
どうも、メカです。
イオン株式会社が28回目の社債を新たに発行することになりました。
そこで今回は「イオン株式会社 第28回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(個人向け)」について利率、リスク、期間について紹介したいと思います。
イオン株式会社第28回無担保社債とは??

イオン株式会社第28回無担保社債はイオン株式会社が発行する個人投資家向けの社債です。
正式名称はイオン株式会社 第28回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(個人向け)といいます。
株式会社イオンは総合スーパーなどの小売事業が中心ですが、クレジットカードなどの金融事業、イオンモールなどの商業施設を運営するディベロッパー、モーリーファンタジーを中心とするサービスなど、306の連結子会社、26社の持分法適用関連会社によって構成されています。
時価総額はこの記事を書いている時点で5兆円を超えています。
今回の社債規模は現時点で600億円です。
イオン株式会社第28回無担保社債の購入方法

まずはイオン株式会社第28回無担保社債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
販売証券会社は下記の通りです。
- みずほ証券
- 野村證券
- SMBC日興証券
- 大和証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
- SBI証券
- 岡三証券
大手証券が中心ですが、ネット証券ではSBI証券が引き受けています。
みずほ証券とSMBC日興証券はネットから申し込みできる可能性が高く、SBI証券は取り扱いが確定しました。
個人的にはSBI証券がおすすめです。
証券会社に入金
事前に入金しておくとスムーズに購入できます。
イオン株式会社第28回無担保社債は100万円以上100万円単位で購入できますので最低でも100万円は入金してください。
ちなみに過去に募集した社債の最低購入金額を見てみると…
- ソフトバンク社債 → 100万円
- ZHD社債 → 10万円
- 楽天モバイル債 → 50万円
- カゴメデジタル特典付き社債 → 10万円
- 光通信社債 → 100万円
- GMOクリック債 → 10万円
- JERA社債 → 100万円
- 三菱HCキャピタル → 100万円
- 三井住友フィナンシャルホールディングス → 100万円
- みずほフィナンシャルグループ → 100万円
- 西日本社債 → 10万円
- SBIホールディングス → 10万円
- マネックス債 → 1万円
- 山口FG社債 → 100万円
- 三菱UFJFG社債 → 100万円
上記を見ていただければわかると思いますが、社債は100万円単位での購入が多いです。
ただ、100万円未満でも購入できる場合があるので、それを考えるとやや上級者向けと言えます。
イオン株式会社第28回無担保社債に申込
入金が完了したらイオン株式会社第28回無担保社債に申し込みしてください。
申込期間は下記の通りです。
2025/9/1 ~ 9/16
約2週間です。
抽選ではなく、先着順なので購入予定の人はできるだけ初日に申し込みしましょう。
人気の社債は初日に完売することが多いです。
おそらくイオンというネームバリューを考えれば人気化はほぼ確実でしょう。
ただ、証券会社ごとに販売枚数が決まっているので、売り切れるタイミングは証券会社ごとで違ってきます。
証券口座を多く保有していればそれだけチャンスが広がります。
イオン株式会社第28回無担保社債の評価は??

イオン株式会社第28回無担保社債はこの記事を買いている時点での格付けが下記の通り設定されています。
- R&I → A-
A以上は一般的にリスクが低いと言われており、AAは「債務履行の確実性は非常に高い」という評価です。
もちろんBBB以上なので機関投資家が投資する投資適格債に分類されます。
イオン株式会社第28回無担保社債の償還期間

イオン株式会社第28回無担保社債は7年です。
満期償還日は2032年9月17日になります。
期間7年以上は社債の中では比較的長めです。
償還までの期間が長ければ長いほど、リスクが高くなりますので理解しておきましょう。
イオン株式会社第28回無担保社債の利回り

イオン株式会社第28回無担保社債の利回りにおける仮条件は下記の通りです。
- 年1.650%~年2.250%(税引前)
8/29に利率が決定します。
中央値は1.95%です。
高い数字ではありませんが、イオンという信用力、償還期間を考慮すれば妥当な数字だと思います。
イオン株式会社第28回無担保社債の投資シミュレーション

イオン株式会社第28回無担保社債を購入すると、どのくらいのリターンがあるのかシミュレーションしていきましょう。
今回は中央値である1.95%で100万円分購入した場合の1年間のリターンを計算してみました。
100万円 × 1.95% = 19.500円。
7年だと136,500円です。
税引き前となりますので、ここから税金がひかれます。
11.55万円の利益です。
ちなみに確定申告については原則不要です。
確定申告で損益通算したい場合は申告分離課税となります。
利払い日は毎年3月17日、9月17日の年2回です。
初回は2026/3/17に利払いされますが利息計算期間が半年未満となるため半年分の利息より少ない金額になるので覚えておきましょう。
もちろん社債には倒産や途中償還など様々なリスクがありますので、その点も合わせて理解しておくようにしてください。
社債に興味があるならFundsもおすすめ

社債に興味を持っている方は貸付投資であるFundsもおすすめです。
利回りは1%〜3%ほど。
上場企業など信頼度が高い企業に貸付することで、利息をコツコツと受け取れる新しい資産運用方法です。
参加企業はメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行、イオン銀行など大手企業がずらり。
イオン株式会社第28回無担保社債の社債は100万円からしか購入できませんが、Fundsならたった1円から投資ができます。
その上、Fundsの場合は分配金に加えて優待が付いている場合があるんです。

イオン銀行のファンドではみんなにWAON POINTを配りました。
100万円出すのに抵抗がある人はFundsで少ない金額から初めてみることをおすすめします。
ちなみに自分は投資して5年経ちますが、すでに15万円以上の利益を得ています!!

口座開設は無料ですので、興味がある方は開設だけでもしておきましょう。
イオン株式会社第28回無担保社債のまとめ
では最後にイオン株式会社第28回無担保社債についてまとめます。
- 購入はSBI証券がおすすめ
- 規模は600億円
- 購入単位は100万ごと
- 利率は中央値が1.95%
- 運用期間は7年
- 評価はR&Iの格付けで”A-“
流石に2%越えの利率は難しいと思いますが、イオンという信用力を考えれば間違いなく人気化します。
楽天グループの社債は初日に完売してしまったので、今回も初日とはいかないまでも間違いなく完売するはずです。
100万円という金額に問題がなければ非常に魅力的な商品だと思います。
ただ、いきなり100万円を出すのは難しいという人も多いでしょう。
まずはFundsで低額から始めて、そのあとでステップアップするのがベストです。
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