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株式型クラウドファンディング

FUNDINNO(ファンディーノ)の49号案件ファントムAIに投資を迷っている4つの要因

どうもメカニックです。

FUNDINNO(ファンディーノ)の第49号案件であるPhantom AI(ファントムエーアイ)の資金調達が開始されます。

なんと今回はFUNDINNO史上、いや日本の株式投資型クラウドファンディング史上、過去最大級の案件です。

今回はこのPhantom AI(ファントムエーアイ)について徹底解説していきますよ。

ちなみにFUNDINNO(ファンディーノ)について何も知らない方がいましたら下記記事をご覧ください。

詳細から投資方法、自分の投資実績を全てまとめています。

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Phantom AI(ファントムエーアイ)ってどんな会社??

Phantom AI(ファントムエーアイ)は価格予想AIに金融工学や統計学などの様々な専門家の知識を組み込んだ仮想通貨の価格予想をサービスを提供する会社です。

株や投資の情報を提供する”兜予報”を運営する財産ネットという企業があるのですが、こちらのグループ会社になります。

ちなみに財産ネットはシリーズAでマネックスベンチャーズやフリービットインベストメント、早稲田インベストメントなどのプロ投資家から資金調達済みです。

シリーズAとはファイナンスにおける初期ステージのこと。その後シリーズBやシリーズCへと移行して行きます。

そしてファントムエーアイではファンダメンタルとテクニカルの両方を取り入れた「Phantom AI Platform」という予測精度の高い仕組みを構築。

投資家はこれを利用することで勝率がアップし、研究者や開発者が優れた予測精度のアルゴリズムを生み出した場合は報酬が貰えるという、両者にメリットがある仕組みも盛り込まれています。

ビジネスモデルとマネタイズを表すと下記のようになっており、Phantom AI(ファントムエーアイ)は企業にサービスを提供して報酬を得る仕組みですね。


※FUNDINNO公式サイトより引用

また、社長は財産ネットでも代表取締役をつとめる荻野さんです。

過去には伊藤忠系VCで数十社に投資、数十社のM&A,IPOを実現させているみたいですよ。

 

Phantom AI(ファントムエーアイ)の募集金額と資金用途について

air locker(エアロッカー)の目標募集額は4,100万円

上限募集額はなんと…

9,990万円です。

これは株式投資型クラウドファンディングで企業が資金調達できるほぼ最高額です。

1億円までと決められていますから、そのギリギリの数字。

冒頭で言った通り、日本における株式型クラウドファンディング史上最高額になります!!

調達した資金は下記に充てる予定。

  • 開発外注費
  • 旅費交通費
  • 営業人件費
  • FUNDINNOへの手数料

調達できる金額によって、目的に充てる金額は変わってきますがメインは開発外注費です。

 

Phantom AI(ファントムエーアイ)における現在のバリュエーション

続いて、Phantom AI(ファントムエーアイ)のバリュエーション(時価総額)について見ていきます。

今回は大型案件なのでいつも以上に重要ですよ。

プレバリュー(資金調達前の時価総額)はジャスト6.00億円です。

今回のファイナンスが成功して上限の9,990万円の資金調達ができればポストバリュー(資金調達後の時価総額)は約6.99億円です。

設立は2017年の9月とまだ一年も経過していない会社ですし、プラットフォームもまだ完成していませんからファイナンスのステージとしてはシード期になると思います。

いうまでもないですが、現在の業績は赤字です。

具体的な業績はFUNDINNOの会員しかみることができません。

グループ会社の財産ネットではさきほども紹介したようにプロ投資家が出資していますが、ファントムエーアイに関しては情報をみつけることができませんでした。

 

投資金額のコースと株数

Phantom AI(ファントムエーアイ)への投資は下記のコースが用意されています。

  • 100,000円コース(1株)
  • 300,000円コース(3株)
  • 500,000円コース(5株)

1株100,000円で発行予定。

このところ微妙な数字が多くありましたが、今回は気持ちいい数字ですね 笑

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Phantom AI(ファントムエーアイ)のマイルストーン

マイルストーンはこのようになっています。

※FUNDINNO公式サイトより引用

エグジットは2023年の8月以降にM&AまたはIPOを目指しています。

個人的にはM&Aの方が可能性は高いかなと思っています。

と、いうのもグループ会社の財産ネットもまだ未上場企業。

プロ投資家が入っているということはこちらもエグジットを目指しているでしょうし、雰囲気的にはIPOをゴールにしたいなのかなと感じたからです。

Phantom AI(ファントムエーアイ)もIPOってことになるとグループ同士でIPOということにもなり、なんか戦略的な面を考えてもなんかしっくりきません。

あと、上記画像にもIPOよりも先に記載してありますしね 笑

 

IPOしたらどのくらいの利益になるの??

Phantom AI(ファントムエーアイ)がエグジットしたらどのくらいの利益になるのかざっくり計算してみましょう。

先ほど書いたようにポストバリューは約7億円。

予定通りM&Aされて1株300,000円で買い取ってもらったとします。

投資金額の約3倍ということになりますから、最低単位の約10万円投資していたとしたら、だいたい20万円くらいの利益になりますかね。

もちろんこの数字は自分が独断と偏見で決めた数字なのであてにはしないでください。

ただ計算方法を書いただけですので。

当然、エグジットできなければ投資金額が返ってこない可能性もあります。

リスクとリターンをしっかりと理解してから出資するかどうか検討してくださいね。

リターンのついての詳しい考え方は下記に記載してありますので、気になる方はどうぞ。

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上記は仮に設定したものです。上場時にダウンサイズや上記よりも時価総額が低い場合はリターンが低くなる、もしくは損失を被る可能性があります。ご注意ください。

 

管理人の投資スタンス

以上、ファンディーノの49号案件Phantom AI(ファントムエーアイ)について紹介をしてきました。

全盛期に比べると仮想通貨の注目度がガクッと下がってしまっているので、この辺はもったいないかなという印象。

でも普通に考えれば今後仮想通貨はさらに発展していくと思いますから、将来性はかなり高いような気がしますね。

そして、自分の投資スタンスですが今の所は見送りかなと思っています。

理由は4つあって、一つ目は普通にグループ会社の財産ネットでもPhantom AI(ファントムエーアイ)のサービスがやれそうなのになぜ別会社で行うのかという部分。

2つ目は荻野さんがPhantom AI(ファントムエーアイ)にどのくらいコミットできるのか不透明。

3つ目は7億円というバリューに割高な印象を受ける。

最後の4つ目はすでにエメラダ・エクイティでスマートトレードという仮想通貨関連の企業に投資している。

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こんなところ。

あと、おそらく今後のファイナンスも実施すると思うのでその時に再度検討すればいいかなとも思っています。

もし無ければそれはご縁がなかったということで。

また、Phantom AI(ファントムエーアイ)は2018年の9月17日の19時に申込が開始。

投資をしようと考えている方は忘れないようにしてくださいね。

自分はおそらく出資しないと思いますが、国内最大規模の案件ということでどのくらいのお金が集まるのか気になっています。

19時にチェックするつもりですよ♪

ファンディーノの公式サイト

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