新NISAが始まり、みなさんはどんな金融商品を購入しようと考えてますか??
自分は魅力的な株主優待や利回りの高い企業の中心に考えています。
ただ、流石に時価総額の小さい企業は不安が残るところ。
そこで今回は時価総額1兆円以上の高配当企業を厳選しました。
自分同様に高配当株を探している人は是非参考にしてください。
日本たばこ産業
企業名 | 日本たばこ産業株式会社 |
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株価 | 3,810円(2024/1/29時点) |
配当利回り | 約4.93% |
時価総額 | 約7.6兆円 |
配当基準日 | 6/30、12/31 |
まず紹介したいのは日本たばこ産業です。
時価総額は約7.6兆円。
配当基準日は6月30日(中間)、12月31日(期末)の年2回。
ここ5年間における配当金の推移はこうなってます。
2023年度は中間94円、期末94円で年間188円予想です。
100株保有していると18,800円の分配金が貰えますね。
現時点での株価は3,810円ですので、配当利回りは約4.93%です。
2021年に減配していますが、2022年度に増配しています。
過去10年を見ても右肩上がりで増配しているので、今後も期待できそうです。
ちなみに以前は株主優待も提供していましたが、2023年を最後に無くなりました。
参考までにここ2年の株価を見るとこちらも右肩上がりで順調です。
長期保有でキャピタルゲインも狙えそうです。
ソフトバンク
企業名 | ソフトバンク株式会社 |
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株価 | 1,933.5円(2024/1/29時点) |
配当利回り | 約4.38% |
時価総額 | 約9.4兆円 |
配当基準日 | 3/31、9/30 |
続いてソフトバンクです。
こちらの時価総額は日本たばこ産業を大きく上回る9.4兆円。
今回紹介する企業の中でもトップです。
配当利回りは4.38%となっており、配当基準日は3月と9月。
2024年の予想では期末、中間ともに43円で、年間86円を予定しています。
100株保有した場合の配当金は8,600円です。
上場してからずっと高い利回りを維持しており、今後もよほど業績が落ちない限りは極端に下がることはないと思います。
株価を見るとずっと横ばいが続いていましたが、2023年の7月から上昇基調です。
現在は上場来高値圏で推移しています。
日本製鉄
企業名 | 日本製鉄株式会社 |
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株価 | 3,580円(2024/1/29時点) |
配当利回り | 約4.19% |
時価総額 | 約3.4兆円 |
配当基準日 | 3/31、9/30 |
3つ目は日本製鉄です。
時価総額は約3.4兆円。
配当基準日は9月30日(中間)、3月31日(期末)の年2回。
利回りは4.19%です。
配当金の推移をみるとコロナの影響で一時的に減配となりましたが、21年から復活。
23年はまだ未確定ではありますが1株150円以上を予定しています。
この推移をみると今後も増配が期待できそうです。
株価に関しても絶好調です。
波はありますが2年スパンでみればしっかりと伸びています。
現在はここ2年の高値圏で推移している状況です。
JFEホールディングス
企業名 | JFEホールディングス株式会社 |
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株価 | 2,314円(2024/1/29時点) |
配当利回り | 約4.32% |
時価総額 | 約1.4兆円 |
配当基準日 | 3/31、9/30 |
4社目はJFEホールディングスです。
社名からはどんな企業かわかりずらいと思うので、簡単に説明するとJFEスチールなどを参加にもつ持株会社です。
JFEスチールは2003年に川崎製鉄と日本鋼管が統合して発足しました。
そんなJFEスチールの時価総額は約1.4兆円です。
配当は年2回、現在の利回りは約4.32%となっています。
ここ最近の配当の推移がこちらです。
コロナが明けてから増配していますが、21期は大きく減配しました。
2024年は増配予想です。
株価をみるとこちらも絶好調。
現在はここ2年での高値圏を維持しています。
武田薬品工業
企業名 | 武田薬品工業株式会社 |
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株価 | 4,362円(2024/1/29時点) |
配当利回り | 約4.31% |
時価総額 | 約6.9兆円 |
配当基準日 | 3/31、9/30 |
5社目は日本のメガファーマの一角、武田薬品工業です。
国内では東証プライム市場に上場しており時価総額は約6.9兆円、ニューヨーク証券取引所にも上場しています。
肝心の配当ですが年に2回で、利回りは約4.31%です。
直近の配当推移がこちら。
中間、期末と90円が続いてましたが、2024年3月期の中間は94円にアップしました。
100株保有していると18,000円+αの配当金が期待できます。
株価はというと、2023年の後半から下降気味です。
ただ、直近では持ち直していますので、2年スパンで見れば高値圏であることに変わりありませんね。
MS&ADインシュアランスグループHD
企業名 | MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社 |
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株価 | 6,050円(2024/1/29時点) |
配当利回り | 約3.97% |
時価総額 | 約3.2兆円 |
配当基準日 | 3/31、9/30 |
最後に紹介するのはMS&ADインシュアランスグループホールディングスです。
三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険などを傘下に置く日本の保険持株会社ですね。
時価総額は約3.2兆円です。
配当は年に2回もらえ、利回りは約3.97%。
配当推移がこちらです。
綺麗な右肩上がり!!
今期も増配の見込みで、100株保有していれば年間24,000円の配当がもらえる可能性が高いです。
この調子だと来年以降の増配も期待できそうですね。
そして、株価はというとこんな感じです。
配当同様に右肩上がりで伸びていますね。
現在の株価は6,000円オーバーで、ここ2年で見ても最高値付近です。
まとめ
では、最後にまとめます。
- JT → 約4.93%
- ソフトバンク → 約4.38%
- 日本製鉄 → 約4.19%
- JFEホールディングス → 約4.32%
- 武田薬品工業 → 約4.31%
- MS&AD → 約3.97%
時価総額に縛りをいれなければ、今回紹介した企業よりも高配当を実施している企業はあります。
ただ、時価総額が低ければ低いほど倒産のリスクもありますし、安定した配当を出せる可能性は低いです。
配当を重視して新NISAのポートフォリオを構成するなら個人的には時価総額ができるだけ高い企業をおすすめします。
ちなみに今回紹介した企業を全て購入すると約220万円ほど。
成長投資枠は年間240万円の枠があるのでちょうど良いと思いますよ。
ただ、配当が高い企業は減配や無配になった場合、株価が大きく下落する可能性が高いです。
直近でもあおぞら銀行が赤字転落で無配になりましたが、株価は翌日ストップ安でした。
購入する場合はこういうリスクがあることはしっかりと理解しておきましょう。
本日、Tracers 日経平均高配当株50インデックス(奇数月分配型)が出ましたので、新NISAいきました。
情報通ですね。
ありがとうございます。