前回はソーシャルレンディング業界の現状と仕組みを紹介しましたが、いよいよ今回から…
事業者プレゼンに入ります
プレゼンしてくれた事業はmaneo、クラウドクレジット、オーナーズブック、ラッキーバンク、TATERU FUNDING、CAMPFIREの6社です
ただ、やはり内容が多いので、今回は前半戦としてmaneo、クラウドクレジット、オーナーズブックの3社を紹介させていただきますね♪
では早速、日本におけるソーシャルレンディングの最大手であるmaneoから紹介していきます(^ ^)
ちなみに、前回の記事を見ていないという方はまずそちらからチェックしてみてください。
maneoのプレゼン
maneoのプレゼンをしてくれたのはmaneoマーケット株式会社、取締役の安達義夫さんです。
まずはmaneoの会社概要から。
現在はmaneoマーケット株式会社が親会社になり、maneo株式会社が子会社になっているとのこと。
株主にはベンチャーキャピタルやGMOクリックホールディングスの名前もありますね。
GMOクリックホールディングスでもmaneoの投資が可能になったので、この辺りもうまく連携していっているように感じます
自分は本家maneoに加えて、GMOクリックホールディングスからも投資中です。
https://ipomechanic.com/post-25160/
「金融の世界に変革を」、なかなかいい言葉ですね♪
続いて実績の紹介、直近では融資残高が150億円、アクティブユーザーは6,500人とのこと。
ユーザー登録数は昔の借り手側も数に入っていたりするようなので、この数字になっていると説明がありました。
そして、残念ながらもっとお話を聞きたかったのですが、ここでタイムアップ!!
いつのまにか規定時間の5分が経っていたようです
個人的には会社概要はすっ飛ばして、もう少しディープな部分を聞きたかったな〜という感じでしたね(^^;;
クラウドクレジットのプレゼン
次はクラウドクレジットです。
プレゼンしてくれたのは代表取締役である杉山智行さん。
まずは、クラウドクレジットの提携会社の紹介になります。
意外と知らないサービスも多かったです!(◎_◎;)
続いて、ファンドの種類。
円建てだけでなく、ドル建てやユーロ建て、新興国通貨建てで投資ができるのもクラウドクレジットの特徴の一つ。
ここが個人的には非常に参考になりました。
クラウドクレジットではリスクの高い商品に投資することから、基本的にはある程度貸し倒れが起きることを想定しているファンドが多いそうです。
代表的なのがクラウドクレジットで扱っているハイ・イールド債でしょう。
高利回りの債権で別名”ジャンク債”などとも呼ばれています。
延滞なんて当たり前レベルの債権です
ただ、そんな中でも基本的には利回り9%〜11%で運用できている方が非常に多いです。
中には逆になっている人もいるようですが、ごく僅か。
とはいえ、中には元本割れしているファンドがあるのは間違いありません。
クラウドクレジットでは短いスパンで見ればマイナスになることもあるが、トータル的にプラスになればいいという、”ローン投資”を推奨。
もちろん、デフォルトになっては意味がありません。
そこで、クラウドクレジットではリスクヘッジの手法として、様々な方法をとっているとのこと。
為替ヘッジなんかは、外国に投資しているクラウドクレジットならではといった感じでしょうか。
また、クラウドクレジットではリスクとリターンの可視化にも重点を置いているようです。
ポジション一括管理機能を実装。
レコメンデーション機能や他のアセットクラスと比較。
また、ファンド毎の状況がわかりやすいように人の顔で表現しています。
笑顔や困った顔などあり、これは分かりやすいですね♪
詳しく見ていくと、やはりハイイールド型は厳しい表情になっているようです(^^;;
最後に2017年前期の強化ポイントの説明。
そして、現在組成中のファンドの説明をして終了となりました。
かなり早いスピードでプレゼンが進んだこともあり、正直、内容を理解しながら聞くのが難しかったです。
でも、かなり内容は盛りだくさんでした。
やはりクラウドクレジットは利回りが高いこともあり、中には貸し倒れも想定したファンドがあるんですね
何回もいうようですがハイイールド型はハイリスク・ハイリターンなファンドという感じがします。
基本的にこれ以外のファンドは順調に運用できているのが多いので、初心者の方は過去の運用結果もチェックしながら投資商品を選択していくのがベストでしょう。
やはり、「利回りが高いのは少し危ないのが多いな〜」という印象を受けました(^^;;
オーナーズブックのプレゼン
オーナーズブックのプレゼンをしてくれたのは代表取締役の岩野達志さんです。
まずはオーナーズブックのポイントとして、”堅実な運営”、そして今後は”エクイティ型”に力を入れていいくという紹介がありました。
堅実の運営の証として、オーナーズブックで取り扱う担保物件は全て不動産のプロが厳選しているとのこと。
会社でも多くの免許を持っていますし、個人にスポットを当てると不動産鑑定士が5名も在籍しています
オーナーズブックではロードスターキャピタルが投資している案件と同じ目線で、案件を提供しているとのこと。
参考案件として、フェラーリが入った”CORNES HOUSE”を紹介していました。
担保物件は流動性が高い東京エリアが中心だそうです。
LTV基準が80%以下を目安にしているということで、投資家としてはこれは非常に安心できます♪
ちなみにLTVはローン依存率という意味です。
単純に考えれば20%以上は余裕があるので、不動産の価格が20%下落しても一応問題ありません。
ただ、これは不動産の適正評価が前提にあるので、オーナーズブックでは自社だけでなく、外部にも査定を頼んでいるのがすごいですよね
念には念をいったところでしょう
投資家としては非常に安心できます
業績は右肩上がり!!
「IPOしたらフィンテック関連なので、初値高騰しそうだな〜」とか勝手に考えていました 笑
ここからエクイティ型の説明ですね。
現在オーナーズブックでは貸付型のみで、メザニンローンが中心です。
今後はリターンが高くなりやすい、エクイティ型も取り扱っていく予定だそうです。
どうやら他のソーシャルレンディング会社に比べて”利回りが低い”ということを少し気にしていらっしゃいました
エクイティ型は投資型なので不動産価値が上昇すれば、利益が出る仕組みです。
株価が上がれば利益がでるという面では株式投資と一緒ですね♪
当然、逆に価値が下がれば損失がでる可能性もあります
今後は貸付型同様に、エクイティ型でも10戦10勝を目指す!! という力強い締めの言葉が聞けました!!
オーナーズブックでは今後エクイティ型を取り扱うということで、より投資の幅が広がると思います。
エクイティ型ならば利回りも今まで以上に期待ができますので、楽しみです(^ ^)
もちろん、リスクも高くなりますのでそこは注意ですけどね(^^;;
また、オーナーズブックは不動産のプロが運営しているということもあり、貸付型の場合は投資家のリスクを凄く考えてくれている印象を受けました。
外部にも査定を頼むというのは、ちょっと感動すら覚えます。
オーナーズブックは利回りが低いですが、その分リスクは非常に少ないということがよくわかりました
1万円から投資できますし、初心者が始めるにはもってこいのサービスだと思います♪
まとめ
maneoは残念ながら時間が足りなかったので、紹介で終わってしまいましたが、クラウドクレジット、オーナーズブックは非常によくまとめられていたと思います。
個人的にはクラウドクレジットは順調に運用できていないファンドが多いですが、ある程度それは計算に入っているということで、これを聞いて多少安心できた部分がありました。
でも、ハイイールド型はちょっと危険ですね(^^;;
リスクの可視化をしてくれているので、今後はそれを見ながら、できるだけ順調に運用しているファンドへ投資をしていきたいと思います
また、オーナーズブックは流石の一言。
これだけ、担保物件の査定を慎重にやってくれているとは思っていなかったので、これを聞けただけでも来た甲斐がありました。
利回りは低いですが、リスクも低いので、投資金額を増やしたくなりましたね 笑
前半の3社は以上です。
残りのラッキーバンク、TATERU FUNDING、CAMPFIREはまた次回紹介させていただきます♪
ユーザー数10万人を突破した貸付投資のファンズで超お得なキャンペーンを実施しています。
2025年1月31日までの口座開設で現金最大2,000円をプレゼント!!
10人に1人が2,000円、外れても1,000円が貰えます。
この資金を利用すれば元手0円で投資が可能です。
1ヶ月で終了となりますのでお見逃しなくっ!!
さらに詳しく知りたい方は下記記事を合わせてご覧ください。