どうも、メカニックです!!
キオクシアホールディングス(285A)のIPOが新規承認されました。
2024/12/18に上場予定で事業内容は”メモリ及びSSD等関連製品の開発・製造・販売事業等を営むグループ会社の経営戦略策定及び管理“です。
このページではキオクシアホールディングス(285A)のIPO詳細や仮条件決定後の初値予想、上場日直前初値予想に加え、自分のBBスタンス、各社割当枚数、幹事団について記載していきますよ。
もしIPOについて知らない方はまずはじめに下記記事を一読してください。
IPOとは??というところから申込方法まで完全解説しています。
また、動画でもまとめていますのでよろしければこちらもどうぞ。
結論:キオクシアホールディングス(285A)のIPOは慎重に考えよう
時間がない人向けにキオクシアホールディングス(285A)のIPOについて要点をピックアップしてまとめました。
結論からいうと、公募価格前後での初値形成が濃厚です。
- メモリやSSDの開発
- 想定価格は1,390円
- 上場市場はプライム
- 上場日は12/18
- 知名度が高い
- 吸収金額は約1,150億円
- 海外割当あり
- 業績はかなり微妙
- 株主にVCが存在
- ロックアップは堅い
- 主幹事は大手5社
キオクシアホールディングスはメモリやSSDの開発販売をしている企業です。
業績は横ばいで今期は現時点では赤字です。
想定価格は1,390円、吸収金額は1,150億円で市場はプライムとなっています。
前回承認された時は3,700億円ほどでしたので1/3以下です。
とはいっても大型規模に変わりありませんので需給面での優位性は全くありません。
業種はフラッシュメモリとSSDの作成と今後も必要な事業です。
技術力も高いためこちらは投資家に評価されると思います。
一方でスケジュールが過密日程かつ、換金色も多少は感じるなどマイナス要素があります。
トータルスペックで見ると初値高騰は期待できず、公募価格前後での初値形成になる可能性が高いです。
主幹事は大手証券5が揃い踏みの万全の体制。
全ての証券会社から申し込めば複数枚の当選も十分可能でしょう。
多く当選できればハイリターンの可能性もありますが、逆に同等のマイナスになる可能性もあります。
BBスタンスは慎重に考えるようにしてくださいませ。
また、最近IPO投資を始めた方向けに当選確率をアップさせる方法を下記記事にまとめてあります。
さらに最近ではIPOを目指すベンチャー企業に先回り投資できるFUNDINNO(ファンディーノ)を中心とした株式投資型クラウドファンディングの人気が加速中!!
企業と投資家が一緒になってIPOまで目指せる新しい方法なので興味がある人は是非チェックしてみてください。
自分の経験を元に算出した当選しやすい証券会社ランキングもまとめてありますので、こちらもよろしければどうぞ。
キオクシアホールディングス(285A)のIPO初値予想と初値結果
キオクシアホールディングス(285A)のIPOにおける初値予想になります。
“直感的初値予想“は仮条件決定後、”独断と偏見初値予想“は上場日前日の更新です。
【仮条件決定後の直感的初値予想】
(公募価格の0.9倍〜1.1倍)
【上場直前の独断と偏見初値予想】
みんなの初値予想アンケート
投票のお力添えをお願いいたします。
期限は上場日前日までです。
初値結果
キオクシアホールディングス(285A)のIPO詳細
銘柄 | キオクシアホールディングス株式会社 |
---|---|
市場 | プライム |
上場日 | 2020/10/06 ↓ 2024/12/18 |
コード | 6600 ↓ 285A |
公募 | 21,562,500株 |
売り出し | 66,068,900株 ↓ 50,380,100株 |
OA | 7,886,900株 ↓ 10,791,300株 |
想定価格 | 3,960円 ↓ 1,390円 |
吸収金額 | 約3,782.5億 ↓ 約1,150.0億(想定価格ベース) |
時価総額 | 約2兆1,346億円 ↓ 約7,493.0億円(想定価格ベース) |
仮条件 | 1,390円~1,520円 |
公開価格 | -円 |
キオクシアホールディングス(285A)ってどんな会社??
まずは今回新規承認されたキオクシアホールディングスがどんな企業なのか紹介していきます。
前身は2017年に東芝から会社分割により設立された東芝メモリ株式会社です。
東芝のメモリ事業を承継する形で誕生しました。
その後、2019年の10月に現在の社名に変更されています。
東芝のメモリ事業の歴史は古く、1987年の4月に世界初のNAND型フラッシュメモリを発明したところからスタートしています。
そこから様々なフラッシュメモリを開発、量産して今に至るといった感じですね。
現在の従業員数は合計15,152名、提出会社の平均年間給与は約1,045万円となっています。
さて、そんなキオクシアホールディングスの事業はメモリやSSDの開発販売です。
事業系統図は下記の通りになります。
キオクシアホールディングスはフラッシュメモリの世界最大級の専業プレイヤーで世界シェアの35%ほどを占めています。
強みとしてはSSDやスマートフォン、ゲーム機など多くの製品に供給している点です。
さらに業界のパイオニアとして35年に渡って培った高い技術力も保有しています。
直近でも新製品を続々と開発中。
生産規模も四日市工場、北上工場など広い施設で世界最大級を誇っています。
相手先企業
相手先は超有名企業です。
世界のアップルの名前もありますね。
上記3社に売上の40%ほどを依存しています。
キオクシアホールディングス(285A)のIPOスペック
続いてキオクシアホールディングス(285A)のIPOスペックを見ていきましょう。
想定価格は1,390円。
上場予定市場はプライムで吸収金額は約1,150億円となっています。
キオクシアホールディングス(285A)のIPOにおけるマイナス要素
マイナス要素をチェックしていきましょう。
まずはなんといっても規模ですね。
国内、海外分を合わせた吸収金額は約1,150億円!!
東京メトロほどではありませんが大型規模で間違いありません。
この時点で初値高騰する可能性はほぼゼロに近いです。
また、売り出しも多くやや換金的な匂いも感じます。
スケジュールも12月は過密日程ですので、買い意欲はやや衰退している中での上場になるかもしれません。
キオクシアホールディングス(285A)のIPOにおけるプラス要素
プラス要素は業種でしょう。
フラッシュメモリは今後も必要なプロダクトですし、開発技術も世界トップレベル。
すでにシェアを35%占めているのも大きいです。
相手先企業にAppleはdellがいるのも安心感があります。
また、直近はプライム市場の銘柄は好まれる傾向にあり、初値パフォーマンスは悪くありません。
今後成長していくかは難しいですが、スペックはそこまで悪くはない印象を持っています。
キオクシアホールディングス(6600)のIPO割当枚数と当選期待度
続いてキオクシアホールディングス(285A)のIPO幹事団と各社における期待度を紹介します。
証券会社 | 個人期待度 | |
---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
1
|
モルガン・スタンレーMUFG証券 |
–
|
|
野村證券 |
5
|
|
BofA証券 |
–
|
|
SMBC日興証券 |
2
|
|
みずほ証券 |
4
|
|
大和証券 |
3
|
|
幹事 | SBI証券 |
6
|
楽天証券 |
7
|
|
松井証券 |
8
|
|
マネックス証券 |
9
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
–
|
GMOクリック証券(?) |
–
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
–
|
|
DMM株(?) |
–
|
|
auカブコム証券(?) |
–
|
|
大和コネクト証券(?) |
–
|
大型のIPOということもあり、主幹事は5社の共同主幹事です。
この中だと狙い目はやはり三菱UFJモルガンスタンレー証券でしょう。
東京メトロでも高確率で当選者を出していたので今回も間違いなく期待できます。
また、他の主幹事への割当枚数も多いでしょうから正直、どこからでも当選は可能だと思います。
複数枚当選も十分可能でしょう。
SMBC日興証券で優遇当選する人も多く出てきそうな雰囲気。
ブロンズステージでも普通に当選できるかもしれません。
新規口座開設者は3ヶ月間は無条件でブロンズステージが適用されるので、口座を保有していない人はチャンスかもしれませんね。
IPOルールを知らない人はしっかりとチェックしてください。
キオクシアホールディングス(285A)のスケジュールや購入方法
仮条件決定日 | 2024年12月2日 |
---|---|
申込期間 | 2024年12月2日から12月6日 |
公開価格決定日 | 2024年12月9日 |
購入申込期間 | 2024年12月10日から12月13日 |
仮条件は2024年12月2日に決定します。
申込期間は2024年12月2日から12月6日までですので、IPOが欲しい人はこの期間内に証券会社から申込しましょう。
公開価格は2024年12月9日に決まり、夕方から抽選結果が判明します。
購入期間が2024年12月10日から12月13日までとなっているので、当選、補欠当選した人はこの期間内に購入申込をしてください。
当選しても購入申込を忘れると購入できませんので注意しましょう。
IPO投資における手順は下記の通り。
- 証券会社に口座開設
- ネットからIPOに申し込み
- 抽選結果発表
- 当選したら購入
- 上場日に売却
この5ステップです。
さきほども言った通り、IPOは主幹事からの申し込みが最も当選確率が高いので第一優先で申し込みしましょう。
キオクシアホールディングス(285A)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果
キオクシアホールディングス(285A)のIPOにおけるBBスタンスと抽選結果を紹介します。
証券会社 | 抽選結果 | |
---|---|---|
主幹事 | 三菱UFJモルガンスタンレー証券 |
未定
|
モルガン・スタンレーMUFG証券 |
ネット申込不可
|
|
野村證券 |
参加
|
|
BofA証券 |
ネット申込不可
|
|
SMBC日興証券 |
未定
|
|
みずほ証券 |
参加
|
|
大和証券 |
参加
|
|
幹事 | SBI証券 |
参加
|
楽天証券 |
未定
|
|
松井証券 |
未定
|
|
マネックス証券 |
参加
|
|
委託幹事 | 岡三オンライン証券(?) |
未定
|
GMOクリック証券(?) |
未定
|
|
SBIネオトレード証券(?) |
未定
|
|
DMM株(?) |
未定
|
|
auカブコム証券(?) |
未定
|
|
大和コネクト証券(?) |
未定
|
新規承認時におけるBBスタンス
前回承認時と比較してかなりサイズダウンしたのは評価できます。
ただ、流石にこの規模ではBBスタンスをすぐに決められません。
ひとまずキャンセルしてもペナルティのないところからは攻めますが、あとは地合いと仮条件次第ですかね。
東京メトロのようにみんなが儲かるIPOになればいいのですが。。
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何故こんなに価格が高いのですか?価値があるからですか?
めちゃくちゃ悩んでます。
一先ず仮条件が決まってから本腰いれて検討しようかなという感じです。