残念な情報が届きました。
なんと、個人投資家の強い味方「松井証券」でIPOルールの変更がありました。
しかも、なかななか厳しいルールとなり、今後は気軽にIPOへの参加ができなくなるかもしれません。
今回は松井証券のIPOルールにおける変更について新旧を比較してを詳しく紹介していきます。
松井証券とは??
松井証券は日本における古参ネット証券の一つです。
前身は1918年と長い歴史があり、インターネット取引専業の証券会社として日本で初めて東証1部に上場しました、
今では当たり前となっているボックスレートでの手数料無料体系は松井証券が業界でいち早く導入したことでも有名。
国内の株式手数料の引き下げに大きな影響を与えたのはいうまでもありません。
取り扱ってる金融商品は株式、投資信託、FX、先物といったフルラインナップで、もちろんIPOの取扱もあります。
松井証券の旧IPOルールは??
では、ここから本題であるIPOルールの変更について紹介していきます。
ざっとまとめるとこんな感じです。
抽選割合 | 全体の70% |
---|---|
前受金 | 不要 |
キャンセルのペナルティ | なし |
個人投資家にはかなりありがたい内容となっています。
70%分は抽選で当選者を決めてくれるので、資金量や取引数に関係なく誰にでも当選のチャンスがあります。
しかも、前受金は不要のため、0円でIPOに参加可能。
煩わしい入金処理をする必要はなく、当選を確認してから入金すればオッケーです。
入金処理って意外と面倒なので、個人的にはかなり助かっています。
そして、当選後のキャンセルについてもペナルティはなし!!
もし、地合いが悪くなって急遽スルーしたくなっても、問題はありませんでした。
正直、今まではかなりの神ルールだったように感じます。
松井証券の新IPOルールは!?
そして、こちらが新たに設定された新IPOルールです。
抽選割合 | 全体の70% |
---|---|
前受金 | 不要 |
キャンセルのペナルティ | あり |
なんと、ペナルティが科されるようになりました。
そのペナルティは…
6ヶ月間抽選対象から除外!!
これはかなり重いペナルティといっていいでしょう。
半年は当選の希望がほぼなくなります。
ただ、需要申告には参加することが可能で、しかも状況によっては当選することもあるとのこと。
つまり、これって「人気のないIPOだったら当選させて上げるよ」って事を言いたんでしょうね 笑
抽選割合と事前資金不要の条件に変更はありませんが、なかなかに厳しいペナルティが設定された印象を受けます。
IPO当選のキャンセル後にペナルティのある証券会社は??
松井証券の他にもIPOのキャンセルでペナルティが科される証券会社が存在します。
- SMBC日興証券 → 1ヶ月間
- 三菱UFJモルガンスタンレー証券 → 1ヶ月
有名なところだとこの大手証券の2社。
どちらも古くからペナルティを設定しており、自分も三菱UFJモルガンスタンレー証券ではペナルティを受けた経験があります。
2021年の12月にエクサウィザーズというIPOが当選しましたが、この購入申し込みをし忘れました。
結局このIPOは公募割れしたので購入しなくて正解だったんですけどね 笑
ただ、どちらも大手証券ながらペナルティは1ヶ月です。
松井証券は6ヶ月間ということで6倍の期間、当選が見込めなくなります。
どうやら現状、国内では最も厳しいペナルティと言えそうです。
まとめ
残念ながらネット証券でもIPO当選後のペナルティが科されるようになってしまいました。
今までは大手証券が中心でしたので、この改悪はIPO界隈ではかなり大きなトピックといえるのではないでしょうか。
ここ最近はIPOの配分についてはどんどん厳しくなっていましたが、まさか松井証券がこのようなルールを設定するとは。
なんだかこうなると今後はさらに個人投資家へのIPO配分は絞られていくような気がしてなりません。
将来的には大手ネット証券でもペナルティ課される未来もそう遠くないかもしれませんね。
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補欠でも放置したらペナルティー、て。
気軽に申込ができなくなりましたね。。
6ヶ月間とはショックです。。。最近のIPO不調を受けて、辞退者が多くなったことへの対策かもしれませんね。
そうかもしれませんね。
せめて1ヶ月にしてほしかったです。。