ついに、ベンチャー投資家の待ちわびたサービスがリリースです!!
ファンディーノがベンチャー株のセカンダリーマーケットを2021年12月に開始しました。
その名も「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」です!!
2020年からこの話題がありましたが、満を持してのスタートです。
と、いうことで今回はファンディーノが始めるセカンダリーマーケットについて詳しく解説していきます。
ファンディーノとは??
まず、何も予備知識がない方のためにファンディーノとは何かというところから紹介します。
すでに知っている人は飛ばしてください。
ファンディーノは日本初の株式投資型クラウドファンディングのプラットフォームです。
運営は株式会社日本クラウドキャピタルというベンチャー企業が運営しています。
10万円前後からIPO等を目指すベンチャー企業に出資ができ、中には株主優待を設けている企業もあります。
さらに、エンジェル税制が適用できる企業もあるんです。
これが適用されれば、税制の優遇措置を受けることができます。
最近はイグジットする企業も増えており、とうとう東京プロマーケットではありますが、IPOした企業もでてきました。
これから、さらにイグジット数が増えてくると思われます。
さらに詳しく知りたい人は、下記記事に自分の実績も合わせてまとめていますので、気になる方はご覧ください。
株主コミュニティとは??
ファンディーノが始めるセカンダリーマーケットは、株主コミュニティの制度を利用しています。
株主コミュニティは地域に根差した非上場の企業等の株式を売買したり、その株式の発行により資金を集める仕組みでです。
みらい證券や今村証券が有名で、大手証券ではみずほ証券や野村證券でも提供しています。
証券会社がコミュニティを組成して、取引できるのは参加した投資家のみ。
限定的な仕組みではありますが、チッソ株式会社は1,000人以上の投資家が参加しているコミュニティも存在します。
下記記事で詳しく紹介していますので、さらに知りたい人はこちらをどうぞ。
セカンダリーマーケットの概要
ファンディーノが新たに始めるベンチャー株のセカンダリーマーケットの名前は「FUNDINNO MARKET(ファンディーノマーケット)」です。
2021年の12月1日からプレオープンし、12月8日からのサービス開始しました。
これにより、今までファンディーノで出資した企業の株を売却でき、さらに出資を逃した企業の株式を購入できるようになります。
仕組み
売り手と買い手の注文をファンディーノがマッチングする仕組みです。
注文方法は指値のみで、成行注文には対応していません。
注文はメールの受付時間を優先し、その数量の全部または一部について、当該注文価格と当該注文価格とマッチング可能なものから順に注文を成立させます。
売買が約定した後は買い手は、約定日の翌営業日から起算して3営業日以内(当初支払期限)に、取引報告書記載の指定銀行口座へ支払いをする必要があります。
売り手には約定日から起算して12営業日目に約定代金から売買手数料を差し引いた額が振り込まれます。
手数料
まず、手数料ですが、ファンディーノマーケットに参加する利用料と売買手数料の2つが必要です。
- 会費 → 無料
- 購入手数料 → 購入金額の0%(税込)
- 売却手数料 → 売却金額の11%(税込)
取引の有無にかかわらず、最低でも月額1,100円が必要でしたが、2022年8月から無料となりました。
売買手数料は売買金額の5.5%です。
もし、10万円を売買したら5,500円の手数料がかかります。
取扱銘柄数
現在の取扱銘柄数は下記の8社です。
- 株式会社eumo
- 株式会社ePARA
- ダブル技研株式会社
- 株式会社ハーバルアイ
- 株式会社グッドラックスリー
- Innovation Farm株式会社
- 日本きくらげ株式会社
- クェスタ株式会社
- ファイナンシャルテクノロジー株式会社
- ひろのぶと株式会社
現時点では全て現物のみで、新株予約権を売買できる銘柄はありません。
今後の拡充に期待しましょう。
kurakatsuならセカンダリーマーケットの売買にも対応
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セカンダリーマーケットが始動すれば、出資先のイグジット機会が間違いなく増えます。
そうなると売買損益の計算が面倒になる事はまちがいありません!!
そんな時に役立つのが、未上場株のポートフォリオアプリ「kurakatsu(クラカツ)」です。
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まとめ
とうとう、期待していたファンディーノのセカンダリーマーケットがスタートしました。
始めは4社のみという事で、残念ながら参加できるのは一部投資家のみですが、株式投資型クラウドファンディングの業界にとっては大きな一歩。
ネクストステージに突入です!!
今後、組成される企業は間違いなく増えてくるはずなので、そうなればECFのデメリットである流動性の低さが、一気に改善されます。
それと比例して、出資もこれまで以上に気軽にできそうです。
もしかしたら、人気化した案件がセカンダリーマーケットですぐにプレミアムがつくような時代がくるかもしれませんね。
IPO投資のようになったらめちゃくちゃ盛り上がりそうです。
メカさんはもう利用されましたか?
まだ利用した事ないです!!