応援重視で株式型クラウドファンディングを利用している人もいると思いますが、いまのところはまだまだキャピタルゲインを目当てに投資している人が多いと思います。
ただ、まだまだ情報が少ないのでどんな部分をチェックしていいか分からない人も多いはず。
と、いうことで今回は株式型クラウドファンディングで自分が出資する時にチェックする4つのポイントをまとめてみましたよ。
FUNDINNOやエメラダ・エクイティですでに投資している人、これから投資を考えている人は是非チェックしてみてください。
ちなみにファンディーノは下記の記事。
エメラダ・エクイティについては下記記事で詳しく解説しています。
バリュエーション(時価総額)をチェック
自分が一番初めにチェックするのは時価総額です。
株式型クラウドファンディングで募集する企業は非上場なので、自社の価値は基本、自分達で決めています。(株式型クラウドファンディングを運営する会社とも相談しながらだと思いますが…)
応援が目的ならば別に気にしなくていいですが、利益を追求するならば投資家はその企業に確かにその価値があるのかを判断して投資しなければいけません。
そして、一般的には時価総額が低ければ低いほどハイリスク・ハイリターンとなり、時価総額が高ければ高いほどローリスク・ローリターンになります。
ちなみにベンチャー企業は成長のステージが分かれています。
ざっくり分けるとこんな感じ。
- シード期
- アーリー期
- ミドル期
- レイター期
さらに具体的に分けるとシリーズAとかシリーズBとかに分けられますが、まぁその辺までは覚えなくていいでしょう。
興味がある方は個別に調べてみてください 笑
もちろん下にいくほどIPOに近くなります。
出資しようとしている企業が現在どのステージにいるのかだけはしっかりと確認するようにしましょう。
これから伸びる市場にアクセスしているか??
もちろんどんな業種かも大事になってきます。
現在伸びている市場にアクセスしているかどうかですね。
伸びてる市場は今だとフィンテック関連、ブロックチェーン関連、VR関連、AI関連とかかな。
市場が拡大していれば追い風が吹いている中で行動しているということになりますので、会社は大きくなりやすいです。
市場が縮小または停滞していると業者間でのパイの取り合いになってしまうんですよね。。
ただオンリーワンの業種の場合はブルーオーシャンですから、市場はそこまできにしなくてオッケーです。
むしろ自分達で市場を作っていくパイオニア的存在ですから、その会社のポテンシャルが大事になってきます。
プロ投資家が入っているかどうか
キャピタルゲインを目当てに投資する場合だとプロ投資家が入っているかどうかというのは凄く大事になってきます。
特に有名なベンチャーキャピタルが出資している場合は期待できる企業です。
ベンチャーキャピタルは会社のことを隅々まで調べてから出資するかどうか決めるので…
“ベンチャーキャピタルが出資している = 投資のプロが一定の評価をしている” ということになるんですよね。
自分は最近この部分を一番重要視しています!!
社長がSNSを有効活用しているか
個人的に結構重要だと思っているのがSNSの有効活用です。
具体的にいえばTwitterやfacebookなどのSNSを有効に活用しているかというところ。
発信だけでなく情報収集も含めですね。
何故、SNSが重要かについてですが今の日本において一番有益な情報が得られるのはSNSだと思っているからです。
実際、アンテナの高い社長はSNSを使っている人が非常に多いです。
例を挙げるとソフトバンクの孫社長、メルカリの山田社長、スタートトゥデイ(ZOZO)の前澤社長などなど。
もちろん大多数のベンチャー企業の社長も使っています。
SNSから新しい出会いや仕事が生まれることがあり、SNSを仕事と認識している社長も非常に多いです。
なので出資する前に社長がSNSを使っているかはしっかりとチェックするようにしましょう。
特にTwitterは要チェックですよ。
ちなみに過去案件の社長でSNSを有効活用しているのはオールユアーズの木村社長、ノモックの吉田社長、AuBの鈴木社長の3人かな??
【注意点】人気案件に投資できたとしてもエグジットするとは限らない
株式型クラウドファンディングでは人気化するとすぐに募集金額の上限に達してしまいます。
しかし人気だからといってエグジットしやすいかといったら別にそうでもありません。
と、いうのも株式型クラウドファンディングを利用している投資家はまだまだ興味本位で行っている人が多く、派手目の案件にとりあえず投資しようと思っている方が多いからです。
銘柄をしっかりと吟味している人はまだまだ一握り。
人気案件に投資できるとそれだけで満足してしまうかもしれませんが、変な錯覚はしないようにしましょう。
ちなみに先日FUNDINNOで資金調達したSKRという会社がIPOの主幹事選定に入ったというアナウンスがありましたが、このSKRの資金調達は期間ギリギリでの達成でした。(2回目の募集時はすぐに満額達成)
簡単にいうと不人気銘柄だったんです。
こんな感じなので、”人気銘柄 ≠ エグジットしやすい“ ということは心得ておいてください。
まとめ
今回は株式型クラウドファンディングで自分がチェックしているポイントを紹介してきました。
自分の中での優先度は…
- プロ投資家の有無
- バリュエーション
- 業種
- SNS
この順番ですかね。
もちろんこれらをトータル的に考えて判断します。
始めは問答無用で投資していましたが、最近は案件が乱雑してきたのでキャピタルゲイン目当ての場合はかなりシビアにチェックしています。
おそらくほとんどの企業がエグジットできないはずですから、慎重にならざる負えません。
また、初心者の方はどの案件に投資したら判断できないと思いますが、そういう場合はプロ投資家が出資している企業を狙い撃ちするのがおススメです。
プロ投資家が出資している企業はエグジットしやすいというデータあります。
エメラダ・エクイティはプロ投資家が出資している案件しか取り扱っていないので、その中から選択すれば自然と勝率は上がると思いますよ。
これからさらに案件数は多くなっていくのでしっかりと選定しながら出資していきましょう。
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ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
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10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。
いつもクラウドファンディングでコメント書いてますへたれピーマンです。
またまた質問したいです、いつもすみません。
ファンディーノではベンチャーキャピタルではなく出資してくれている会社を紹介しはじめました。調べるとあまり大きい企業でなかったり、役員兼任が多かったり(読解力不足で違ったらすみません)であまりいいイメージを持たないのですが、単純にベンチャーキャピタルが出資しているのと同じ考えで良いのでしょうか?
中には自社でやれるのをわざと分社化させているようにも感じてマイナスイメージだったのですがネガティブに考えすぎですか?(マイナス思考なので)
へたれピーマンさんコメントありがとうございます。
人によって意見が別れると思いますが、自分は同じと考えていません。
ベクトルなど実績がある会社ならば同様に考えてもいいと思いますが、小さい企業だと仕事のつながりで出資していることもありえます。
ネガティブに考えなくてもいいとは思いますが、プラスには考えない方がいいと思いますよ♪
ベンチャーキャピタルもピンキリですが有名なところが出資していれば最高です!!