みなさんとうとうこの時が来ました!!
少し前にお話したので覚えている人もいるのではないでしょうか。
なんと、IEOの国内第一号案件がスタートするとのことです。
まだ具体的なスケジュールなどは決まっていませんが、銘柄や規模などの情報がでてきています。
今回は日本初になりそうなIEOの一号案件を分かっている限り紹介していきますね。
そもそもIEOって何??
IEOについて分からない人も多いと思いますのでまずは簡単に説明します。
IEOは「Initial Exchange Offering」の略称で、簡単にいうと暗号資産で資金調達を行う方法のことです。
暗号資産が流行ったときにICOという単語もよく聞いたと思いますが、IEOは信用度を高めたICOといってもいいかもしれません。
IEOは取引所の審査を通過した企業しか資金調達ができず、取引所が調達会社と投資家の間に立って行います。
海外ではIEOの実績が多くでてきてはいますが、日本ではまだ1社もありません。
もし、今回の調達が行われた場合は日本初の案件になります。
IEOについてさらに詳しく知りたい人は下記をチェックしてみてください。
結果などもまとめていますよ。
日本初のIEOはコインチェックで行われる
日本初のIEOが行われるのはやはりコインチェックでした。
先ほど共有したの記事内でも紹介しているんですが、以前からコインチェックがIEO事業に乗り出すといっていたんですよね。
しばらく情報が出てきませんでしたが着々と進行はしていたようです。
コインチェックは暗号資産の流出問題で色々と叩かれましたが、マネックス証券の子会社になってから問題はでていませんし、色々とチャレンジしているのは好感がもてます。
日本初のIEOは上場企業のLINK-U絡みか!?
気になるのはどんな企業がIEOするかですよね。
どうやら第一弾は上場企業のLINK-UとHashPortが2020年3月に共同で設立したHashpaletteになるとのこと。
LINK-UはIPO投資家ならご存知の人も多いでしょう。
2019年の7月に上場した「マンガワン」や「ゼブラック」など多数の漫画アプリを運営している企業です。
Hashpaletteにおいてパレットトークン(PaletteToken, PLT)を発行し、それがコインチェックで販売される予定です。
今回のスキームは下記の通り。
発行されるパレットトークンはパレットというブロックチェーンプラットフォームで利用されます。
パレットは具体的にファンコミュニティにおいてコンテンツを活用したデジタルアイテムを発行・管理・流通させるためのブロックチェーンプラットフォームです。
パレットトークンはイーサリアムブロックチェーン上で発行され、コンセンサスノード運営報酬の支払い、スマートコントラクトの発行手数料(GAS)、NFT売買の決済などの用途で使用されます。
将来的には「限定イラスト付マンガファンクラブ会員権」、「マンガの限定読切閲覧権」や「限定コンサート参加権」などの実現も考えているとのこと。
このパレットトークンをコインチェックを通して投資家に販売し、資金調達をする予定です。
そして、このパレットトークンですがIEO後にコインチェックで上場させる計画とのことですよ。
IEOの実施スケジュールや調達額は??
もう一つ気になるのはスケジュールや調達規模でしょう。
IEOする時期ですがどうやら2021年3月までに調達を行う予定だそうです。
つまり、今年度中ということになりますね。
そして調達規模はどうかというと、なんと…
約10億円です。
初のIEOでいきなり大きな金額で来たな〜という印象。
IPOで言うところの吸収金額になりますが、株式での10億円とは訳が違いますからね。
投資家の数も全然違うので、ちょっとどうなるか予測ができないところです。
ただ、投資家は初物が大好き。
注目度も高いので購入したいという人はおおいんじゃないかなと予想しています。
IEOにおけるみんなの反応
IEOの1号案件におけるみんなの反応をすこしリサーチしてみました。
IEOは胡散臭いの多いけどコインチェックが発行元ならいいんじゃない!?
ボク勝負しようと思うhttps://t.co/p2Tb3z90a6— ブッダ@BTCFX (@Buddha_FX_BTC) August 25, 2020
コインチェックのIEOはどんな通貨になるのか楽しみですね。奇しくもZaifテックビューロのCOMSAがやろうとしたことをコインチェックが行うという結果になるとは。。 https://t.co/mFrYyBvv5i
— ミチ (@kasoutsuka1985) August 25, 2020
コインチェックが新規銘柄のIEOを年内目途に。当社SocialGoodは待ちきれず、先月末に米国の取引所でIEO実施。23秒で売り切れて、その後、トークンは42倍に上昇しました。SoicalGoodの場合は資金調達目的ではなくユーザー創りが目的でした。日本でも盛り上がって欲しいです。https://t.co/e3BlCP8sqx
— 高岡壮一郎 SoichiroTakaoka (@SoichiroTakaoka) August 24, 2020
コインチェックのIEOは時期的に参加しておきたい。バブル相場と重なれば非常においしい投資となるはず。
— Ally@FXトレーダー (@cryptocaptor) August 24, 2020
やはり期待している人が多いですね。
日本初ですし、自分も今の所は参加する方向でいます!!
まとめ:IEOに参加すれば儲かるのか??
今の所、第一号案件のIEOについてわかっているのはこのぐらいです。
もう少し先ではありますが、日本初ということもあり個人的には非常にワクワクしています。
資金調達といえばやはりIPOが最も有名ですが、最近はIEOやSTO、さらにはECFなど本当に多様化してきたなという印象です。
そして、投資家が最終的に気になるのは「IEOに参加すれば儲かるのか??」という点ですよね。
正直いうとわかりません!!
なんせ日本初ですから。
ただ、初物ということでコインチェックに上場したらご祝儀相場になるかもしれません。
実際に海外では短期間で46倍になった銘柄もあるんです。
ポテンシャルはIPO以上といってもいいかもしれません。
今後はIPOだけでなく、暗号資産のIEOも様々な取引所で行われると個人的には予想しています。
投機的にはIPOと同じくらい面白い商品になる可能性も秘めているので知っておいて損はないと思いますよ。
ちなみに、IEOに参加したい人はコインチェックの口座が必要になるので準備だけは万端にしておきましょう。