若干ハイパーインフレのような印象を受けるエイチエス証券のIPOポイントシステム。
個人的にはちょっと、「このままの方向性でいいのかな??」と心配に感じています。
そんな中、ふと「今のエイチエス証券のIPOポイントの1Pの価値ってどれくらいあるのかな??」と疑問に感じました。
旅工房の当選倍率も発表されましたので、今回はこのデータを元にエイチエス証券のIPOポイント、1Pの価値がどれくらいかを計算していこうと思います(^ ^)
旅工房の当選倍率は??
まずは旅工房の当選確率を紹介します。
今回は全体抽選が約880倍、そして優待抽選倍率が約1,233倍でした。
前回のNO.1から優待抽選倍率の方が高くなるという現象が起きましたが、旅工房でも同じ結果だったようです。
では、この数値を元にIPOポイントの価値を計算していきましょう。
ちなみにSBI証券のIPOチャレンジポイントのようにボーダーラインというものがありませんので、今回は優待抽選倍率が1倍で当選できるものと仮定させていただきますね。
優待抽選で当選するために必要だったポイント数を計算
まず、はじめに優待抽選倍率を1倍にするために必要なポイント数から計算していきます。
今回、優待抽選の当選倍率を1倍にするには1,233口必要でした。
1口申し込みした時に当選倍率が1,233倍なわけですから、1,233口申し込みすれば当選倍率は1倍になりますよね。
一応、理論上では1,233口申し込みすれば当選できるということになります(^ ^)
1口申し込みするのに1,000ポイント必要なので…
1,233口 × 1,000ポイント = 1,233,000ポイント。
よって、旅工房の優待抽選倍率を1倍にするには123万3千ポイント必要でした。
旅工房を初値で売却した場合の1Pの価値は??
旅工房を初値で売った場合の利益で、上記のポイントを割れば1Pの価値が見えてきます。
旅工房を初値で売った場合の利益は23万8千円でしたので…
23万8千円 / 123万3千ポイント =0.193…。
ついにでました!!
旅工房におけるエイチエス証券のIPOポイント、1Pの価値は…
0.193円となりました!!
1口の場合はこの千倍なので、193円(^^;;
旅工房はエイチエス証券が主幹事ではなく平幹事だったので、ポイントの価値が低くなる傾向にあったと思いますが、それでも1Pの価値が低すぎるように感じます。
IPOポイントをせっせと貯めても、これじゃあなんだか少し興醒めしてしまいますね。。
まとめ
一応、1倍で当選できるものとして考えましたが、これでも当選できない場合もありますし、これ以下の口数で当選できた可能性もあります。
また、おそらくエイチエス証券の主幹事IPOの場合はもっと優待抽選倍率が高くなるでしょう。
その場合はまた、再度計算してみたいと思います。
でも、流石にここまでポイントの価値がなくなっていたのには少しびっくりしました。
1,000ポイント貯めても193円ですから、SBI証券のIPOチャレンジポイントと比較すると、ポイントパフォーマンス悪すぎますよね(^^;;
エイチエス証券は、導入したポイントシステムを本当にこういう方向に持って行きたかったんでしょうか??
自分は少し上手に使いこなせてないような気がしますが、まぁポイントがあることによって、楽しめている部分はあるので、それはそれでいいのかもしれませんけど…
一応、今回の結果は「こういう考え方もあるね〜」という軽い感じで、参考程度にしてくださいませ。
とりあえず今の所、エイチエス証券のIPOポイントは小出しにしても効果はほとんどありませんので、使うときは全弾投入するのが一番いい使い道だと思います。
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