
どうも、メカです。
近鉄グループホールディングス株式会社が133回目の社債を新たに発行することになりました。
そこで今回は「近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債」について紹介したいと思います。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債とは??

近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債は東証プライムに上場している近鉄グループホールディングス株式会社が発行する個人投資家向けの社債です。
正式名称は近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債(近畿日本鉄道株式会社保証付および社債間限定同順位特約付)といいます。
担保は設定されていませんが、近畿日本鉄道株式会社が本社債について負担する元金、利息の支払いにかかわる債務につき連帯保証人となっています。
今回の近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債は発行総額が250億円です。
社債の中では比較的小型の部類に入ります。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の購入方法

まずは近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
販売証券会社は下記の通りです。
主幹事は野村證券が担当し、大手証券と中堅証券メインの構成です。
ただ社債はネットから申し込みできる証券会社が限られており、社債の種類によって申し込みできるかどうかも変わってきます。
現在チェックしたところSMBC日興証券、SBI証券、東海東京証券、みずほ証券はネットからの申し込みが可能でした。
大和証券は電話での申し込みです。
証券会社に入金
口座を保有していない人はまず開設してください。
すでに保有している人は先に入金を行いましょう。
申込期間になると購入が可能です。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債は最低100万円から、100万円単位での購入となります。
過去に募集した他社の社債における最低購入金額を見てみると…
- ソフトバンク社債 → 100万円
- ZHD社債 → 10万円
- 楽天モバイル債 → 50万円
- カゴメデジタル特典付き社債 → 10万円
- 光通信社債 → 100万円
- GMOクリック債 → 10万円
- JERA社債 → 100万円
- 三菱HCキャピタル → 100万円
- みずほフィナンシャルグループ → 100万円
- 西日本社債 → 10万円
- SBIホールディングス → 10万円
- 三井住友FG → 100万円
見ていただければわかると思いますが100万円は最も高額な価格帯です。
10万円から申し込める社債もあるので、こちらと比較すると10倍も変わってきます。
どちらかというと上級者向けになるので理解しておきましょう。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債に申込
入金が完了したら近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債に申し込みしてください。
申込期間は下記の通りです。
2025/7/11 ~ 7/24
購入したい人はできるだけ初日に申し込みしてください。
理由は先着順だからです。
各証券会社の販売枚数に達した時点で購入ができなくなります。
ただし、証券会社ごとに引き受け額が決まっていますので、一つの証券会社で売り切れになったとしても他の証券会社ではまだ購入できる場合があります。
口座数を多く持っておけばそれだけチャンスが増えるので準備だけはしっかりしておきましょう。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の評価は??

近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債においてR&Iの格付けは”BBB+“、JCRの格付けは”A-“を取得する予定です。(社債発行時に変更があれば追記します)
R&Iは各付け投資情報センター、JCRは日本格付研究所のことで、簡単にいえばどちらも格付を行っている会社のことです。
BBB+という格付けは「債務履行の確実性は認められるが、上位等級に比べて、将来債務履行の確実性が低下する可能性がある」と評価されています。
デフォルトリスクは低いですがAを取得していないのは気になるところ。

ただ、BBB以上が機関投資家の投資基準を満たす投資適格債と言われています。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の運用期間

近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の期間は5年間です。
満期償還日は2030年7月25日となります。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の利回り

近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債は2025/7/10に利率が決まります
仮条件は下記の通り。
- 年1.250%~年1.850%(税引前)
中央値は1.55%です。
125回時の仮条件は0.85%~1.35%でしたので大きく上昇しました。
格付けがA以上の社債の利回りは1%前後が平均で、2%前後の場合もあります。
BBB+という格付けを考えると少し物足りない印象ですが、今回はSMBC日興証券で申込すると特典が2つ用意されています。
一つ目はホテル賞です。
ホテルペア宿泊券が最大250名に当たります。
対象のホテルは下記の4つ。
- 志摩観光ホテル ザ クラシック
- 大阪マリオット都ホテル
- シェラトン都ホテル東京
- ウェスティン都ホテル京都
利用期間は2025年11月1日~2026年10月31日です。
さらにKIPSポイント賞としてKIPS加盟店で利用できる1万ポイントが500名に当たります。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債の投資シミュレーション

近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債を購入すると、どのくらいのリターンがあるのかシミュレーションしていきましょう。
この記事を書いている時点ではまだ利率が確定していませんので、上限である中央値である1.55%で計算していきます。
もし100万円分購入した場合のリターンは下記のようになります。
100万円 × 1.55% = 15,500円。
満期の5年まで保有した場合は77,500円です。
ただし、ここから20.315%の税金が引かれますのでその点は注意してください。
もちろん社債は投資商品ですので、元本が保証されているわけではありません。
近畿日本鉄道株式会社の連帯保証がついていますがそれでも絶対はないです。
ちなみに確定申告については原則不要です。
確定申告で損益通算したい場合は申告分離課税となります。
利払い日は毎年1月25日、7月25日の年2回です。
初回は2026/1/25に利払いされます。
社債に興味があるならFundsもおすすめ

社債に興味を持っている方は貸付投資であるFundsもおすすめです。
利回りは1%〜3%ほど。
上場企業など信頼度が高い企業に貸付することで、利息をコツコツと受け取れる新しい資産運用方法です。
参加企業はメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行など大手企業がずらり。
しかも近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債は100万円からしか購入できませんが、Fundsならたった1円から投資ができます。
その上、Fundsの場合は分配金に加えて優待が付いている場合があるんです。

自分はアパートメントホテルで有名なFAVホテルの無料宿泊券がもらえましたよ。
実際に利用してみましたが「ほんとに無料でいいの??」と心配になるほどのクオリティでした。

10万円出すのに抵抗がある人はFundsで少ない金額から初めてみることをおすすめします。
ちなみに自分は投資して5年経ちますが、すでに15万円以上の利益を得ています!!

口座開設は無料ですので、興味がある方は開設だけでもしておきましょう。
近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債のまとめ
では最後に近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債についてまとめます。
- 購入はSMBC日興証券がおすすめ
- 近畿日本鉄道株式会社が連帯保証
- 発行規模は250億円
- 購入単位は100万ごと
- 利率の中央値は1.55%
- 運用期間は5年間
- 宿泊施設のペアチケットが当たるかも
- 評価はR&Iの格付けで”BBB+”
JCRでA-の上に近畿日本鉄道株式会社の連帯保証がついているのでリスクはかなり低めです。
これならやや低めの利率もしょうがないと思います。
さらにペアチケット、KIPSポイントも当選する可能性があるので、当選できればさらに利回りはアップです。
100万円と初心者にはハードルが高いですが上級者は一考する価値があると思います。
初心者の人はFundsでの投資がおすすめです。
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