新しい不動産投資型クラウドファンディングがスタートしました。
その名はFANTAS funding。
読み方はファンタスファンディングです。
今回はこのFANTAS fundingで実際に投資をしてみてわかったメリット・デメリットを徹底解説していきます。
評判や口コミが気になる人は是非参考にしてくださいね。
結論:FANTAS fundingは投資吟味あり
先に結論をいうとFANTAS funding(ファンタスファンディング)は投資吟味ありです!!
- 1万円から不動産投資ができる
- 投資家は優先出資
- 投資しながら社会貢献ができる
- 元本割れは一件もなし
- 人気すぎてうまく投資ができない
1万円から手軽に不動産投資ができます。
また、優先劣後方式を採用しており投資家は優先出資。
不動産を売却した時の下落損が20%以下ならば投資家の元本は守られますよ。
さらにFANTAS funding(ファンタスファンディング)では空き家を対象としたファンドがあるため、社会貢献しながら投資ができます。
今は空き家が問題になっているので、投資をしながら社会貢献できるのは大きなメリットでしょう。
FANTAS fundingは儲かるの??管理人の運用実績
みなさんが一番知りたいのは「儲かるのか??」だと思いますので、まずはどのくらい利益がでるのかを紹介します。
自分は2018年の11月にFANTAS fundingに早速投資してみました。
今回投資したのは下記の2案件です。
両方とも中古不動産流通のFANTAS checkの案件です。
どちらも利回りは8.0%で、運用期間は121日。
つまり約4ヶ月です。
10万円ずつ合計20万円投資しましたよ。
FANTAS fundingでは分配が元本償還時となりますので、基本的に運用途中での分配はありません。
ちなみに貰える分配金は下記のように計算ができます。
200,000円x8%x121/365=5,304円
121/365は1年が365日なので日割り分です。
つまり、分配予定日の2019年4月に元本とあわせて5,304円の分配金が貰えるということですね。
運用が順調にいけば利益を出すことは十分可能です。
ファンタスファンディングに投資してからの運用実績
FANTAS funding(ファンタスファンディング)で投資をしてからの運用実績は下記の通りです。
2020年11月までにもらった分配金は下記の通り。
現在は10万円を出資しています。
2019年 | 4,222円 |
---|---|
2020年1月 | 0円 |
2020年2月 | 0円 |
2020年3月 | 532円 |
2020年4月 | 0円 |
2020年5月 | 3,748円 |
2020年6月 | 0円 |
2020年7月 | 0円 |
2020年8月 | 351円 |
2020年9月 | 3,192円 |
2020年10月 | 0円 |
2020年11月 | 0円 |
合計利益:12,045円(税引後)
FANTAS funding(ファンタスファンディング)は毎月分配ではないので配当がもらえない月もあります。
ファンドの運用が終了した時に元本と一緒にどかっと分配金が受け取れます。
現在は出資したファンド、全て順調に運用さています。
さらに出資金額を増やす予定でいますよ。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)とは??
FANTAS funding(ファンタスファンディング)はFANTAS technology株式会社(ファンタステクノロジー)が運営する不動産投資型クラウドファンディングです。
ネット上で不特定多数の投資家から資金を集め、不動産投資をするというサービスになります。
人気のサービスであるCREALやCOZUCHIと同様です。
FANTAS technology株式会社は中古ワンルームマンション買取サービスの”FANTAS check”やFANTAS Naviやマネカツセミナー、infyなどのメディア事業を運営。
創業は2010年2月22日で、非上場の会社です。
2018年9月に現在の社名に変更し、以前は株式会社Fan‘sという社名でした。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)でかかる手数料は??
FANTAS funding(ファンタスファンディング)は口座開設費や維持費は一切かかりません。
投資にかかる費用も0円です。
また、契約書面を受領した日から起算して8日を経過するまでの間は、クーリングオフ制度により契約を解除することができますがこの解除による違約金や解約手数料等も発生しません。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評判は??
FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評判をネット上で調べてみました。
こんな口コミがありましたよ。
FANTAS fundingで投資家登録してみました!
でも、投資はしないかな。不動産会社は簡単に飛ぶから。水戸大家さんとか、わひことか。
分配も毎月じゃなくて一括分配だし…。
不動産投資型クラウドファンディング事業「FANTAS funding」サービス開始! https://t.co/l1Tmv8YiAI @PRTIMES_JPさんから
— ハードロックマン@サラリーマン投資家 (@hardrockman_i) 2018年10月31日
FANTAS fundingのサイト、なんかTATERU Fundingと似てる?…と思ったら、TATERUはクラウドファンディングのプラットホームOEMやってんだ。
ってことはFANTASコレだろうな~https://t.co/KPxHDxGyUS— ミックスベジタブル (@6NLe3wg9kIMNABD) 2018年10月31日
こんなのがもっと増えたらいいですね。
私もやってみよう!1口1万円から不動産投資ができるクラウドファンディング 「FANTAS funding」リリース、空き家への投資も促進 | TechCrunch Japan https://t.co/iaYkn9Dsna @jptechcrunchさんから
— 石野 勲 (@bspishino) 2018年10月31日
・Pocket funding、軍用地短期案件
・Fantas funding、PJ44
本日、上記2案件に出資。SL業界の利回り低下傾向を寂しく感じつつ、比較的安全性が高いと判断して出資を決めた。
— Cozy-Yoshi ソーシャルレンディングと不動産投資 (@miyamiya7755) November 15, 2019
スタート直後はTATERUの資料改ざん問題などもあり、警戒心を持っていた人が多くいました。
しかし最近は実績がついてきたこともあり、非常に評判が良いです。
募集を開始してもすぐに満額に達してしまうほどの人気ですよ。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)のメリット
FANTAS funding(ファンタスファンディング)のメリットについてまとめていきます。
メリット1: 1万円から投資ができる
FANTAS funding(ファンタスファンディング)では全案件1万円から投資ができます。
もちろん不動産投資型クラウドファンディングでは1万未満で投資できるサービスはありません。
気軽に不動産投資を始めることが可能です。
メリット2: 投資家は優先出資
FANTAS funding(ファンタスファンディング)では投資家が優先出資となります。
FANTAS technologyが劣後出資です。
全てのプロジェクトで全体の20%出資をします。
これによりもし売却損が発生したとしても20%までの下落ならFANTAS technologyが負担します。
投資家には一切影響がありません。
もちろん20%を越える損失が発生した場合は元本が毀損する可能性があります。
メリット3 : 投資しながら社会貢献ができる
FANTAS funding(ファンタスファンディング)で取り扱うファンドは空き家やワンルームマンションです。
空き家は年々増え続けていて、社会問題にまで発展しています。
FANTAS technologyではこの空き家を投資用不動産として再生してファンド化。
社会貢献しながら低リスクで投資することを可能にしました。
現在ある不動産投資型クラウドファンディングでは、空き家を対象としたファンドはありませんので、これはFANTAS funding(ファンタスファンディング)の大きな特徴の一つだと思います。
メリット4:権利を譲渡できる
もし投資している権利を他人に譲渡したくなった場合、FANTAS funding(ファンタスファンディング)の会員であれば譲渡することが可能です。
譲渡はマイページから手続きができます。
メリット5:サイトが見やすくなった
FANTAS funding(ファンタスファンディング)が一部、サイトの表示を変更。
これにより自分の投資状況が確認しやすくなっています。
現在出資している案件や過去に出資した案件、分配金の総額が一目でわかるようになりました。
メリット6:マネーフォワードMEと連携が可能
資産管理アプリのマネーフォワードと連携が可能です。
現在、マネーフォワードMEを利用している人はこちらでも投資金額などをチェックすることができます。
一元管理ができるためわざわざFANTAS funding(ファンタスファンディング)にログインする必要がなくなりますよ。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)のデメリット
続いてFANTAS funding(ファンタスファンディング)のデメリットを紹介します。
デメリット1:募集金額が少ない
FANTAS funding(ファンタスファンディング)は案件数は毎月1件から4件ほどと、定期的に募集していますが、金額が多いとはいえません。
どの案件も1,000万円前後となり、先着の場合はすぐに埋まってしまいます。
デメリット2 : 損失を出す可能性がある
さきほども投資家は優先出資者なので20%の下落までなら元本の毀損はありませんが、それ以上の下落が起きた場合は損失がでる可能性もあります。
投資ですから当然、リスクがありますよ。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)で投資するまでの手順
FANTAS funding(ファンタスファンディング)で投資するまでの手順をまとめました。
- 口座開設
- 案件と投資額を決める
- 投資を実行
- 入金
この4ステップとなります。
口座開設にかかった日数はだいたい5日ほどです。
上記のハガキが届けば、投資申込ができるようになりますよ。
その後、サイトを事前にチェックして案件と投資額を決めます。
人気案件はすぐに募集を締め切ってしまうので、申込が開始したらすぐに申込をしましょう。
無事に申込ができたら入金をして完了です。
あとは運用が開始され、満期まで問題が起こらなければ分配金が貰えます。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)で得た利益の税金は??
FANTAS funding(ファンタスファンディング)で得た利益は雑所得です。
20万円以下ならば確定申告が不要になる人もいますよ。
また、他の不動産投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどとも損益通算ができる可能性があります。
ただ税金は難しい部分が多いので出来るだけプロの方に頼むのがベストです。
ちなみに確定申告の時に必要な「匿名組合契約書等の利益の分配の支払調書」は毎年2月上旬ごろに郵送されます。
FANTAS funding(ファンタスファンディング)でよくある質問
まとめ
以上、FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評判やメリット・デメリットを紹介してきました。
最後にもう一度まとめます。
- 1万円から不動産投資ができる
- 投資家は優先出資
- 投資しながら社会貢献ができる
- 元本割れは一件もなし
- 人気すぎてうまく投資ができない
空き家をファンド化して投資できるのは他のサービスにはない大きな強みです。
また、投資家が優先出資となっているのもメリットといえるでしょう。
ただし、直近の不動産問題を見ているとやや不安な面もあります。
少し心配な方はある程度の実績がでてから投資するというのも一つの方法かもしれませんね。
自分は不動産投資型クラウドファンディングのスキームは好きなので、継続的に投資していくつもりです。