どうも、メカです。
三井住友トラスト・ホールディングス株式会社が22回目の社債を新たに発行することになりました。
そこで今回は「三井住友トラスト・ホールディングス株式会社第22回無担保社債(劣後特約及び実質破綻時債務免除特約付)」について紹介したいと思います。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債とは??
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債は三井住友トラスト・ホールディングス株式会社が発行する個人投資家向けの社債です。
正式名称は三井住友トラスト・ホールディングス株式会社第22回無担保社債(劣後特約及び実質破綻時債務免除特約付)といいます。
三井住友トラスト・ホールディングス株式会社は三井住友信託銀行株式会社を参加におく銀行持株会社です。
東証プライムに上場しており、日経平均株価、TOPIXに採用されています。
今回は200億円ほどを調達する予定で、社債の中では比較的小型に分類されます。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の購入方法
まずは三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
販売証券会社は下記の通りです。
大手証券から中堅証券、さらにネット証券でも販売されます。
この中で購入しやすいのはSMBC日興証券、楽天証券、SBI証券の3社です。
この3つの口座を保有してない人は前もって作成しておきましょう。
個人的にSMBC日興証券は社債の取り扱いが非常に多いのでおすすめです。
証券会社に入金
購入するには証券口座にお金がなければいけません。
必ず事前に入金しておきましょう。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債は100万円以上100万円単位で購入できますので最低でも100万円の入金が必要です。
ちなみに過去に募集した社債の最低購入金額を見てみると…
- ソフトバンク社債 → 100万円
- ZHD社債 → 10万円
- 楽天モバイル債 → 50万円
- カゴメデジタル特典付き社債 → 10万円
- 光通信社債 → 100万円
- GMOクリック債 → 10万円
- JERA社債 → 100万円
- 三菱HCキャピタル → 100万円
- 三井住友フィナンシャルホールディングス → 100万円
- みずほフィナンシャルグループ → 100万円
- 西日本社債 → 10万円
- SBIホールディングス → 10万円
- マネックス債 → 1万円
- 山口FG社債 → 100万円
上記を見ていただければわかると思いますが、社債は100万円単位での購入が多いです。
ただ、100万円未満でも購入できる場合があるので、それを考えるとやや上級者向けと言えます。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債に申込
入金が完了したら三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債に申し込みしてください。
申込期間は下記の通りです。
2024/8/30 ~ 9/13
2週間用意されていますが、売り切れた場合は途中で販売を終了します。
早いもの勝ちですので購入したい人は初日に申込をしてください。
人気化すると初日に完売する場合もあります。
投資したい人は必ず初日である8/30に申し込みしてください。
ただ、証券会社ごとに販売枚数が決まっているので、売り切れるタイミングは証券会社ごとで違ってきます。
証券口座を多く保有していればそれだけチャンスが広がります。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の評価は??
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債はこの記事を買いている時点での格付けが下記の通り設定されています。
- R&I → A+
- JCR → AA-
BBB以上ですので機関投資家が投資する投資適格債になります。。
A以上は一般的にリスクが低いと言われており、債務履行の確実性は高いです。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の償還期間
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債は10年間です。
満期償還日は2034年9月15日になります。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の利回り
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の利回りは下記の通りです。
- 年1.350%~年2.150%(税引前)
8/29に利率が決定します。
中央値は1.75%です。
数字だけ見ればそれほど高く感じないかもしれませんが、格付けがA+以上ということを踏まえれば十分評価できます。
流石に2%以上は難しいと思います。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債の投資シミュレーション
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債を購入すると、どのくらいのリターンがあるのかシミュレーションしていきましょう。
今回は中央値である1.75%で100万円分購入した場合の1年間のリターンを計算してみました。
100万円 × 1.6% = 17,500円。
10年だと175,000円です。
税引き前となりますので、ここから税金がひかれます。
ちなみに確定申告については原則不要です。
確定申告で損益通算したい場合は申告分離課税となります。
利払い日は毎年3月15日、9月15日の年2回です。
初回は2025/3/15に利払いされますが利息計算期間が半年未満となるため半年分の利息より少ない金額になるので覚えておきましょう。
もちろん社債には倒産や途中償還など様々なリスクがありますので、その点も合わせて理解しておくようにしてください。
社債に興味があるならFundsもおすすめ
社債に興味を持っている方は貸付投資であるFundsもおすすめです。
利回りは1%〜3%ほど。
上場企業など信頼度が高い企業に貸付することで、利息をコツコツと受け取れる新しい資産運用方法です。
参加企業はメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行など大手企業がずらり。
しかも三井住友トラスト・ホールディングスの社債は100万円からしか購入できませんが、Fundsならたった1円から投資ができます。
その上、Fundsの場合は分配金に加えて優待が付いている場合があるんです。
自分はアパートメントホテルで有名なFAVホテルの無料宿泊券がもらえました。
10万円出すのに抵抗がある人はFundsで少ない金額から初めてみることをおすすめします。
ちなみに自分は投資して5年経ちますが、すでに15万円以上の利益を得ています!!
口座開設は無料ですので、興味がある方は開設だけでもしておきましょう。
三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債のまとめ
では最後に三井住友トラスト・ホールディングス第22回無担保社債についてまとめます。
- 購入はSMBC日興証券がおすすめ
- 規模は200億円
- 購入単位は100万ごと
- 利率は当初5年の中央値が1.75%
- 劣後特約
- 実質破綻時債務免除特約付
- 運用期間は10年間
- 評価はR&Iの格付けで”AA-“
利率は1%台になるとは思いますが、格付けを考えれば十分魅力的な商品だと思います。
運用期間が10年間、購入単位100万円という部分が許せればポートフォリオに組み込んでも面白いです。
ただ、これから社債投資を始める人にとっていきなり100万円を出すのは抵抗があると思います。
まずはFundsで低額から始めて、そのあとでステップアップするのがおすすめです。