どうも、メカニックです。
以前からECF投資家の間で盛り上がっているのがセカンダリー投資です。
ファンディーノがセカンダリーマーケットに参入するというニュースは以前からでていましたが、実はすでに株式投資型クラウドファンディングを利用した企業の株式売買がひっそりと始まっていました。
少し前にツイッターの方では先に情報共有していたんですが、ブログの方ではまだ紹介していなかったので、今回はこの件について紹介したいと思います。
また、今回の記事内容は株式投資型クラウドファンディングを知らないと理解できないと思いますので、ご存知ない方は下記記事を先に一読してくださいませ。
そもそもECFのセカンダリーマーケットって何??
超基本的なことからちょっとだけ説明します。
株式投資型クラウドファンディングにおいてプライマリーはプラットフォームでの出資になります。
プラットフォームとはファンディーノやイークラウド、ユニコーンなどのこと。
そこで出資して、株式や新株予約権の交付をうけるのがプライマリーです。
ではセカンダリーとはなんでしょうか??
セカンダリーはプライマリーで割当された株式や新株予約権の売買になります。
不特定多数の人が未上場株を売買できる市場がセカンダリーマーケットです。
いまいちピンと来ない人はIPOで考えてるとわかりやすいと思います。
当選して割当されるのがプライマリー。
IPO後に市場で購入するのがセカンダリーです。
未上場株のセカンダリーマーケットってすでにあるの??
実は未上場株のセカンダリーマーケットはすでに存在します。
株主コミュニティという名称です。
あまり馴染みのない言葉かもしれませんが、すでに廃止されたグリーンシートに近いものです
大手証券ではみずほ証券でもこの株主コミュニティが組成されており、登録すれば売買ができます。
面白いのが証券会社によって売買できる銘柄が違うこと。
一つの証券会社でしか売買できない銘柄もあれば、複数の証券会社で取り扱いがある銘柄も存在します。
株主コミュニティについてもっと知りたい人は下記記事を一読してください。
取引できる証券会社や取り扱っている銘柄まで網羅しています。
ECFを利用した企業で株主コミュニティに参加している企業は??
冒頭でも言いましたが、実は株式投資型クラウドファンディングを利用した企業の中にも株主コミュニティが組成されている企業が存在します。
その名は…
FTI JAPANです。
FTI JAPANはFUNDINNOで資金調達した「マグロ輸入ベンチャー」です。
インドネシア産マグロを国内で「MAGURONESIA」というブランドで販売しています。
この企業がいつのまにかひっそりと売買できるようになっていました。
株主コミュニティが組成されているのはみらい證券。
調べたところ7/1に組成されたばかり。
それもあり、今の所参加者はたった1人しかいません。
え!?
ファンディーノで資金調達したFTI JAPANがみらい證券の株主コミュニティに登録されてる!!
もしかしてECF利用会社でセカンダリーができるようになった初の案件ではないかな。
ただ、7/1現在の参加者は1名しかいない模様。
自己売買になるのかなww pic.twitter.com/3DFpJ9FiY1— メカ@株式型クラファン専門家 (@ipomechanic) July 24, 2020
なので売買できるようにはなりましたが、現実に売買されてはいないということになります。
すくなくとも売り手と買い手で2人いないと成立しませんからね。
ちなみに売買したい人はみらい證券に口座開設をして株主コミュニティへの参加申し込みをしなければなりません。
みらい證券のお問い合わせ窓口に連絡入れて、FTI JAPANの株主コミュニティ参加申込書を入手!
本日、参加申込書返信済み! pic.twitter.com/iS04fdgTO2— しげる@エンジェル投資 (@IFO_SHIGERU) July 28, 2020
フォロワーのしげるさんはすでに参加申込書をゲットしたそうです!!
FUNDINNのセカンダリーマーケットも始動間近!?
ファンディーノのセカンダリーマーケットも、おそらくもう少しで始動するはずです。
先日のリリースでは2020年の秋頃という話でしたかね。
こちらも株主コミュニティを組成して売買する形になるかと思われます。
調達した企業全てが組成されるわけではなく、一部の企業だけだと思いますが、それでもファンディーノで資金調達した企業はすでに100社超え!!
1割だとしても10社ほどになります。
正直、株主コミュニティでの取引は非常に少なく、2019年の11月に累計売買代金が20億円を超えたばかり。
お世辞にも活況とはいえません。
しかし、日本クラウドキャピタルが組成すれば一気に売買代金が増えるのではないかと予想しています。
投資家としては新たな取引が可能になるのでスタートが待ち遠しですよね。
まとめ
今回は未上場株のセカンダリーマーケットについて紹介してきました。
株式投資型クラウドファンディングとセカンダリーマーケットは非常に大事な関係です。
現在は流動性がないことからECFでの出資に二の足を踏んでいる人も多いと思います。
しかし、未上場株でも上場株のようにいつでも売却できるとなったら投資人口は間違いなく増えるはずです。
あと、ベンチャー企業と株主コミュニティは非常に相性がいいのではないかと個人的には思っています。
資金調達時に発行価格が変動することが多いので、セカンダリーマーケットもその価格を意識した取引が行われるようになるはず。
既存投資家はアップラウンドした時に売却すれば利益を得られる可能性が高いですよね。
この先、ECFを利用した企業の株主コミュニティが組成されていけば、株式投資型クラウドファンディングは間違いなく次のステージに突入します。
期待して待ちましょう!!
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