1万円から海外の成長国に投資ができるクラウドクレジット。
ソーシャルレンディング事業社の中では老舗の一つで、自分も投資を開始してから2年以上が経過しました。
投資した中に遅延案件などありましたが、今のところ自分が投資したファンドで損失が出たものはありません。
しかし、先日ついにクラウドクレジットで初となる損失を出してしまいました!!
ファンドはしっかりと運用していたにもかかわらず、あることが原因で損失が出てしまったんです。
海外に投資するクラウドクレジットならではの原因ですが、初心者の方の中には理解していないという人も多いはず。
そこで、今回はクラウドクレジットで損失を出したファンドとその原因を説明していきます。
ちなみに、もしクラウドクレジットについてご存じない方がいましたら先に下記記事をチェックしてください。
基本的なことからメリット・デメリット、管理人の投資実績までまとめていますよ。
クラウドクレジットで損失が出たのはこのファンド!!
今回損失が出てしまったのが上記のファンドです。
東欧金融事業者支援ファンドでクラウドクレジットでは実績があるファンド。
おそらく一番人気のファンドではないかなと思います。
- 運用期間は7ヶ月
- 分配金は満期一括
- 利回りは5.4%
- ユーロ建て
このファンドに1万円投資していました。
勘のいい人ならすぐにわかると思いますが、特に注目すべき点はやはりユーロ建てという部分です。
そう、つまり投資したファンドは”ヘッジなし”になります。
ここまで説明したら何故今回のファンドで損失がでたのか分かる人も多いかな。
クラウドクレジットで損失が出た理由は為替差損!!
もったいぶってもあれなんで、早速損失がでた理由をいいますがそれは…
為替差損です。
為替ヘッジなしのファンド投資したので、為替の影響をダイレクトに受けてしまいました。
運用自体は問題なく終了したんですが、残念ながら為替差損が利益を上回るという結果に。
クラウドクレジットの場合、投資を始めた時の為替相場より、償還時の為替相場の方が悪い場合は為替差損がでてしまうんです。
今回はこの為替差損が大きすぎました。。
ただ、その逆も然りで、もし償還時の相場の方が良くなっていた場合は利益が上積みされます。
この時は想定していた以上の利回りになりますよ。
ヘッジなしの場合はどうしてもファンドの運用リスクと為替リスクの両方を負わなければいけないので、どちらかというと上級者向けのファンドになると思います。
どのくらいの損失がでたの??
具体的にどのくらい損失が出たのかも紹介しますね。
先ほども言ったように投資金額は1万円でした。
償還された金額はいくらだったかというと…
9,765円です!!
235円の損失になりました!!
損失にはなりましたが大した金額ではなかったのが不幸中の幸い。
このくらいで済んでよかったです。
クラウドクレジットにおける管理人の運用実績
参考までにクラウドクレジットに投資してから今までの運用実績を紹介します。
26万円ほどを投資中です。
投資年月 | 利益(税引後) |
---|---|
2016年 | 883円 |
2017年 | 8,766円 |
2018年 | 10,188円 |
2019年1月 | 173円 |
2019年2月 | -206円 |
2019年3月 | 28円 |
2019年4月 | 142円 |
2019年5月 | 25円 |
2019年6月 | 20円 |
2019年7月 | 24円 |
とまぁこんな感じで2019年の2月だけ虚しくマイナスになってしまいました。
でもトータルでは全然プラスなので問題ありません。
自分はどちらかといえばあまり利回りが高くない安全性が高いファンドを中心に投資しています。
コツコツと分配金を積み上げていく感じですかね。
最後に
ということでクラウドクレジットで損失がでたのは為替差損が原因でした。
やっぱりヘッジなしはちょっと怖いですね。
せっかく償還されたのにマイナスではテンションも下がってしまいますから、初心者は手堅く”ヘッジあり”を選択する方がいいと思います。
ヘッジありならば為替リスクはなくなるので、単純にファンドの運用リスクのみ。
ファンドが最後まで運用されれば損失がでることはありませんよ。
ちなみに自分は今回償還された金額はヘッジありのファンドに再投資しました 笑
また損失がでたらいやなので。
次はしっかりとプラスで終わりたいです!!