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ソーシャルレンディング

【決着】ラッキーバンクの遅延は債権譲渡という最悪の結末に。管理人の損失額はというと…

またまたやってくれましたね。

遅延が続いており、なかなか進展がなかったラッキーバンクですが、ついに進展がありました。

しかも投資家としては一番最悪の結果です。

なんと、みんクレの時と同様にサービーサーへ売却!!

本当に一番やってほしくなかった結末になってしまいました。

ひとまず、今までのラッキーバンクが遅延してからの流れと今回のサービサーへの売却などを簡単に紹介していきたいと思います。

 

ラッキーバンクで遅延が発生

ラッキーバンクで遅延が発生したのは金融庁から行政処分があった後からです。

行政処分の内容は経営難だとわかっていたにもかかわらず、不動産会社を運営する親族の会社へ融資を実行していたこと。

金融庁の監査でラッキーバンクで組成されていたファンドの貸出先はほとんどこの親族が運営する会社だったことが判明したんです。

ラッキーバンクでは不動産の売却が上手くいっていなかったファンドに対してはリファイナンスをして繋げていましたが、この指導で運営の悪質な実態が明らかになったことにより、リファイナンスを中止。

これにより、ラッキーバンクの多くのファンドで遅延が発生するという事態になりました。

総額は約50億円です。

 

遅延発生後は任意売却を中心に検討

遅延発生後は任意売却を中心に進めていましたが、結局売却までいたったのは20件中2件のみ。

18件は制約までいたりませんでした。

ラッキーバンクからの説明を添付します。

本年5月以降、匿名組合契約(以下「ファンド」といいます。)にかかる金銭消費貸借契約に基づき、両社が期限の利益を喪失し、債務の一括弁済が必要となったため、弊社では、両社との債権債務関係を解消し、また、両社に対する弊社債権(以下「対象債権」といいます。)の回収の極大化を図るため、担保物件の売却による返済を求めてまいりました。

弊社では、定期的(週に一回程度)にまたは進捗があった場合は随時、X社との面談等により、各担保物件の売却の進捗状況について確認を行ってまいりました。また、販売活動に進捗が見られないものについては、X社に対し、早期の売却を実現するよう、販売方針、売却価額の見直し等を求めるなどの対応を行ってまいりました。

X社では、購入検討者の開拓を図るため、不動産販売会社数社に一般媒介を依頼し、媒介会社が紹介する購入検討者からの問い合わせに対して、媒介会社経由で対応しながら、販売活動をつづけてまいりました。

その結果、本年11月末時点までで、X社の保有する担保不動産20物件のうち、2物件が売却に至りました。また、他の一部の担保不動産についても、売却に向けた交渉が進んでいたものもございましたが、同月末現在、成約には至っておりません。加えて、一部の担保不動産については、X社の資金繰りが悪化したことで、当初計画していた改装工事等を中止せざるを得なくなり、販売活動自体に全く進捗が見られない状況となっておりました。

他方、F社は、X社に対して貸付債権を有しており、F社から提出を受けた返済計画案は、X社に対する貸付金を回収し、弊社への返済にあてるという実現性に乏しい内容であったため、弊社としては、早期に担保不動産の任意売却に着手するよう繰り返し求めておりました。

 

不動産競売を検討も資金不足で断念

その後、不動産競売を検討したとのことですが、全ての担保不動産にかかる予納金が4,000万円かかることが判明。

ラッキーバンクにはこの資金を捻出するだけの体力がなかったことからこちらも実施することができなかったとのことです。

また、貸付先に貸金返還請求訴訟も選択肢としてあったとのことですが、担保不動産以外の返済原資がないことがわかっていたことから、訴訟も行わなかったようです。

正直、親の会社なので、本当に返済原資がなかったのかどうかはわかりませんけどね。

不動産競売については、本年5月以降、弊社内で、本件全ての担保不動産のための予納金として、4,000万円ほどかかるとの試算が出ておりました。

弊社には、本年5月時点で、当該費用を捻出できるほどの余剰金はなかったため、早急に募集業務を再開することで収益を上げること又は外部からの資金調達によって当該費用を捻出するよう、内部管理態勢の整備を進めてまいりましたが、結果として態勢整備が遅れ、今日に至るまで競売費用を準備できない状況にありました。また、一部の担保不動産について段階的に競売を申立てるという選択肢もありましたが、不動産競売によって毀損を生じさせるよりも、任意売却で出資金の回収の極大化を図るべきと判断し、当該時点においては、任意売却を継続的に求めていくという方法を選択しておりました。

なお、本年10月末時点の両社の全担保不動産について、弊社が試算した不動産競売による売却見込価額は、総額約19~20億円となりました。この金額は、弊社がファンドの募集時に評価し、公表していた不動産調査価格の約60億円の約3分の1となっておりますが、これは、一般的に、不動産調査価格は不動産の収益を考慮して価格を算出するものであるのに対し、不動産競売における売却の基準となる価格は、原則として不動産の収益を考慮せず、公示地価等の積算価格により算出するため、このようなかい離が生じたものです。

このほか、不動産競売以外で、貸金返還請求訴訟も選択肢としてございましたが、上記のとおり両社は担保不動産の処分による返済以外に返済原資を確保する手段がないことが明らかであったことから、弊社としては、当該訴訟は提起しておりませんでした。

 

債権譲渡を平行して検討

任意売却、不動産競売と平行して、ラッキーバンクでは債権を買い取ってくれる業者(債権回収会社)を8月から探していたようです。

債権を買い取ってくれる業者、つまりはサービサーですね。

あらかじめ5社からデュー・デリジェンスを受け、競争入札により譲渡額の提示をうけていました。

上記と並行して、おおよそ本年8月末頃から、将来的に対象債権の譲渡を検討する場合に備え、弊社では、過去弊社の業務の中で接触があった業者のうち債権回収業務を行っている可能性のある会社及び今回新たに取引先から紹介を受けた法務省の許可を受けた債権回収会社の合計5社の債権譲渡候補先と接触を図っていました。当該5社とは、本格的に対象債権の譲受けを検討することとなり、本年9月下旬頃から本年10月10日頃まで、候補先によるデュー・デリジェンス(対象債権を譲り受けるにあたり、担保となっている不動産の価値やリスクを精査することを指します。以下同じ。)が実施され、競争入札により譲渡価額の提示を受けました。

また、より公平な手続きのもと多くの参加者が関与した方が、出資金の回収の極大化に資するとの考えから、既存の債権譲渡先5社に加え、過去弊社の業務の中で接触があった業者のうち、今般の債権譲渡への参加可能性を探るべく、改めて接触を図った3社を候補先として加えるため、対象債権の譲受けを検討できるか否かを打診しました。しかし、いずれの候補先についても、先方から今回は参加を見送る旨の返答がありました。その後、法律事務所からも6社の紹介を受け、対象債権の譲受けの検討が可能か否か先方へ打診いたしました。

上記の結果、本年11月22日までに接触した債権譲渡候補先は14社となり、5社からは入札を受け、6社は見送り、2社からは検討可能との返答を先方から受け、1社は弊社から謝絶いたしました。

 

ラッキーバンクは債権を最終的に16億円売却

そしてより多くの参加者と関与した方が出資金回収の極大化になるという考えから、合計14社と接触。

5社から入札をうけたとのことです。

最終的にはその5社の中で一番高い金額を提示した会社へ債権の譲渡が確定。

その金額は16億円です。

遅延ファンドの債権総額は約50億円ですから、回収率は約32%という結果になりました。。

その後、再度債権回収の方法を協議すべく、本年11月26日に臨時取締役会を開催しました。まず、両社の担保不動産にかかる競売の売却見込金額について、不動産鑑定士の意見を踏まえて協議した結果、競売を申し立てた場合に、(1)両社に対する債権の処理までにかかる期間が長期に及んでしまうこと、(2)弊社の現在の資金繰り状況を踏まえると、予納金の準備は極めて困難であることから、競売を選択することは困難な状況であると判断いたしました。

また、弊社の財務状況の悪化に伴い、今後、仮に弊社の経営が破綻した場合、お客様への出資金の返還手続きに更なる時間を要するばかりでなく、破産手続きにおいて、匿名組合契約にかかる債権は、一般債権者も含めた調整が行われることとなるため、そのような事態がお客様の利益の最大化につながらないことへの懸念がありました。

従って、本来は、不動産競売や、債権譲渡をする場合であっても、より広く譲渡候補先を募るなど、より透明性の高い手続きを経ることが妥当ではありますが、弊社の財務状況に鑑み、速やかに債権回収方針を決定する必要があるため、当該期日時点で入札のあった5社から債権譲渡先を決定することとし、最高入札者である下記D社に対する譲渡を、弊社臨時取締役会にて決議したものです。なお、各入札者の入札金額は以下のとおりです。
A社・・・14.6億円
B社・・・15.2億円
C社・・・14.3億円
D社・・・16億円
E社・・・14.2億円

上記の決議を受け、当該決議内容を最高入札者から債権回収の委託を受けている債権回収会社に伝え、契約に向けた具体的な交渉を行い、その結果、契約締結日及び債権譲渡の実行日を本年12月6日とすることとなりました。

 

ラッキーバンクの債権譲渡に関するみんなの反応

少し気になったのでラッキーバンクの債権譲渡に関するみんなの反応をチェックしてみました。

当然ですが批判の嵐です。

多くの方がいっている通り、最終的にはみんクレと同じ債権譲渡という決断をし、投資家に多大な損失を被らせたのですからこれは当然でしょう。

また、中には法律事務所が開催する説明会に出席する方もいらっしゃるようです。

 

管理人におけるラッキーバンクの損失額は??

自分はラッキーバンクに合計21万円投資をしていました。

上記でもいった通り、回収率は32%ですから戻ってくる金額は67,200円。

よって損失額は…

210,000円 – 67,200円 = 142,800円

14万円オーバーです。

なかなか痛い。。

 

まとめ

長引いていたラッキーバンクもついに決着がつきました。

しかし、今回もソーシャルレンディング史上最低最悪の事件をだしたみんクレと同様にサービサーへの売却という形での幕引きです。

みんクレと比較すれば回収率は多少高くなりましたが、当初の不動産評価額とはかけ離れた金額だけに到底納得はできません。

それにしてもソーシャルレンディングの不動産評価額って各社で算定方法に差があるような気がしてならないのは自分だけですかね。

こういうことがあると他のソーシャルレンディングも大丈夫なのかと不安になってきてしまいます。

また、ラッキーバンクの田中社長とはクラウドポートが主催したソーシャルレンディングサミットでお話しして、非常に好印象を持っていただけに非常に残念です。

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人は外見だけで判断してはいけないといいますが、逆のパターンもあるといういい経験になりました。

お金がらみは誠実そうな人ほど信用してはいけないのかもしれませんね。

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