クラウドクレジットで投資をしてから早いもので5年が経ちました。
今回はクラウドクレジットで、”口座開設”、”ファンドへの投資”、”分配金を貰う”、という全ての工程を経験できましたので、自分の投資経験をまとめてみたいと思います。
「他の人の評判はどうなんだろう??」と気になった方がいましたら参考にしていただければ幸いです。
結論:クラウドクレジットは個人的におすすめ
結論から言うとクラウドクレジットは個人的におすすめの投資です。
その理由は下記の通り。
- 1万円から海外ファンドに投資ができる
- 利回り10%以上の高利回りファンドがある
- 融資先が明確化されている
- 投資後は”ほったらかし”でオッケー
- 伊藤忠商事や三菱系など大手から出資を受けている
- 社会貢献しながら投資ができる
- 3年投資をした実績利回りは7%越えだった
- ガイアの夜明けに紹介された
- 分散投資が簡単
- 口座開設がオンラインで完結
クラウドクレジットは1万円から高利回りの海外ファンドに投資ができるサービスです。
ペルーやカメルーンなどの発展途上国に対して社会貢献しながら投資ができます。
伊藤忠商事など大手企業が出資しており、2018年の1月にはテレビ東京系のガイアの夜明けにも紹介されました。
自分はすでに3年クラウドクレジットで投資をしていますが、実質利回りは7%越えと高パフォーマンスを維持してくれています。
投資経験に関係なく誰でも同じパフォーマンスを出せる新しい投資サービス、それがクラウドクレジットです。
【投資実績】クラウドクレジットは儲かるのか??
投資といえば気になるのが投資実績ですよね。
ということで自分がクラウドクレジットで投資をしてから、貰った分配金をまとめました。
投資金は1万円ほど。
2024年4月までの実績は下記の通りです。
2016年 | 883円 |
---|---|
2017年 | 8,766円 |
2018年 | 10,188円 |
2019年 | 3,898円 |
2020年 | 16,645円 |
2021年 | 22,924円 |
2022年 | 21,288円 |
2023年 | 5,762円 |
2024年1月 | 0円 |
2024年2月 | 0円 |
2024年3月 | 0円 |
2024年4月 | 0円 |
合計利益:90,354円
とうとう90,000円を超えました!!
合計20のファンドに投資しており、ファンド組成時の想定利回りは平均で7.7%。
運用中の元本と予想分配額は下記の通り。
ちなみにクラウドクレジットでは下記の二通りのファンドが存在します。
- 毎月分配型のファンド
- 満期時一括型のファンド
毎月分配型のファンドなら毎月分配金が支払われていますが、満期一括型はファンドが運用した時にしか分配金がもらえません。
それもあって月ごとの分配金に大きな差がでてきます。
また、収支がマイナスになった月もありますが、これは為替差損が原因です。
ファンドの運用は予定通りだったんですが、為替で損失が発生してしまいました。
初心者は為替リスクがない【円建て】のファンドを選択することをオススメします。
自分も最近は【円建て】のファンドばかり投資をしていますよ。
想定利回りよりはやや低めで推移していますが、それでも今のところの収支は上記のようにしっかりと利益を出せています。
ソーシャレンディングとは??
ではここからはクラウドクレジットについてゆっくりと解説していきます。
クラウドクレジットの説明をする前に、”ソーシャレンディングとは何か”から説明していきますね。
ソーシャレンディングは…
“ネット上でお金を借りたい人と貸したい人を結びつけるサービス“のことです
世間でよく聞くようになった”Fintech“の一分野になります。
また、似たような言葉で”クラウドファンディング”という言葉もあるんですが、ソーシャレンディングはクラウドファンディングの1種です。
この辺の違いについては下記記事で詳しく説明しています。
クラウドクレジットとは??
クラウドクレジットは世界の個人や事業へのローンに投資を行うソーシャレンディングサービスです。
地域は北欧や南米、アフリカなどなど、世界のファンドを幅広く提供しています。
ファンドの基本的なスキーム図は下記の通りで…
子会社を経由、さらに提携会社を通じて投資するのが大まかな流れです。
提携会社も世界各国にあります。
また、クラウドクレジットでは海外のファンドを取り扱っているので、日本円だけでなく、様々な通貨建てで投資できるのも魅力の一つ。
為替ヘッジあり・なしの両方のファンドがあるので、為替リスクを避けるか、逆に為替でリターンを狙うか、好きな方を選択できます。
ちなみにドル建てで投資できるサービスはありますが、ここまで幅広い通貨で投資できるサービスはクラウドクレジットだけですね♪
他にはないエッジの効いたファンドが非常に多いです
また、クラウドクレジットでは動画配信にも力を入れていて、YouTubeで初心者向けの様々な動画を公開中。
基本的なことから丁寧に解説されているので、こちらをみれば、ソーシャルレンディングとクラウドクレジットについて”より理解できる”と思います。
クラウドクレジットの手数料は??
クラウドクレジットでかかる手数料を下記にまとめました。
口座開設費 | 無料 |
---|---|
口座維持費 | 無料 |
購入手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
基本的に無料で利用できます。
ただし出金手数料が無料になるのは月に1回まで。
2回目からは770円(税込)がかかるので注意してください。
出金はできるだけまとめて行いましょう。
また、2021年の2月からeKYC/本人確認サービスが導入されました。
これにより原則として郵送による手続きが不要。
運転免許証/運転経歴証明書/パスポート/マイナンバーカード/住基カードをアップロードすれば本人確認が完了します。
クラウドクレジットでの投資方法は??
ではここからクラウドクレジットで実際に投資する方法を詳しく紹介していきます
- 口座開設
- 入金
- 投資案件を選択
- 投資申し込み
- 分配金を貰う
基本的な流れはナビ通りに従えば特に難しいことはありません。
ざっくりまとめると、全部で4ステップになります。
まずはクラウドクレジットに口座開設の申込をしてください。
特に混雑していなければ2、3日で口座開設が完了します。
次に投資金を先に入金してから、投資したい案件を選択。
投資申込をしたらこれでこちらが行うことは全て完了。
運用はクラウドクレジットが行なってくれるので運用が終了するのを待つだけです。
分配金については毎月分配されるファンド、運用終了時に一括で貰えるファンドの2通りがあります。
クラウドクレジットのメリット
メリット1:高利回りのファンドが多い
クラウドクレジットは高利回りのファンドが多いということです!!
通常、ソーシャルレンディングでは4%~7%ほどの利回りが平均。
しかし、クラウドクレジットでの利回りを見てみると…
10%越えのファンドまであるんです。
現在日本にあるソーシャルレンディング事業社の中でもトップクラスの利回りですね♪
メリット2:社会的インパクト投資ができる
クラウドクレジットでは社会的インパクト投資ができます。
社会的インパクト投資とは教育や福祉などの社会的問題を解決しながら利益を追求すること。
簡単にいえば社会貢献と投資を合わせたものです。
具体的にはこのようなファンドです。
このファンドはメキシコで起業しようとしている女性を融資という形で手助けすることを目的としているんです。
他にも新興国の個人に融資するようなファンドなどがあります。
投資をしながら社会貢献できればお金だけでなく心も満たされると思いますよ。
メリット3:伊藤忠商事や第一生命グループなど大手から出資を受けている。
クラウドクレジットはなんと一部上場企業の伊藤忠商事から出資を受けています。
しかもそれだけではありません。
下記の事業者やベンチャーキャピタルが出資しているんです。
- フェムト
- マネックスベンチャーズ
- 第一生命グループ
- 三菱UFJキャピタル
- LINEベンチャーズ
- 西武信用金庫
- GCIキャピタル
ベンチャーキャピタルとは未上場企業に投資をする会社のこと。出資した会社がIPOやM&Aされたときに大きな利益を得ることができます。略してVCとも言われます。
別の言い方をすれば、上記企業が株主になっているということ。
今の所、大手企業が資本参加しているソーシャルレンディングサービスは数えるほどしかありません。
信用面から見ても伊藤忠商事と提携しているのは大きなメリットの一つだと思います。
メリット4:”ガイアの夜明け”に出演
2018年の1月にソーシャルレンディング事業者では初となるテレビ東京の人気番組”ガイアの夜明け“にクラウドクレジットが出演しました。
クラウドクレジットの全てがわかる内容で、大変好評でした。
見逃した方はテレビ東京ビジネスオンデマンドで見ることができますので、是非視聴してみてください。
有料のサービスですが初月無料で見れますので、すぐに解約すればお金はかかりません。
メリット5:定期的にセミナーや運用報告会を開催してくれる
クラウドクレジットではセミナーを頻繁に行なっています。
毎年1回投資家向けに運用報告会も開催してくれます。
運用報告会では各ファンドの運用状況、つまり順調に言っているかどうかなどを詳しく説明してくれるんです。
当然、投資家ならば無料で参加できますよ。
自分が行った時の記事は下記にありますので、気になる方は一読してみてください。
メリット6:1万円から投資ができる
クラウドクレジットは最低投資金額が1万円からです。
日本にあるソーシャルレンディングサービスの中で1万円から投資ができるのはクラウドクレジットを含めて数社しかありません。
その内、全案件で1万円から投資できるのは3社ほど。
低額で投資ができる貴重なソーシャルレンディングサービスの一つですよ。
メリット7:投資していることを実感できる
また、クラウドクレジットでは投資したファンドでの運用レポートをしっかりと配信してくれます。
これがあるため投資しているということを実感できるんです。
この”実感”というのは非常に大事。
投資中のファンドでは現在の状況を説明してくれますし、具体的な数値を出して結果を分析してくれます。
メリット8:ファンド実績が明確化されている
クラウドクレジットでは2018年9月にサイトリニューアルを行いました
これに伴いトップページにファンド実績が公開されています。
累計出資金額と償還済みファンド数、さらには償還時元本割れ件数が一目瞭然。
現在、ソーシャルレンディングでは色々な問題がおきていて透明性が非常に大事になってきています。
こういうPRは非常に重要です。
さらに詳しく知りたい方は下記記事をチェックしてみてください。
メリット9:融資先の匿名化が解除
ソーシャルレンディングでは規制によりいままで融資先の情報が開示されていませんでした。
投資家は誰に融資していたかわからなかったんです。
しかしこの規制が解除されたことを受けて、クラウドクレジットでも一部のファンドで貸付先が公表されています。
投資家としては融資先の情報は非常に大事ですから、この試みはありがたいですよね。
メリット10:簡単に分散投資ができる
クラウドクレジットにはファンドパッケージ機能があります。
これは複数のファンドをテーマごとにあつめて、パッケージ商品として販売する機能です。
今まで投資家は分散投資する場合、ファンドごとに申込をしなければいけませんでしたがこの機能を利用すれば簡単に分散投資をすることができます。
10万円から利用できますよ。
クラウドクレジットのデメリット
デメリット1:リスクが高い
クラウドクレジットは利回りが高い分、リスクも高いです。
実際クラウドクレジットでは少人数ではありますが元本割れを起こした人もいます。
最悪は元本割れも起こりえるということはしっかりと覚えておいてください。
デメリット2:マイページが少し使いにくい
他者と比較すると少しマイページが使いにくいです。
サイトの使いやすさってかなり重要な要素だと思うので、もう少しだけサイトデザインを改良してほしいです。
デメリット3:ファンドによっては為替の影響をうける
クラウドクレジットでは海外のファンドに投資するので、為替の影響を受ける可能性があります。
為替の影響を受けるのは”為替ヘッジなし”のファンドです。
もし、為替リスクを負いたくないという人は”為替ヘッジあり”のファンドを選択しましょう。
これなら為替の影響はうけません。
デメリット4:途中解約ができない
投資後の途中解約はできません。
ファンドが終了するまで資金は拘束されてしまいます。
途中でお金が入り用になってもどうしようもできませんので、必ず余裕資金で投資するようにしましょう。
デメリット5:預かり期間が設定されている
2018年の12月から預かり期間が設定され、下記の投資意思基準を満たさない投資家の残高は全て強制的に出金されることになりました。
前々月の1日以降に
1. マイページにログインされたお客様
2. 当社の預託金口座へ入金し、当社による着金が確認されたお客様
この条件を満たさない場合、毎月第12営業日に預託金口座の残高が全額出金されてしまいます。
対象の投資家にはクラウドクレジットから事前にメールで連絡するとのことです。
覚えておくようにしましょう。
クラウドクレジットの確定申告について
クラウドクレジットを通じて得た利益は雑所得になります。
株式などと損益通算ができませんのご注意ください。
また、毎年2月中旬になるとマイページに年間取引報告書がアップされます。
確定申告する場合はそちらの書類を利用するようにしましょう。
年間取引報告書はマイページのメニューにある”法定書面”→”年間取引報告書一覧”から取得できます。
クラウドクレジットで投資するコツ
クラウドクレジットで投資するコツを教えます。
大事なのはリターンマップです。
リターンマップは各ファンドの投資状況を表しています。
ニコちゃんマークが付いているファンドは運用が順調です。
投資する際はこのニコちゃんマークが付いているファンドを選びましょう。
ちなみにリスクの高い商品はファンド画面でも”高リスク商品“と書かれていますよ。
さらに、一つのファンドに集中投資するのではなく、複数のファンドに分散投資することも大事です。
そうすれば、もし一つのファンドで損失がでたとしても他のファンドの利益でカバーできるからです。
また、期間を決めて少額ずつ投資するという積立もオススメです。
例えば1ヶ月に1万円ずつ投資するなど。
毎月投資をするという手間はかかりますが、計画的な投資ができるので非常に有効な方法だと思いますよ。
クラウドクレジット初心者にはこのファンドがおススメ
クラウドクレジットで始めて投資する場合、償還実績の高い”東欧金融事業社支援ファンド“がおススメ。
このファンドは償還実績も高く、リターンマップでは常に安全と表示されています。
さらに<為替ヘッジあり>を選択すれば為替の影響を受けません。
他にも初心者に気をつけて欲しいポイントを下記記事にまとめています。
クラウドクレジットが登壇したセミナーに出席してきました
ソーシャレンディングの専門メディアであるクラウドポートが主催したソーシャレンディングサミットに参加して、クラウドクレジットの生の声を聞いてきました!!
解説してくれたのはなんと杉山社長!!
クラウドクレジットの特徴や現在の状況を詳しく解説してくれて、非常に勉強になりました♪
セミナーの記事は下記にありますので、詳しく知りたいという方は一読してみてくださいませ(^ ^)
クラウドクレジットで運用するとどのくらいの利益が見込めるのか??
クラウドクレジットの魅力はわかったと思いますが具体的にどのくらいの利益が見込めるのかは想像しにくいですよね??
ということで少し計算してみました。
クラウドクレジットで初期投資額10万円、利回り7%で20年運用したとすると、このような感じに増加していきます。
11年目で20万円を突破し、20年後にはなんと40万円近くにっ!!
長く運用すれば複利効果はどんどん増加していきますよ。
もちろんファンドの運用が順調にいかなければグラフどおりに推移はしませんので、そこだけは頭にいれておきましょう。
クラウドクレジットの評判や口コミ
ネット上にあるクラウドクレジットの評判をまとめました。
どんな口コミがあったかというと…
ソーシャルレンディングはクラウドクレジットがお気に入り。
わたしは社会的インパクト投資の考えに賛同している。
だからお金返還されなくてもまぁいっかと諦めがつきやすい
もちろん増えて返ってくるのが1番だけどね!!!https://t.co/5Otj0WpJ4D— いずみ@Cardano (@Queen_love_you) July 28, 2020
年末から始めたクラウドクレジット初償還案件が今月だったのですが、いきなり遅延しましたw
半年で終わりの予定が来年1月まで延期。
利回り低い方だったので固いかと思ってたんですが甘かったですねぇ。こんなとこにもコロナの影響が。— びりーです@PF勉強中 (@billy_invest) July 28, 2020
クラウドクレジットで元本割れしたファンド、販売時表面利回りは10%だったけど最終的には-2.6%の損失になってしまった。リスク分散の少額投資なので損失額は少なかったが、相場の変動がキツイなこれ。
— ニサ (@Nisanis_a) July 8, 2020
クラウドクレジットってTwitterとかみててもあんまり聞かないよね。カンブリア宮殿でみて、2年前に始めたんだけど、新興国中心の海外ファンドで1万円から買える。電力化事業とか女性起業家支援とか社会貢献に投資できてけっこう良いなと思ってる。一応利益も少ないけど出るしね
— マーティ (@martndayo) July 2, 2020
社会貢献性の高さは高評価です!!
ただ、やはりファンドのリスクに差があることが指摘されていました。
クラウドクレジットではリターンマップをみながら投資するのがベストですね。
クラウドクレジットのまとめ
最後にクラウドクレジットについてまとめます。
- 1万円から投資できる
- 投資対象は海外ファンド
- インパクト投資ができる
- 為替の影響をうける
- ハイイールド債が多い
- 伊藤忠商事など大手が出資
- 匿名化解除に積極的
- 分散投資が簡単
- 口座開設にeKYCを導入
クラウドクレジットの印象は「運営が丁寧で独自性が高い、高利回りのファンドを提供している」という感じです。
社会貢献性が高いファンドを提供していて、運用レポートなど投資家への報告もマメにしてくれるので安心感があります。
ファンドをしっかりと選別して分散投資をすれば高確率で利益をだすことができるはずです。
もちろんリスクはありますので、そこはしっかりと理解してから投資をしましょう!!
投資する際はリターンマップをみて、危険なファンドを避けてくださいね。
また、現在は9周年記念キャンペーンを実施中。
新規口座開設して1,500円分の選べるe-GIFTを貰っちゃいましょう!!
クラウド・クレジットに興味があるので、拝読させていただきました。
大体のことはわかったと思いますが、2016年から2017年までの実績ですが
毎月利益があるということは、毎月分配金のある元利均等払いのファンドの実績ということで満期一括の実績のものはないですね。実績では、年の利回りがどのくらいになっているのでしょうか。教えてください。ウェブサイトはよくわかりませんが、ヤフーで検索して、クラウドクレジットの評判や1年以上投資してわかったこと・・・で拝読。
天野さんコメントありがとうございます。
運用実績を見ていただくと、多く配分されている月があると思いますが、そこは満期一括分の配当も支払わています。
自分は現在8つのファンドに投資をしており、利回りを計算したところ7.6%ほどでした。
投資したファンドの想定利回りの合計は10.02%です。
2.4%ほど低くなった原因としては、カメルーンファンドの案件に投資していたからです。
こちらの案件は回収が予定通り進まず、パフォーマンスが想定以下になりました。