どうも、メカです。
株式会社T&Dホールディングスが第1回個人向け社債を新たに発行することになりました。
今回は、「株式会社T&Dホールディングス第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)」について、利率、リスク、期間といった注目ポイントを詳しくご紹介します。
Try&Discover債とは??
Try&Discover債は株式会社T&Dホールディングスが発行する個人投資家向けの社債です。
正式名称は株式会社T&Dホールディングス第1回無担保社債(社債間限定同順位特約付)といいます。
株式会社T&Dホールディングスは、日本を拠点とする大手生命保険グループの持株会社です。
1999年に設立され、太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命を傘下に持ち、個人・法人向けの生命保険商品やサービスを提供しています。
今回の発行額は100億円を予定しており、社債では中型規模です。
Try&Discover債の購入方法
まずは未経験者向けにTry&Discover債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
販売証券会社は下記の通りです。
- 大和証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- SMBC日興証券
- 岡三証券
大手証券会社と岡三証券が取り扱いを行っていますが、全ての証券会社でネットから申し込みが可能というわけではありません。
現時点でオンライン購入が可能なのは、三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券の2社のみです。
中でもSMBC日興証券は特におすすめです。
同社は社債の引き受け件数が多く、この口座を持っているだけで国内の多くの社債を購入できる点が魅力です。
今後も社債投資を検討している方は、ぜひSMBC日興証券の口座を開設しておくことをおすすめします。
証券会社に入金
社債を購入するには、あらかじめ十分な資金を準備しておく必要があります。
例えば、Try&Discover債は、最低購入金額が100万円からで、100万円単位での購入となります。
スムーズな取引のために、事前に証券口座へ資金を入金しておきましょう。
過去の社債の最低購入金額を見ると以下のようになります:
- ソフトバンク社債 → 100万円
- ZHD社債 → 10万円
- 楽天モバイル債 → 50万円
- カゴメデジタル特典付き社債 → 10万円
- 光通信社債 → 100万円
- GMOクリック債 → 10万円
- JERA社債 → 100万円
- 三菱HCキャピタル → 100万円
- 三井住友フィナンシャルホールディングス → 100万円
- みずほフィナンシャルグループ → 100万円
- 西日本社債 → 10万円
- SBIホールディングス → 10万円
- マネックス債 → 1万円
- 山口FG社債 → 100万円
- アサヒグループHD → 100万円
このリストからも分かるように、社債の多くは最低購入金額が100万円単位となることが一般的です。
そのため、投資初心者にはややハードルが高く、どちらかというと中上級者向けの投資商品といえます。
Try&Discover債に申込
Try&Discover債は申込期間中に購入が可能です。
申込期間は下記の通りです。
2024/12/9 ~ 12/20
ただし、各証券会社ごとに販売数が決まっているため、人気が集中すると期間内であっても売り切れとなる場合があります。
過去には、申込初日で完売した銘柄もありました。
購入を検討している方は、できるだけ早めに申し込むのがおすすめです。
また、販売数は証券会社ごとに割り当てられているため、売り切れのタイミングも会社によって異なります。
そのため、複数の証券口座を保有していると、購入チャンスが増える点もポイントです。
この機会に新たに口座を開設するのも一つの手かもしれません。
Try&Discover債の評価は??
この記事執筆時点で以下の格付けが設定されています。
- JCR → AA
一般的に、Aランク以上の格付けが付与された債券はリスクが低いとされており、デフォルト(債務不履行)の可能性も非常に低いと考えられます。
また、BBB以上の格付けは「投資適格債」と呼ばれ、機関投資家が購入対象とする基準に達しています。
Try&Discover債はこうした高格付けからも、比較的安心して投資を検討できる選択肢といえるでしょう。
Try&Discover債の償還期間
Try&Discover債の償還期間は5年で、満期償還日は2029年12月21日に設定されています。
社債の5年という期間は、投資商品の中では一般的で標準的な長さといえます。
中期的な資産運用を考えている方にとって、無理のない投資期間として検討できるでしょう。
満期までの期間中、安定した収益を得たい方には適した選択肢です。
Try&Discover債の利回り
Try&Discover債の仮条件は下記の通りです。
- 年0.7% ~ 1.3%(税引前)
中央値は1.0%です。
この利率は、最近発行された他の社債の利回りと比較しても平均的な水準といえます。
以下に直近の社債利回りを参考として示します。
- ソフトバンク社債 → 3.03%
- ZHD社債 → 0.76%
- 楽天モバイル債 → 3.3%
- カゴメデジタル特典付き社債 → 0.2%
- 光通信社債 → 2.05%
- GMOクリック債 → 1.52%
- JERA社債 → 0.924%
- 三井住友フィナンシャルホールディングス → 1.946%
- みずほフィナンシャルグループ → 1.358%
- 西日本旅客鉄道車載 → 0.41%
- SBIホールディングス → 1.280%
- マネックス債 → 最大1.07%
- 山口FG社債 → 1.61%
- アサヒグループHD → 0.854%
このデータから、1%前後の利率は特に珍しくなく、バランスの取れた条件といえます。
安定した収益を求めつつ、リスクを抑えたい投資家に適した選択肢でしょう。
Try&Discover債の投資シミュレーション
Try&Discover債を購入した場合のリターンをシミュレーションしてみましょう。
仮条件の中央値である1.0%で100万円分を購入した場合…
100万円 × 1.0% = 10,000円。
これを7年間保有すると税引前で70,000円の利息が得られます。
ただし、約20.315%の税金(所得税・住民税)が差し引かれるため、実際の手取り利息はこれより少なくなります。
特定口座(源泉徴収あり)を利用すれば原則として確定申告は不要ですが、他の投資損失と損益通算したい場合は申告分離課税で確定申告を行う必要があります。
利払い日は毎年6月23日と12月23日の年2回で、定期的に利息を受け取ることが可能です。
ただし、社債には発行体の倒産リスクや途中償還リスク、市場金利の変動リスクなどがあるため、リスクを十分理解した上で投資を行うことが大切です。
社債に興味があるならFundsもおすすめ
社債に興味のある方には、少額から始められる貸付投資のFundsもおすすめです。
利回りは1%~3%程度で、上場企業や信頼性の高い企業に貸付を行い、利息をコツコツ受け取れる新しい資産運用方法です。
社債と同様に値動きがないため、価格変動に悩む必要がなく、安定した運用が可能です。
参加企業にはメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行、ユーグレナといった大手企業が名を連ねています。
累計募集金額は800億円を超え、これまで元本割れは一度もありません。
投資した全員が利益を得ている安心感も魅力です。
たとえば、Try&Discover債では100万円からの投資が必要ですが、Fundsなら1円から始められるので、資金が少ない方でも気軽にスタートできます。
また、Fundsでは分配金に加えて優待特典が付く案件もあります。
自分はFAVホテルの無料宿泊券を受け取ったこともありました。
ちなみにFundsでの投資歴5年で16万円以上の利益を得ています!!
口座開設は無料なので、興味のある方はまず試してみるのがおすすめです。
少額から始められるFundsで、新しい資産運用を体験してみませんか?
Try&Discover債のまとめ
では最後にTry&Discover債についてまとめます。
- 購入はSMBC日興証券がおすすめ
- 規模は100億円
- 購入単位は100万ごと
- 利率は中央値が1.0%
- 運用期間は5年
- 評価はJCRの格付けで”AA”
今回の社債は、規模100億円、購入単位は100万円からとなっており、利率は中央値で1.0%と安定感のある設定です。
運用期間は5年と中長期の資産運用に適しており、JCRの格付けでは高評価の*AA”を取得しているため、信頼性も抜群です。
ただし、100万円という金額はハードルが高く、誰にでも投資できる金額ではありません。
初心者は1円から投資できるFundsを利用し、まずはリスクを極限まで下げて、投資を体験してみてください。
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合計2,500円分はかなり豪華な内容ですよ。
期間は2024年12月27日までなので興味のある人は急ぎましょう。