もしかしたら今後はポイ活ではなく、カブ活が流行るかもしれません!!
なんと前澤友作氏が設立した株式会社カブ&ピースが未公開株を貰えるサービスを始めます。
サービス名は「カブアンド」です。
お金配りでなく、次は株配りを定着させようとしているのかもしれません。
今回はカブアンドのメリットやデメリット、貰える株についての特徴をまとめました。
興味がある人は是非参考にしてください。
また、この記事の動画版をYouTubeで公開中。
こちらのご視聴とチャンネル登録をしてもらえると泣いて喜びますww
カブアンドは前澤氏が代表を務める企業のサービス
カブアンドは元ZOZOの代表である前澤友作氏が代表を務める株式会社カブ&ピースが手がけるサービスです。
自社が提供するサービスを利用することで株式会社カブ&ピースの未公開カブが貰えます。
ちなみにこのスキームは日本では初です。
カブ&ピースは国民総株主をテーマとして掲げていることもあり、それを具現化したサービスと言えます。
貰える株はカブアンド種類株式
カブアンドの利用で貰えるのは種類株式です。
一般的な普通株式とは違い、種類株式にはいくつかの制限が設けられています。
- 残余財産の分配なし
- 議決権なし
残余財産とは会社が倒産、破産した時に残っている資産のことです。
もしカブ&ピースが倒産、破産した場合、財産が残っていたとしても分配は受けられません。
また議決権もありません。
議決権があれば株主総会に参加することができ、自分の意見を反映させることができますが、カブアンド種類株式にはその権利がありませんので覚えておきましょう。
ただし、もしカブ&ピースの上場が確定した場合は種類株式が普通株式に転換されます。
種類株式については目論見書が用意されているので詳しく知りたい人はこちらもチェックしてみてください。
利用料
通常会員とプラス会員の2つがあります。
- 通常会員 → 無料
- KABU&プラス会員 → 月額500円(税込)
KABU&プラス会員は株が貯まるスピードが2倍になるため効率的に貯めることが可能です。
またアンケートに答えるだけでも株が貰え、前澤社長に意見や質問することもできます。
カブアンドのメリット
カブアンドのメリットをまとめました。
- 元手0円で株式が手に入る
- 上場すれば大きなリターンが期待できる
- 株価変動がほぼない
メリット1:元手0円で株式が手に入る
カブアンドでは提供しているインフラサービスを利用することで未公開株が貰えます。
用意されているのは下記の6つ。
- 電気
- ガス
- モバイル通信
- ネット回線
- ウォーターサーバー
- ふるさと納税
ふるさと納税以外はインフラと言われているサービスになります。
基本的にはどれも毎月支払いが生じるサービスです。
唯一、ふるさと納税なら単発での利用ができるので、インフラサービスの変更が難しい場合はこちらを選択しましょう。
もちろん利用すればするほど貰える未公開株が増えます。
これらのサービスを利用するだけなので、元手0円でカブアンドピースの未公開株を取得可能です。
また、未公開株は株引換券5枚で1株に交換できる見込みとのこと。
株引換券がどのような条件で付与されるかは今のところ未定です。
メリット2:上場すれば大きなリターンが期待できる
もしカブアンドピース社が上場した場合、保有している未公開株の価値が飛躍的に高まる可能性があります。
上場規模にもよりますが、ユニコーン企業と言われる時価総額1,000億円以上になった場合は10倍以上のリターンも期待できます。
ただしロックアップがかかる場合があります。
ロックアップは上場後に一定期間売却できない期間のことで、通常は6ヶ月ほど設定される場合が多いです。
この点は理解しておきましょう。
メリット3:株価変動がほぼない
上場株は需給によってほぼ毎日株価が上下しますが、未公開株は株価変動がほぼありません。
未公開株の株価は資金調達をする際に変動することが多いです。
株価で一喜一憂することがないのはある意味メリットと言えます。
カブアンドのデメリット
続いてカブアンドのデメリットです。
- 上場しなければほぼ無価値
- 未公開株の流動性が低い
デメリット1:倒産したら未公開株の価値がなくなるかも
もしカブアンドが倒産や破産した場合、未公開株の価値がなくなる可能性が高いです。
サービスを利用してこつこつと株を貯めても、価値がなくなれば今までの努力は水の泡となります。
株をもらうよりもポイントを貰った方が良かったということにもなりかねません。
また、保有している株が少なければ大きな利益にならない可能性もあります。
1株しか貰えなかったとしたら10倍になってもたかがしれています。
デメリット2:未公開株は流動性が低い
カブアンドで貰えるのは上場株ではなく、未公開株です。
未公開株は上場株と違っていつでも売却できるわけではありません。
流動性が低いというか、ほぼ売却機会がないということは覚えておきましょう。
大きなリターンを目指すなら株式投資型クラウドファンディングがおすすめ
カブアンドならば元手0円で未公開株が取得できますが、残念ながら大きなリターンは期待できません。
前澤氏が言っている通り、億万長者になれる可能性は低いです。
個人的には100万円の利益も難しいと感じています。
もし、資金に余裕があり、大きな利益を期待したいなら株式投資型クラウドファンディングがおすすめです。
国内ではファンディーノとイークラウドの2社が有名で、すでにIPOやM&Aされた企業もでています。
ちなみにファンディーノは当ブログ経由で口座開設することで2,000円のAmazonギフト券がプレゼントされます。
興味がある方は是非利用してください。
自分はどちらのサービスも利用していて、両社合わせて200万円ほどを投資中です。
どのくらいの株が貰えるの??
貰える株式はサービスをどのくらい利用しているかで変わってきます。
もしKABU&でんきに月額9,519円利用していたとすると貰える株引換券は下記の通り。
- 通常会員 → 95枚/月
- プラス会員 → 190枚/月
5枚で1株と交換できるので通常会員は毎月19株、プラス会員は毎月38株相当が貰えます。
1年で100株相当以上貯めることも十分可能です。
ぶっちゃけどのくらい儲かるの??
具体的にどのくらい儲かるのか気になる人もいるかもしれませんが、正直現時点では何も言えません。
上場する時にどのくらいの時価総額になるかで変わるからです。
ちなみにカブアンドの現在の時価総額は180億円になります。
180億円に達していない上場企業も多く、ベンチャー企業の中では高い部類に入ります。
参考までにもしカブアンドが上場する時に有名企業と同じくらいの規模になったら、どのくらい儲かるか計算してみました。
トヨタ | 2,333倍 |
---|---|
ファーストリテイリング | 872倍 |
ソフトバンクグループ | 722倍 |
オリエンタルランド | 366倍 |
すかいらーくHD | 28倍 |
メルカリ | 17倍 |
千趣会 | 0.88倍 |
ヴィレッジヴァンガード | 0.47倍 |
もし国内トップであるトヨタと同規模になれば2,300倍になります。
メルカリクラスでも17倍ほどです。
一方で、ベルメゾンを運営する千趣会やヴィレッジヴァンガードほどの規模になると逆に上場しても損をしてしまいます。
カブアンドの口コミや評判
ネット上におけるカブアンドの口コミをリサーチしてみました。
前澤さんのカブアンドはおもしろい取り組みだと思うけど「電気ガスを切り替えるだけで上場前の未公開株をもらえてワンチャン億り人のチャンスでは…!」みたいに思っている人もかなり多そう…
— なかじ@ウェブ職TVの中の人 (@nakaji_sub_) November 3, 2024
元ZOZO前澤さんの「カブアンド」の仕組み、すごい面白いなあ。
どうなるか、すごい楽しみ。「サービスを使えば使うほど株が貰える」という斬新なモデル。
自分自身、スタートアップ起業家として歩んできて、
「応援者を増やす」
ことの大切さを感じてきたが、それと構造が似ている感じがする。… pic.twitter.com/zgtvvDR8ka— 坂本 祥二|HQ CEO (@shoji_hq) November 2, 2024
これを切り替えると「カブアンド」の未公開株がもらえるらしい。将来IPOとかしたら、おもしろそうですね。 https://t.co/671yE00Fgc pic.twitter.com/bNUodBtK53
— ほんたん (@h0ntan) November 1, 2024
IPOした場合の利益について期待している人が多くいました。
あとは元手0円で株が貰える仕組みをほめている人もちらほら。
一方で、理解できないという人もいたので評判は良くもなく悪くもなくという印象です。
未公開株は上場株よりも少し難しい点が影響しているのかもしれません。
まとめ
では、最後にまとめます。
- 元手0円で未公開株が貰える
- 代表は元ZOZO代表の前澤氏
- 貰える株式に議決権はない
- 未公開株は流動性が極端に低い
- 上場すれば大きなリターンが期待できる
自分は上場株、未上場株、どちらも保有していますが、そんな自分から見てもかなり面白いサービスだと感じました。
カブアンドのサービスを利用すればするほど株式が貰え、さらに企業の業績に貢献できるという面白いビジネスモデルです。
ただし、先ほども言ったように保有株が少なければ上場しても大きな利益は期待できません。
そして一番儲かるのは代表の前澤氏です。
良いところだけでなく、本質的なところもしっかりと見極めて利用しましょう。
また、先ほども言いましたがもし資金に余裕があり、本格的に未公開株への投資を行いたいなら株式投資型クラウドファンディングもおすすめです。
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