どうもメカニックです。
FUNDINNO(ファンディーノ)の第45号案件であるユニボット(UNIBOT)の資金調達が開始されます。
このユニボット、社名からもわかる通り市場が拡大傾向にあるロボット関連の会社。
人手不足の今、ロボットの活躍は非常に期待されていますからそういう意味でもかなり注目度が高くなりそうな感じです。
今回はこのユニボットの詳細について徹底解説していきたいと思います。
ちなみにFUNDINNO(ファンディーノ)について何も知らない方がいましたら下記記事をご覧ください。
詳細から投資方法、自分の投資実績を全てまとめていますよ。
UNIBOT(ユニボット)ってどんな会社??
UNIBOTは2017年12月27日に設立された新時代の警備&接客システムを開発している会社です。
具体的な製品は二つ。
- UNIBOT by Pepper
- UNIBOT by Camera
UNIBOT by Pepperはソフトバンク社が提供しているロボットのPepperを活用した警備システムです。
ショッピングモールなどの大型店舗などにPepperを配置して、警備や監視をしてもらい、万引きなどの防犯を減らすといった活躍が期待できます。
実証実験では万引きが前年比66%もの減少を実現するなど、すでに大きな成果がでてきているようです。
もう一つの UNIBOT by CameraはAI技術を利用して顔認証で要注意人物を教えてくれるサービス。
防犯だけでなく登録された人以外にはドアを自動で開かないようにするなど様々な部分で応用が可能。
さらに顔認証の制度が高くなれば、将来的には色々なところで本当の顔パスが実現してしまうかもしれません 笑
ちょっと面白そう。
そして、UNIBOT社はすでにソフトバンクロボティクス社と提携済み。
これによりユーザー側のコスト負担も軽くなり、サービスの浸透を一気に進めやすい仕組みが構築できています。
ちなみにUNIBOT社の大槻社長はAIBOの初代開発責任者でNHKの人気番組「プロジェクトX」で密着取材を受けた経験があるようですよ。
UNIBOT社のビジネスモデルとマネタイズを表すと下記のようになります。
※FUNDINNO公式サイトより引用
現在はPepperを利用したサービスを提供していますが、将来的にはロボットを自社開発することも視野に入れているようです。
UNIBOTの募集金額と資金用途について
UNIBOTの目標募集額は3,150万円。
上限募集額は6,570万円です。
FUNDINNOでは中型規模の案件といったところでしょうかね。
調達した資金は下記に充てる予定。
- 開発業務委託費
- 諸費用
- 広告宣伝費
- FUNDINNOへの手数料
メインはUNIBOT by Pepper®︎」と、顔認証システム「UNIBOT by Camera」を組み合わせた新サービス「UNIBOT by Technology」の開発資金です。
UNIBOTにおける現在のバリュエーション
続いて株式型クラウドファンディングで重要になるUNIBOTの時価総額について見ていきましょう。
プレバリュー(資金調達前の時価総額)は4.17億円です。
今回のファイナンスが成功して上限の6,570万円の資金調達ができればポストバリュー(資金調達後の時価総額)は約4.8億円になります。
ベンチャーのステージとしてはアーリー期ぐらいですかね。
FUNDINNOで資金調達する企業としては平均的なバリュエーションです。
ちなみにUNIBOTにはすでに親会社のユニティガードシステム株式会社を含めた事業会社3社から出資をうけているとのこと。(他2事業者はわかりませんでした。)
事業内容や今後の期待感も含めて、このくらいの時価総額が妥当なのかは各々でしっかりと考察しましょう。
投資金額のコースと株数
UNIBOTへの投資は下記のコースが用意されています。
- 90,000円コース(3株)
- 270,000円コース(9株)
- 450,000円コース(15株)
UNIBOTは1株30,000円で発行予定。
最低で9万円で最高で45万円なのでFUNDINNOでの投資金額としては比較的低い部類です。
ただ、今回は残念ながらエンジェル税制が利用できる文言がありませんので節税としてはあまり期待できないかもしれません。
UNBOTのマイルストーン
UNIBOTのマイルストーンはこのようになっています。
※FUNDINNO公式サイトより引用
UNIBOT by PepperとUNBOT by Cameraを融合、進化させていき、最終的には自社開発ロボットを制作する予定。
2023年の3月に売上高34億円の達成を目指し、その後タイミングをみてIPOといった形です。
2019年から2020年に4億円以上売り上げを伸ばす計画なので、個人的にはこのあたりでうまくスケールできるかが焦点になるかと思います。
IPOしたらどのくらいの利益になるの??
UNIBOTが予定通りIPOをしたらどのくらいの利益になるのかざっくり計算してみます。
UNIBOTは先ほど書いたようにポストバリューが4.8億円なので、予定通りIPOをして時価総額が仮に50億円になったとしたら、投資金額が約10倍になります。
なので最低単位の9万円投資していたとしたら、だいたい90万円くらいですかね。
上記数字は自分が勝手に決めただけなので、あまり鵜呑みにしないように。
計算方法を学ぶくらいに受け取ってください。
詳しい考え方は下記に記載してありますので、気になる方はどうぞ。
管理人の投資スタンス
以上、ファンディーノの45号案件UNIBOTの紹介をしてきました。
UNIBOTは他にも警備ロボットを開発している企業が多くありますが、どちらかというとシステムをメインに考えているのでそこまで競合しないのかなと思っています。
上手くパッケージ化して販売できれば面白そう。
しかし、個人的には上記計画が上手くいくかどうかというのがやや気になっています。
ちょっと攻めた計画のように感じたので、今回はスルーして一度様子を見ることにしました。
でも自分はロボット系が大好きなので正直かなり興味をそそられているんですよね。
しかもうまい具合にポートフォリオの中にもロボット関連の企業がないという。
正直投資したい気持ちはめちゃめちゃあります 笑
ちなみにユニロボットは2018年の8月22日の19時に申込が開始。
珍しく開示から申込開始まで1週間以上の日数が空いているので口座を持っていない人でも、申込に間に合うかもしれませんね。
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
下記リンクからの口座開設で2,000円相当のアマゾンギフト券をプレゼント!!
ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。
いつも勉強させてもらってます。
コース別の投資金額で9株コースが270万円になってます
ディク猫さんご指摘ありがとうございます。
ほんとですね。すいません(^◇^;)
ただいま修正いたしました!!