投資家の間で2018年のトレンドになりそうなのが株式投資型クラウドファンディングです。
最近はいろんな雑誌でも特集が組まれていて、個人投資家の知名度も向上してきたように感じます。
現在この株式投資型クラウドファンディングサービスで特に人気なのが…
エメラダ・エクイティとファンディーノの2社です。
実はこの2社、同じ株式投資型クラウドファンディングではありますが、違う点が多くあります。
今回はエメラダ・エクイティとファンディーノの違いを両社に投資している自分が徹底比較していきたいとます。
もし、エメラダ・エクイティとファンディーノについて知らない方がいましたら先に下記記事をみてくださいね。
投資対象を比較
両社で最も違う点は投資対象です。
ファンディーノは株式、エメラダ・エクイティは新株予約権になります。
ファンディーノの場合は株式になりますので、議決権があり、株主総会にも出席可能です。
ここは株式投資を行っている人なら説明しなくてもわかる人が多いと思います。
一方、エメラダ・エクイティは新株予約権への投資になるので、議決権がなく、株主総会にも当然出席はできません。
権利を行使できるのは”イグジットしたとき”、または”10年間が経過する最後の1ヵ月の間のみ”です。
しかし、株主総会には出席できませんが、新株予約権者向けに事業説明会などを実施してくれていますので、こちらに参加すれば事業のビジョンを共有することはできます。(実施してくれない企業もあるかもしれません)
投資家からしたら株式を保有していた方が安心かもしれませんが、新株予約権でも大きなデメリットはありません。
個人的には大きな差はないように感じています。
プロ投資家の有無を比較
エメラダ・エクイティはプロ投資家がすでに投資している案件しか取り扱っていません。
プロ投資家とはベテランエンジェル投資家やベンチャーキャピタルです。
これらの案件に相乗り投資できるのがエメラダ・エクイティの大きなメリットになります。
続いて、ファンディーノですが、こちらは全案件ではありませんが、プロ投資家が投資済みの案件もあります。
プロ投資家が参入しているかどうかは自分で独自に調べるしかありません。
ちなみに海外の話になりますが、プロ投資家が参入している案件の方がイグジット確率が高かったというデータがありますよ。
最低投資金額を比較
続いて最低投資金額を比較します。
ファンディーノでは最低投資金額は案件によってことなります。
基本は10万円前後ですが、中には1万円から投資可能な案件もありました。
エメラダエクイティは今の所14万円から。
なので、「とにかく少ない金額から始めたい!!」という人にはファンディーノの方がいいかもしれません。
ただ、両社ともに資金の集まりが鈍くなれば、投資しやすくする為に最低投資金額を下げてくるのではないかと思っています。
その方がより分散投資をしやすくなりますので、個人的には両社ともに全案件1万円から投資できるようになってほしいですね。
流動性を比較
両社ともに投資した後の流動性は原則ありません。
基本は他人に売却できませんので、イグジットしなければ換金は不可能です。
ただ、ファンディーノの場合は一部銘柄でみらい証券の株主コミュニティを利用して売買が可能になるかもしれません。
株主コミュニティというのは2015年5月に創設された非上場株式の流通取引・資金調達の制度で、過去にあったグリーンシートに非常に近い制度です。
この株主コミュニティに自分が投資した銘柄が加われば売却できるようになります。
今のところファンディーノで資金調達した企業は1社も加わっていませんが、この制度は覚えておくといいかもしれません。
もちろん、こちらを利用したからといって利益がでるとは限りませんので、そこは勘違いしないように。
普通に損失がでる可能性もあります。
まとめ
今回はファンディーノとエメラダ・エクイティの違いを比較してきましたが、どっちが有利不利はありません。
強いていえばファンディーノで株主コミュニティが活発になっていけば、流動性が増えていいかなと感じるくらい。
最終的にはサービスで選ぶのではなく、自分が魅力的に感じた企業に投資するのが一番です。
ただ、先ほどもいいましたがプロ投資家が参入している企業の方がイグジットしやすいというデータはあります。
なので、勝率を上げたいという方は全案件プロ投資家が参入しているエメラダ・エクイティの方がいいかもしれません。
とはいえ、ファンディーノでもプロ投資家が参入している案件はありますし、こちらは投資家と企業の距離が非常に近いという特徴もあります。
実際、自分はファンディーノを通してオールユアーズという会社に投資したんですが、こちらの社長とSNSで話すようになり、最終的には実際に会いに行ってきました 笑
こんな感じでファンディーノは企業と投資家が一緒に成長していく過程を楽しめるサービスでもありますよ。
ファンディーノとエメラダ・エクイティ、それぞれに違ったメリットがありますので個別の案件も考慮しながら、自分に合った方を選択するのがベストだと思います。
ちなみに自分は今後も両社で投資をしていくつもりです♪
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メカニックさんおはようございます。バンクインボイスからエンジェル税制の書類届きました?バンクインボイス何ですかが、
ファンディーノに問い合わせせたらBank Invoice様はCSJAというスタートップファンドが株主が入っているみたいです。ご存じですか?どうゆう所何ですかね?
別件で昨日、みんなのクレジットから重要なお知らせがありましたよね。メカニックさん内容が理解できないのですか、簡単に説明してくれませんか?
たっちんさんコメントありがとうございます。
Bank Invoiceに投資しているのはCSAJですね。
ネット系のスタートアップを中心に投資をしているファンドで、ファンディーノで過去に募集したMealthyにも投資をしていました。
これは知らなかったので、貴重な情報いただきありがとうございます。
また、みんなのクレジットですがこちらは残念ながらデフォルトが確定です。
まだ具体的な数字はわかりませんが、投資金額の3%ほどしか返還されないと思われます。
非常に残念な結果となってしまいました。。。
エンジェル税制の書類が届いてないので確定申告に行けないですね。3%しか返ってこないんですか!?31億円の貸付金何に使ったんでしょうか?明らかに詐欺です。今、営業してないんで実質倒産確定ですね。
てるみくらぶや晴れの日みたいに訴訟を起こす人もでてくるんですかね。
たっちんさんコメントありがとうございます。
おそらくみんクレはもう誰も投資する人はいないと思います。
倒産する可能性が高いですね。
訴訟を起こす人も多くいそうです。
ここまでいくと、民事ではなくて普通に刑事事件でもいいような気がしてなりません。
ちなみにエンジェル税制の書類ですが、先ほどオールユアーズから届いていました。
Bank Invoiceはまだですね。。
メカニックさんいつもありがとうございます。本当に助かってます。
違う話ですが、今月初めてクロス取引しました。特定口座あり、源泉徴収有りですが、確定申告すると得になりますか?
後、メカニックさんもイデコとふるさと納税併用してますか?イデコはかなり節税です。
たっちんさんコメントありがとうございます。
他の証券会社で損失や利益がでている場合は確定申告すると、節税できる場合があります。
この辺はちょっとこちらではわかりかねますね。
iDeCoとふるさと納税やってますよ〜。
ふるさと納税は過去記事で自分が取得しているものを紹介しました。
iDeCoは運用実績を近々記事にしようと思っています。
イデコとふるさと納税併用すると節税に影響しますか?
併用すると効果がでるというよりも、全く別のものですから個々で節税できると言った感じですね。
なので両方利用すれば節税効果は大きくなります。