コンスタントに幹事入りしているのに、大人の事情でなかなか話題にされない証券会社といえばアイザワ証券でしょう。
おそらくネットからIPOに申し込める証券会社の中では最も謎に包まれている証券会社だと思います。
今回はそんなアイザワ証券のIPOルールを徹底解説!!
知らなかった人は是非この機会に覚えるようにしましょう。
アイザワ証券はこんな証券会社
お時間がない人向けにざっとアイザワ証券についてまとめます。
- 主幹事になれる
- 抽選配分率は10%
- ネットからIPOに参加できない場合あり
- 口座開設者が少ない
- 即時入金が不可
- 毎年コンスタントに幹事入り
アイザワ証券はお世辞にも知名度が高いと言えませんが主幹事になれる貴重な証券会社です。
抽選配分率は10%。
100枚の割当があったら10枚は抽選で当選者を決めます。
残念なところはネットからIPOに参加できない銘柄もあるところ。
さらに即時入金が不可な点も大きなデメリットです。
ただ、口座開設者が少ないため主幹事や上位幹事になった場合は穴場になる可能性があります。
アイザワ証券とは??
アイザワ証券は東証1部に上場している独立系の中堅証券会社です。
インターネット取引も可能ですが対面取引がメイン。
国内に60店舗ほどを展開しています。
特徴としては外国株に強く、アメリカ株はもちろん中国株やアジア株を幅広く取り扱っています。
アイザワ証券の取引チャネル
アイザワ証券に口座開設をするときに取引チャネルを選択する必要があります。
取引チャネルとは簡単にいえばコースです。
- ブルートレード
- アイザワプラス
- 対面口座
- ラップ口座
この4チャネル。
どれも口座開設費は無料です。
チャネル1:ブルートレード
ブルートレードはインターネット口座です。
近くに店舗がない方や、自分で投資商品を選択して取引したい方はこちらを選択しましょう。
ネットからIPOに参加したい方はこのブルートレードを選んでください。
チャネル2:アイザワプラス
アイザワプラスはブルートレードと対面口座の間に位置するチャネルです。
担当営業のアドバイスを聞きながら、インターネットやコールセンターで発注したい人向け。
ハイブリッド的な口座ですかね。
チャネル3:対面口座
対面口座は店頭で担当営業からのアドバイスを聞きながら取引する人向けのチャネルになります。
ほぼ担当営業に丸投げという形になりますので、運用実績は営業次第で大きく変わってきます。
チャネル4:ラップ口座
ラップ口座は投資一任運用サービスの専用口座です。
ブルーラップは国内株を中心に運用。
アイザワファンドラップは投資信託で運用します。
アイザワ証券の口座開設にかかる日数
自分はブルートレードの口座を開設しました。
その時にかかった日数は2週間以上。
一度書類不備があったのでその影響もありましたが、他の証券会社と比較してもレスポンスが遅かったです。
余裕を持って口座開設するようにしてください。
アイザワ証券のIPOルール
アイザワ証券のIPOルールは非常にシンプルです。
アイザワ証券のIPO抽選方式
抽選方式は前期型です。
- 需要申告
- 抽選結果
- 購入
アイザワ証券のIPO抽選割合
そして抽選割合は10%。
アイザワ証券が配分する数量のうち、配分予定数量の10%を抽選にまわします。
もし100枚の割当があったら10枚が抽選にまわるということですね。
SBI証券やエイチエス証券のようにポイントシステムはありません。
アイザワ証券のIPO抽選方法
抽選方法はアイザワ証券のシステムで申込者に対して番号を付与し、その番号を対象に抽選を行います。
申込者に対して番号を付与するので多く申し込みをしても当選確率はアップしません。
抽選分に関しては資産や取引実績など関係なく誰でも平等です。
アイザワ証券のIPOにおけるメリット
メリット1:毎年コンスタントに幹事入り
アイザワ証券は毎年コンスタントにIPOの幹事入りをします。
多くはありませんが口座を持っていれば年間数社のIPOには参加できるはずです!!
メリット2:口座開設者が少ない
アイザワ証券は口座開設者が中堅証券の中では少ないです。
口座開設者が少ないということはライバルが少ないということですので、他の証券会社よりも当選確率が高くなる傾向があります。
メリット3:主幹事になれる
意外に感じる人もいるかもしれませんが、アイザワ証券はIPOの主幹事をつとめることができます。
直近だと2018年にFUJIジャパンというIPOで主幹事をつとめました。
主幹事になれる証券会社は数が少なく貴重です。
アイザワ証券のIPOにおけるデメリット
デメリット1:ネットから申し込みできないIPOがある
1番注意して欲しいのはブルートレードから申し込みできないIPOがあることです。
アイザワ証券ではIPO毎に申し込みできるチャネルが変わってきます。
アイザワ証券が幹事入りした時は公式ページで確認するようにしましょう。
また、地方銘柄のIPOは主幹事でも申し込みができません。
実際、主幹事をつとめたFUJIジャパンは札幌アンビシャスへの上場だったためにブルートレードから申し込みができませんでした。
デメリット2:繰上当選がない
アイザワ証券は当選者がもしキャンセルした場合、抽選によらない配分の対象となってしまいます。
つまり繰上当選、もっといえば補欠当選がありません。
一発勝負です!!
デメリット3:即時入金が使えない
残念ながら即時入金サービスが利用できません。
入金する場合は所定の口座に振込をする必要があります。
振込手数料も投資家が負担しなければいけません。
上記の口座なら振込手数料は所定回数無料です。
しっかりと節約していきましょう。
アイザワ証券における管理人のIPO実績
口座は保有していますが当選したことは一回もありません。
実は申し込みしない時の方が多くて若干サボり気味。。
今後は気を引き締めてチャレンジしていきたいと思います。
アイザワ証券のIPOまとめ
では最後にアイザワ証券のIPOについてまとめます。
- 口座開設者が少ない
- 抽選割合は10%
- システムによる平等抽選
- 主幹事をつとめることができる
- ネットから申し込みできないIPOがある
毎年コンスタントにIPOの幹事入りをつとめますので持っておいて損はありません。
しかも口座開設者が少ないのでアイザワ証券が上位幹事入りした時はチャンスです。
そういう時は優先して申し込みするのもアリでしょう。
ちなみにアイザワ証券はブログやサイトで積極的に紹介されませんがこれは広告に力をいれていないからです。
こういう話題にならない証券会社が本当の穴場といえるのかもしれませんね。
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