株式投資型クラウドファンディングの一番のメリットといえばやはり投資先がイグジットした時に得られる大きな利益です。
ダウンサイジングのIPOをしなければほぼ利益を出すことができます。
ただ、実際にどのくらいの利益が得られるかというのはなかなか想像できませんよね。
なので、今回は直近IPOの時価総額を参考にしながらどのくらいの利益を得られるのかを仮に計算してみました。
ちなみに、今回の計算はあくまで平均的なものになります。
投資した際の企業のバリュエーションによって大きく変わってきますので、その点はご了承ください。
あくまで「こんな感じ」というイメージ的なものですよ。
IPOしたらどのくらいの利益になるの??
ではここから本題であるIPOしたらどのくらいの利益がでるのかを計算していきます。
ただ、計算する上で市場や時価総額などある程度の設定が必要になってきます。
今回はポストバリュー20億円の会社がマザーズに上場、そして上場時に時価総額が75億円になるという設定で計算していきますね。
75億円という数字がどこからきたかですが、これは直近でマザーズに上場した企業10社の時価総額を平均したのものです。(時価総額は想定価格ベース)
では上記の設定を踏まえて計算していきましょう。
まず、IPOをして時価総額が75億円になると募集時の3.75倍にバリューアップすることになります。
なので、もし10万円分投資をしていたとしたら…
IPOしたら1株が37.5万円になります。
ここから投資金額の7万円を引くと…
27.5万円の利益がでるということになりますね。
もちろん、投資金額が多ければ多いほど利益は増加します。
株式型クラウドファンディングでは1社あたり最大50万円投資できますので、MAXの50万円を投資していたら130万円以上の利益がだせる計算です。
初値高騰した場合はさらなる利益が!?
上記は想定価格ベースの時価総額を参考にしたものなので、もし上場後に初値高騰した場合はさらに多くの利益を見込めます。
小型株でも人気化すれば時価総額が一時的に150億円~200億円になることはザラなので、そうなれば投資額から10倍になることも夢ではありません。
まぁこれはいつものIPO投資と一緒ですから理解はしやすいと思います。
株式投資型クラウドファンディングではこの一歩前から取得できるという旨味があるんです。
イグジットしなけければそのまま損失に
いいことばかり話してきましたが、イグジットできなければそのまま投資金額が丸々損失になることもありえます。
ちなみに個人的にはイグジットできないIPOの方が多いと思っています。
プロの投資家であるベンチャーキャピタルでも恐らく打率は2割~3割。
10社投資して2,3社上場すれば利益が十分に出せるという計算です。
10社に10万円ずつ投資を行い、その内の2社がイグジットして150万円の利益をだしてくれれば他の8社がイグジットできなくてもトータルではプラスになりますよね??(150万円 – 100万円 =50万円の利益)
未上場企業への投資というのはこういうものです。
なので、もしこれから株式投資型クラウドファンディングを始めようとしている方は分散投資することを強くおススメします。
50万円あったら1社に50万円ではなく、5社に10万円ずつなどできるだけ多くの企業に投資をしましょう。
2割~3割バッターで十分なんです。
まとめ
投資した企業がイグジットした場合の大まかな雰囲気はわかっていただけましたかね??
今回は時価総額20億円の企業を例として出しましたが、もちろん投資したときのバリュエーションが低ければ低いほどイグジットしたときの旨味は大きくなります。
当然小さい企業はイグジットするまでの道のりが長いので、その分リスクも高くなりますけどね。
この辺は投資する際にしっかりとチェックしましょう。
ちなみに上記で少しベンチャーキャピタルについて触れましたが、株式投資型クラウドファンディングを運営するエメラダ・エクイティで取り扱う案件はすでにプロ投資家が投資している企業のみ。(プロ投資家とはベンチャーキャピタルやエンジェル投資家など)
これらの会社に個人が相乗り投資できてしまうんです。
株式型クラウドファンディングの歴史が浅いのでなんともいえない部分はありますが、このまま順調に発展していけば、個人投資家でもベンチャーキャピタルのような手法で利益を上げられるようになるかもしれませんね。
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
下記リンクからの口座開設で2,000円相当のアマゾンギフト券をプレゼント!!
ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。
メカニックさんこんばんは。ファンディーノのストーリエムとMedVigilance(メドビジランス)何ですが、スルーしたんですね 。MedVigilance(メドビジランス)バーチャルのゲームも開発しているのでしょうか?ゲームのオリンピックもあるみたいだし。こっちの方が期待出来ますかね!やっと2件IPO承認しましたね。3月はまだこれからですね。神戸の会社がありました。家から近いから当たったら持ちたいです。
たっちんさんコメントありがとうございます。
ファンディーノについては少し募集企業のペースが早いのが気になっています。
おそらくこの先、よほど魅力的な案件でなければ投資しないと思います。
個人的にはエメラダ・エクイティの案件の方気になるんです。
IPOの新規承認でてきましたね。
ちょっと吸収金額が大きいので地合いを見ながら慎重に判断したい案件かなと思っています。