株式型クラウドファンディング

ファンディーノで未上場株の売買が可能に!? 新株予約権の導入などJCCの新規事業戦略を深読み!!

ついに株式投資型クラウドファンディングで国内初のイグジット案件をだしたFUNDINNO(ファンディーノ)。

そんなFUNDINNO(ファンディーノ)を運営する日本クラウドキャピタルが新規事業戦略を発表しました。

その内容をみてびっくり!!

なんと株主コミュニティを形成する予定だそうです。

つまり、未上場株の売買ができるようになるかもしれません。

新株予約権型での募集など他にも気になる発表が多くありました。

ということで今回はFUNDINNO(ファンディーノ)が発表した新規事業政略を紐解いていきたいと思います。

もしFUNDINNO(ファンディーノ)について知らない方は下記の記事を先に一読してくださいね。

【保存版】FUNDINNO(ファンディーノ)とは?? 評判や口コミを200万円投資した管理人が解説FUNDINNO(ファンディーノ)の評判や口コミを知りたい人のために200万円以上投資している管理人が詳細やメリット・デメリットを日本一詳しく紹介しています。...

新株予約権型の資金調達を開始予定

FUNDINNO(ファンディーノ)ではいままで普通株しか取引ができませんでした。

資金調達する会社は出資してくれた個人に普通株式を渡す格好ですね。

それが今後、新株予約権での取引もできるようにするそうです。

新株予約権、つまりストックオプションです。

新株予約権というとやはり一番はじめに思いつくのがエメラダが運営するエメラダ・エクイティでしょう。

こちらのプラットフォームでは募集企業が出資者に対してエメラダ型新株予約権を付与するスキームを採用していました。

FUNDINNO(ファンディーノ)ではどういった新株予約権になるかはまだ未定ですが、基本は同じ仕組みになるのかなと思っています。(発行価格の計算は変わってくると思いますが。)

新株予約権を導入する理由を考察

おそらく新株予約権型の検討に入った理由としては、FUNDINNOを利用して資金調達した企業におけるその後の資金調達に、多少なりとも影響がでていたからでしょう。

株主数が多いと管理や反社の難しくなるので嫌がる事業会社やベンチャーキャピタルがいるんですよね。

新株予約権型の導入でスムーズに次のラウンドに移行させる狙いがあるように感じています。

新株予約権を導入するデメリット

ただ、新株予約権では普通株式のように議決権がありません。

そうなると個人投資家は株主総会には参加できなくなります。

もちろん株主優待も貰えません。

とはいえそれを補う形で懇親会や事業説明会を開くと思うので大丈夫かなとは思います。

あとは特典という形で株主に還元させることも可能です。

実際、エメラダ・エクイティで資金調達した企業は店舗で利用できる割引券を発行しましたからね。

新株予約権を導入するメリット

事業側にとっては株主に株主総会のお知らせを出す必要がないので手間とコストが削減できるなどメリットは多いですね。

企業にメリットがあるということは、投資している株主にとってもメリットがあるということです。

次の資金調達ラウンドにスムーズにいける企業が増えると思います。

あとは「新株予約権なら株式投資型クラウドファンディングを使ってみようかな??」と感じる企業も増えるかもしれません。

生株を渡すのに抵抗がある企業も多いでしょうからね。

PRできて資金調達できるなら企業にとってこんなにいいことはありません。

新たな企業を取り込むという日本クラウドキャピタル側の狙いもあるのかなと。

こんな感じで新株予約権と普通株式でそれぞれメリット・デメリットがあることは理解しておいた方がいいと思います。

自分は新株予約権の導入は賛成です。

 

株主コミュニティの形成で未上場株の売買が可能に!?

今回の事業戦略で自分が一番興奮したのは「株主コミュニティの形成」です。

株主コミュニティとは??

株主コミュニティ制度は2015年に創設された未上場株の取引をクローズドな環境で行える制度のこと。

少し前にグリーンシートという制度がありましたが、これに変わる形で誕生しました。

株主コミュニティを実施している証券会社

現在、国内で株主コミュニティを実施している証券会社は5社。

  • 今村証券
  • みらい證券
  • みずほ証券
  • 島大証券
  • 大山日ノ丸証券

日本クラウドキャピタルが参入すると6社目になります。(野村證券も参入を表明)

株主コミュニティを形成するには第一種金融商品商品取引業の登録が必須条件。

日本クラウドキャピタルは取得を目指すとのことです。

株主コミュニティのメリット

先ほども言った通り、実現されれば未上場株の売買ができるようになります。

未上場株は流動性がほぼゼロでしたがこれにより流動性が生まれるんです。

ちなみに今まで未上場株は基本的に下記の3つしかイグジット方法がありませんでした。

  • IPO
  • M&A
  • 事業会社による株式の買取

株主コミュニティで株を売却できるようになればイグジット機会が増えることになります。

「いつでも売却できる」という安心感があれば今まで以上に気軽に出資できますから、企業は資金調達資金しやすくなるかもしれません。

しかも、投資かにとっては買いそびれた企業の株式を購入できる点も大きなメリット。

自分もタイミングが悪くてやむなく出資できなかった企業があるんですよね。

株主コミュニティで購入できるならこんなに嬉しいことはありません。

そして、今後はFUNDINNO(ファンディーノ)で2回目の資金調達をする企業がでてくると株主コミュニティの売買が盛んになるのかなと思っています。

2回目は1回目よりも発行価格を上げることが多いので、そうなれば株主コミュニティでの株価もその値に収束することが予想されるからです。

もしかしたらIPOやM&Aではなく「1年後や2年後」を見据えた投資も可能になるかもしれませんね。

 

成長支援プロダクト「FUNDOOR」の開発

さらに企業の助けになるプロダクトも開発しているそうです。

それが「FUNDOOR」。

FUNDOORには予実管理や事業計画、株主管理の機能が備わっていて、それらの情報をまとめてIRとして公開することができるようになるとのこと。

これが実装されれば企業側は投資家に対して今まで以上に充実したIRを提供できるようになります。

今まではテキストだけのIRで正直寂しい部分もありました。

双方にとってメリットが多い機能なのでこれも期待が膨らみますね♪

 

まとめ

今回の日本クラウドキャピタルの新規事業戦略はFUNDINNOにとってかなり大きなターニングポイントになると思います。

特に株主コミュニティの形成は投資家にとってかなりの朗報ですね。

どのくらいの取引量になるかは想像できませんが、多少なりとも流動性が生まれるのは本当にありがたい。

株主コミュニティを利用した短期での投資も確立されるかもしれません。

投資の幅がかなり広がります。

また、新株予約権が導入も英断です。

株式投資型クラウドファンディングを利用して資金調達する企業が増えるのは間違いないでしょう。

今まで以上に魅力的な企業に出資できるかもしれません。

生株でなくても「株主」と「起業」の関わり合いに変化はないと思いますからね。

新株予約権でも「ファン株主」です!!

今回発表された3つの事業が開始されるまで時間はありますが、投資家の満足度を高めてくれるものばかりです。

期待して待ちましょう♪

初のイグジット案件もでましたしここから盛り上がっていきそうですね。

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POSTED COMMENT

  1. へたれピーマン より:

    なんかいろいろやってるのですね。
    私的にはそれよりもっとやることがーと思ってしまいますが。

    流動性についても、上がるのは良いことかもしれませんが、それなら通常株でいいじゃんみたいな。
    追加融資時には基本株単価あげての募集になるので、ただのチキンレースが始まるかと。
    この前のバンクインボイスなんか二回目の募集で売れれば勝ちですよね。
    なんだか目指してるところが変わった気がします。
    新規企業の応援なのか、未公開株の流通なのか。

    自分の頭じゃ理解出来てないだけってことなんだろうなーと思いながら益々の発展お祈りします。

    • メカニック より:

      今後はおそらくストックオプションでの募集と普通株での募集、両方で展開していくのかなと思っています。
      他社であるエメラダは新株予約権での募集がメインですが、こちらの企業ではその後の資金調達がスムーズに行われている現状がありまして、やはり現時点では企業側にとって新株予約権でファイナンスを行った方がのちのち様々な面で有利なのかなという印象です。
      ドライブさせていくにはやはりVCから大きな資金調達する必要がありますからね。
      大型の資金調達を受けることができれば既存投資家にとってもハッピーなニュースですし、双方にメリットはあるのかなと。

      個人的には株式投資型クラウドファンディングはまだまだ日本でできたばかりのシステムですし、いろんなチャレンジをしなければ前に進めないと思っています。
      そこらへんは我々投資家がある程度温かい目で応援していかなければいけないのかなと。
      今は「何が正解か探すフェーズ」ではないでしょうかね。

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