いや~、まさかコロナがここまで大きな影響を与えるとは全く思っていませんでした。
上場中止はもちろんのこと、上場をしても公募割れの雨あられ。
ここまで公募割れが続いているのは自分がIPO投資を始めてから記憶にありません。
2018年の12月も地合いが悪くなって公募割れがありましたがそれが可愛く感じるほど。
そこでちょっとおさらいの意味も込めてこの記事を書いている現時点までのIPO結果をまとめ、もし全てのIPOに当選していたらどんな成績になっているのか計算してみました。
始めにいってしまうと、それはもう悲しい結果になっております、。。
2020年3月現在のIPO結果
まずは上場したIPOとその結果をまとめてみましたよ。
ジモティー | 13.0万円 |
---|---|
コーユーレンティア | 6.2万円 |
AHCグループ | 13.5万円 |
カーブスHD | -0.8万円 |
kids smile HD | 4.72万円 |
ウイルテック | 0万円 |
きずなHD | -1.0万円 |
フォーラムエンジニアリング | -2.8万円 |
ビザスク | -1.9万円 |
コンピューターマネジメント | 16.1万円 |
リグア | -0.4万円 |
フォースタートアップス | -1.42万円 |
木村工機 | -3.5万円 |
ミクリード | -0.7万円 |
ミアヘルサ | -5.82万円 |
リビングプラットフォーム | -3.5万円 |
ドラフト | -3.59万円 |
関通 | 5.42万円 |
日本インシュレーション | -0.71万円 |
ゼネテック | -0.8万円 |
リバーHD | -2.4万円 |
ヴィス | -0.66万円 |
アディッシュ | 8.71万円 |
CSC | 47.1万円 |
ジャパン・インフラファンド | 0.6万円 |
こんな感じになっています。
ざっと見ていただければわかると思いますがマイナス表示がとにかく多いですよね。
現時点での成績を計算してみると…
9勝15敗1分
がっつり負け越しています。
しかも途中は10連敗くらいしているようで、A級IPOとして見られていてフォースタートアップス、ゼネテックなども公募割れ。
目も向けられないとはこのことかもしれません。
あと、上場前から不人気のIPOは引受価格を大きくわりこんだ結果になっています。
フォーラムエンジニアリングや、ドラフト、ミアヘルサ、リバーホールディングスなどは騰落率で表すと-20%以上です。
流石に2018年で一世を風靡(?)したポートは-30%越えというということで、こちらには適いませんが、それに次ぐクラスの暴落がガンガン出ています。
もう、恐ろしいとしかいえません。
全部に当選していたらどのくらいの利益になっているの??
全部当選するのは不可能ではありますが、少し気になったので上記で紹介したIPOに全て当選して初値で売却していたらどのくらいの利益になっていたか計算してみましたよ。
合計してみたところ…
75万9,100円でした!!
あれ!? 意外と悪くない 笑
でも、でもですね。
この半分以上はS級のサイバーセキュリティクラウドが出した利益なんですよ。
もしこれがなかったらたった28.8万円。
参考までに2019年の結果を計算してみたら同じ時期までで余裕で300万円を超えてました。
1/10以下です。
IPOが多い3月含めてこの結果は本当に壊滅状態といっていいのかもしれませんね。
コロナウイルスマジで恐ろしい。。
今後のIPOはどうなるのか??
4月もすでにIPOが新規承認されていますが、おそらく地合いは変わらないと思います。
3月同様に公募割れするIPOが多く、中には上場を中止する企業もでてくるかもしれません。
個人的にはコロナの影響が出てくるのはこれからで今はまだ序の口じゃないのかなという感じがしています。
ここからいろんな企業の決算が出てきますが、きっとそこで現実を目にするのかと。
そしてIPO投資家としては回復する時期も気になると思いますが、流石にコロナウイルスの治療薬やワクチンが出揃ってこの混乱が収束しないと厳しいです。
まだしばらくはハイリスク・ローリターンという普段とは逆の展開が続くような気がしています。
また、おそらく5月以降の新規承認は一気に少なくなるはずです。
こんな状態の中で上場しても企業も投資家も旨味は全くありませんからね。
今年中に上場を予定していた企業もオリンピック同様に1年程度延期したところが多いと思います。
まとめ
ということで、今回は現在のIPO状況をまとめて内容にしてみましたが、再確認してみるとまぁ酷いですね。。
ここまで公募割れが続いている状況は見たことがないです。
ちなみに自分は現在、幸か不幸かMacbee Planetがネオモバで当選した1株のみ。
ほとんど影響はありません。
でも中にはIPOで10万円以上の損失を出している人がいるかもしれませんので、本当に笑えない状況だと思います。
気持ち的にはできるだけ早くIPO市場に活況が戻ってきてほしいところですが、先ほどもいったようにしばらくは盛り上がらないでしょうね。
とはいえ、絶対にいつかは復活します!!
ここは我慢して、地合いが戻ってきたときにフル参戦できるように気持ちを整えておきましょう。
また、今はIPO投資の効率が悪いので自分は他の投資にシフトしています。
先日も1円から投資できるFunds(ファンズ)に60万円ほどを投資!!
気づいたら総投資額が160万円を超えていました 笑
投資後は株式のように値動きがありませんので、コロナで心を乱されることはありません。
しかも、投資先は全て上場企業ですので「絶対に大丈夫」とは言えないもののかなり安心して投資ができます。
たった1円から投資ができるので、こんな時は気分転換に他の投資を体験してみるのもいいと思いますよ。
コロナショック時におけるおすすめの投資方法は下記でまとめてありますので興味ありましたら是非一読してみてくださいませ。
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
下記リンクからの口座開設で2,000円相当のアマゾンギフト券をプレゼント!!
ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。