感があります。 https://t.co/Bwd9jPPjXa
— 大和田要@デジタルマーケティング×新規事業 (@kya7mail) August 12, 2020
グループ会社にVCがいるとのことで案件の目利きに対する期待値が高かったです。
またイークラウドは大和証券の子会社が出資をしています。
信頼面、イグジット時の助け(主幹事)になる可能性も高いです。
イークラウドの波多江代表にインタビュー
イークラウドの波多江代表にインタビューする機会をいただけました。
特徴である株主間契約や今後の展望。
セカンダリーマーケットへの考えなど、根掘り葉掘り聞くことができました。
さらに理解が深められると思いますので是非一読してください。
イークラウドのまとめ
最後にイークラウドをまとめます。
時間がない人向けにイークラウドはざっとまとめます。
- 小額からエンジェル投資ができる
- 運営はベンチャー投資に詳しいプロ
- 大和証券との連携も期待できる
- 出資先がイグジットすれば大きなリターンを得られる可能性が高い
- 出資先が倒産した場合は元本が0になる可能性も
- エンジェル税制で節税ができる可能性がある
- 9ヶ月で2.69倍のリターンを出した
- 最大出資額は1案件50万円
- 特定投資家になると50万円以上の投資が可能
個人的には国内の株式投資型クラウドファンディングの中で最も案件を厳しくチェックしている印象を受けます。
運営陣の目利きはトップクラスですし大和証券と連携しているところは他のサービスにはない最大の魅力です。
その証拠にまだ取り扱い数が少ないにもかかわらず、1社2.69倍のリターンを投資家に提供しました。
この先も魅力的な案件を出してくれるんじゃないかとワクワクしています。 笑
IPOを目指すベンチャー企業に投資したい人は是非口座開設してみてください。
キャンペーンも実施中ですので最高のタイミングですよ。
ラウンド募集してますが、資金集まり悪いですね?
メカさん投資しましたか?
目標にはまだ達してませんね。
自分は検討中です!!
かなり人気案件と思われましたが、何でこんなに集まり悪いんですかね?
なんでですかね。
ただ、期間はまだあるので目標金額には到達しそうですね。
ラウンドもう少しで目標達成。
株式会社AoyamaLabもいいですね。
イークラウドの連勝記録はまだ続きそうですね!!
イークラウドからLIFEHUB株式会社開示されましたね。知ってますか?おもしろそうなので投資したいです。
後、モノオク駄目ですね。(T_T)
知りませんでしたが、面白い企業ですね!!
ヒジョウジョウパートナーズのトリラネットはまだ何も発表ないですね。もう9月なのに
ゆっくり待ちましょう!!
イークラウドのLIFEHUB投資しましたか?
目標金額と上限金額の差が狭いですね。
すぐに埋まると思いましたが大丈夫ですかね?
後、ファンディーノの奇兵隊が気になりませんか?
投資してませんが悩み中です。奇兵隊はパスする予定です。
株式型クラウドファンディングで色々ありますが、メカさん的にランキング付けたら順位はどんな感じになりますか?理由も教えてください。何でファンディーノは案件持って来れるんですかね?でもまだ東証に上場していない。エンジェル投資はこれから発展しますか?
株式投資型クラウドファンディングの市場規模は今後も伸びると考えています。
正直、プラットフォームのランキングはつけれません。
というのも、まだイグジットした企業が少数しかでてませんしグロース以上に上場した銘柄はありませんので。
結果がでてきたら自ずとどのプラットフォームの目利きがよかったのか明らかになると思います。
このままだとイークラウドのLIFEHUB連勝止まりそうですね?目標いかない場合は延長ありそう。
延長もありそうですね!!
イークラウドのドローン案件いいてすね?
自分も少し気になっています!!