鉄道会社も銀行サービスを展開する時代になったようです。
鉄道大手のJR東日本がネットバンクサービスに参入することになりました。
名称はJRE BANKです。
駅のサービスや鉄道をお得に利用できる点が大きな魅力となっています。
今回はJRE BANKについてはじめ方やメリット、デメリットを中心に徹底解説。
評判や口コミが気になる方は是非参考にしてください。
また、この記事の動画VerをYouTubeで公開中です。
こちらのご視聴とチャンネル登録もよろしくお願いいたします。
JRE BANKを10秒で解説
まずはJRE BANKについて時間がない人のために簡単にまとめます。
- JR東日本が提供するネットバンク
- 取引でJRE POINTが貯まる
- 口座開設費用、維持費は無料
- キャッシュカード機能付きデビットカードを発行可能
- 4割引の鉄道優待券がもらえる
- ATMが所定回数無料
- Suicaグリーン券がもらえる
JRE BANKはJR東日本が楽天銀行とタッグを組んで提供するネットバンクです。
口座開設費、維持費は無料、キャッシュカード機能付きのデビットカードを発行できます。
様々な取引、デビットカードの支払いでJRE POINTを貯めることが可能です。
また条件を達成することで4割引きとなる鉄道優待券やSuicaグリーン券など、嬉しい特典が数多く用意されています。
普段から鉄道を利用している人にとっては多くのメリットを享受できるネットバンクです。
ちなみに現在は超お得なキャンペーンを実施中。
最大6,000Pが貰えます。
興味がある人はこのチャンスを逃さないようにしましょう。
JRE BANKとは??
JRE BANKは2024年5月9日からスタートするビューカードが楽天銀行を所属銀行とする銀行代理業者として各種契約締結の媒介を行うサービスです。
概要は下記の通り。
サービス名称 | JRE BANK(ジェイアールイーバンク) |
---|---|
所属銀行 | 楽天銀行株式会社 |
銀行代理業者 | 株式会社ビューカード |
支店名 | JREはやぶさ支店、JREとき支店、JREこまち支店 |
サービス提供 | JRE BANKアプリ・JRE BANKスマートフォンウェブサイト |
すでに楽天銀行を保有している人でも新たに開設が可能です。
JRE BANKの口座開設費、維持費
JRE BANKの口座開設費、維持費は無料です。
ランニングコストは一切かかりません。
JRE BANKの金利
金利については普通預金金利が年0.02%。
定期預金金利は年0.12%です。
JRE BANKのはじめ方、使い方
JRE BANKの口座開設方法は5ステップです。
- 口座開設申し込み
- 個人情報入力
- 書類を提出
- 初期設定
- 利用開始
まずはJRE BANKのホームページ、またはアプリから口座開設の申し込みをしましょう。
個人情報の入力、書類を提出することで口座開設が完了します。
口座開設が完了したら初期設定後に利用可能です。
JRE BANKプラス
JRE POINTリンク登録をすることで会員ステージに応じたさまざまな特典を受け取れるJRE BANKプラスというサービスがあります。
残高と取引回数によって5つのステージに分けられ、上のステージにいくほどJRE POINTの獲得倍率が上がったりATM手数料、銀行振込手数料の無料回数が増えます。
ATM手数料の無料回数は最大7回、銀行振込手数料の無料回数は最大3回、JRE POINTの獲得倍率は最大3倍です。
5つのステージは下記の通り。
- スーパーVIP
- VIP
- プレミアム
- アドバンスト
- ベーシック
毎月25日終了時点の預かり資産残高、前月26日~当月25日の各取引実績にて会員ステージを判定し、翌月1日に適用されます。
ビューアルッテでの引き出しについてはどのステージでも制限なく無料です。
スーパーVIP
スーパーVIPになると下記の特典が適用されます。
- ATM無料回数 → 7回/無料
- 他行振込手数料無料回数 → 3回/月
- JRE POINT獲得倍率 → 3倍
- 給与や年金の受取 → 3P
- 他行口座との振込 → 3P
- その他の口座振替 → 3P
- コンビニ支払い → 10P
- ビューカードの口座振替(5,000円以上) → 10P
- 公営競技、宝くじ → 1P
適用される条件は残高300万円以上、取引30回以上です。
VIP
VIPになると下記の特典が適用されます。
- ATM無料回数 → 5回/無料
- 他行振込手数料無料回数 → 3回/月
- JRE POINT獲得倍率 → 3倍
- 給与や年金の受取 → 3P
- 他行口座との振込 → 3P
- その他の口座振替 → 3P
- コンビニ支払い → 10P
- ビューカードの口座振替(5,000円以上) → 10P
- 公営競技、宝くじ → 1P
適用される条件は残高100万円以上、取引20回以上です。
プレミアム
プレミアムになると下記の特典が適用されます。
- ATM無料回数 → 2回/無料
- 他行振込手数料無料回数 → 2回/月
- JRE POINT獲得倍率 → 2倍
- 給与や年金の受取 → 2P
- 他行口座との振込 → 2P
- その他の口座振替 → 2P
- コンビニ支払い → 10P
- ビューカードの口座振替(5,000円以上) → 10P
- 公営競技、宝くじ → 1P
適用される条件は残高50万円以上、取引10回以上です。
アドバンスト
アドバンストになると下記の特典が適用されます。
- ATM無料回数 → 1回/無料
- 他行振込手数料無料回数 → 1回/月
- JRE POINT獲得倍率 → 1倍
- 給与や年金の受取 → 1P
- 他行口座との振込 → 1P
- その他の口座振替 → 1P
- コンビニ支払い → 10P
- ビューカードの口座振替(5,000円以上) → 10P
- 公営競技、宝くじ → 1P
適用される条件は残高10万円以上、取引5回以上です。
エントリー
エントリーで適用されるの下記の特典です。
- ATM無料回数 → 0回
- 他行振込手数料無料回数 → 0回
- JRE POINT獲得倍率 → 1倍
- 給与や年金の受取 → 1P
- 他行口座との振込 → 1P
- その他の口座振替 → 1P
- コンビニ支払い → 10P
- ビューカードの口座振替(5,000円以上) → 10P
- 公営競技、宝くじ → 1P
アドバンスト以上の適用条件をクリアできない人は自動的にエントリーステージが適用されます。
JRE BANKのメリット
では、ここからはJRE BANKのメリットをまとめていきます。
- JRE POINTが貯まる
- 鉄道割引券がもらえる
- Suicaグリーン券がもらえる
- どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポンがもらえる
メリット1:JRE POINTが貯まる
様々な取引でJRE POINTが貯まります。
具体的には給与や年金の受け取り、口座振替などです。
先ほどもいったようにJRE POINTはステージによって獲得倍率が変わるので、上のステージにいけばいくほど貯まるスピードは速くなります。
また、JRE BANKデビットの利用でも最大0.5%分のJRE POINTが貯まります。
メリット2:鉄道割引券がもらえる
条件を達成するとJR東日本営業路線内の片道運賃および片道料金が4割引になる鉄道割引券が貰えます。
判定条件は資産残高で決まり、ビューカード利用の引き落としと給与の受け取りが必要です。
50万円以上の資産残高でビューカード利用の引き落としがあれば1枚、さらに給与の受け取りがあれば2枚貰え、合計3枚。
300万円以上の資産残高でビューカード利用の引き落としがあれば2枚、さらに給与の受け取りがあれば3枚貰え、合計5枚です。
判定日は2024年が8月25日と12月25日で、どちらの判定日にも達成すると最大10枚貰えます。
2025年以降は6月25日と12月25日となりますので注意してください。
また、16~24歳の人に限り20万円以上の資産残高があれば条件を満たしていなくても1枚貰えます。
メリット3:Suicaグリーン券がもらえる
資産残高50万円以上あればSuicaグリーン券が貰えます。
Suicaグリーン券は普通列車グリーン車を無料で利用できる特典です。
判定日は年間4回あるので最大4枚貰えます。
肝心の判定日は2024年が8月25日、10月25日、12月25日、3月25日で、2025年以降は6月25日、9月25日、12月25日、3月25日です。
特典の受取には事前にモバイルSuicaの登録とJRE POINT WEBサイトへのモバイルSuica登録が必要です。
メリット4:どこかにビューーン!2,000ポイント割引クーポンがもらえる
条件を達成するとどこかにビューーン!の2,000ポイント割引券が手に入ります。
どこかにビューーン!はおすすめの4つの駅の「どこか」に新幹線でいけるというサービスで、このサービスを使うと新幹線のJRE POINT特典往復チケット(往復)が最大6,000ポイントで取得可能です。
2,000ポイント割引券をゲットできれば最大4,000Pで利用できます。
条件はビューカード利用代金の引落と給与等の受け取りで鉄道割引券と同様ですが、資産残高が50万円以上とハードルが下げられています。
判定日は年に4回あるので最大12枚ゲット可能です。
判定スケジュールは2024年が8月25日、10月25日、12月25日、3月25日で、2025年以降は6月25日、9月25日、12月25日、3月25日となっています。
メリット5:ビューアルッテで引き出しが無制限に無料
駅にあるATM「ビューアルッテ」なら現金の引き出しが上限回数なく無制限で無料です。
通勤でJR東日本の駅をよく利用する人なら現金の引き出しに困ることはありません。
メリット6:JR東日本グループ会社の特典が受けられる
JRE BANK口座を保有していればJR東日本のグループ会社の様々な特典が受けられます。
- 高速バス無料クーポン
- 駅レンタカー割引
- 対象店舗でのワンドリンクサービス
- 対象ホテルでの特典や割引
さらに18歳から24歳までを対象にした限定特典も用意されています。
詳細を知りたい人は下記のページを一読してみてください。
JRE BANKのデメリット
続いてデメリットをまとめます。
- 電車を利用しない人には特典の価値がない
- JRE POINTを貯めてなければ魅力がない
デメリット1:電車を利用しない人には特典の価値がない
JRE BANKでもらえる優待は鉄道割引券やグリーンSuica券など、鉄道を利用している人にはかなりありがたい特典です。
一方で鉄道を利用していない人にとっては貰っても利用価値がありません。
普段は車をメインに使っている地方の人などはあえて口座を開設するメリットは少ないと思います。
デメリット2:JRE POINTを貯めていなければ魅力がない
JRE BANKでは様々な取引でJRE POINTが貯まります。
JRE POINTは駅ビルで使ったり、Suicaにチャージできる魅力的なポイントではありますが、普段から利用していない人にとっては無価値です。
JRE POINTを貯めている人だけ作成するようにしてください。
対象となるビューカード
ビューカード利用代金(年会費含む)の引落の対象となるビューカードは下記の通り。
- 「ビュー・スイカ」カード
- 「ビュー・スイカ」リボカード
- ビューゴールドプラスカード
- 大人の休日倶楽部ジパングカード
- 大人の休日倶楽部ミドルカード
- ルミネカード
- JALカードSuica
- JALカードSuica CLUB-Aゴールドカード
- ビックカメラSuicaカード
- JRE CARD(Suica・定期券なし)
- JRE CARD(Suica付き)
- JRE CARD(Suica定期券付き)
中でおすすめなのはビックカメラSuicaカードです。
年に1回利用すれば年会費は無料。
還元率は最大1%ですが、Suicaにチャージすると1.5%分のポイントが付与されます。
しかもそのSuicaでビックカメラで買い物すると10%分のビックポイントが貰えるので11.5%のポイントが貰えます。
まだ保有していない人はビックカメラSuicaカード一択です。
まとめ
では、最後にまとめます。
- JR東日本が提供するネットバンク
- 取引でJRE POINTが貯まる
- 口座開設費用、維持費は無料
- キャッシュカード機能付きデビットカードを発行可能
- 4割引の鉄道優待券がもらえる
- ATMが所定回数無料
- Suicaグリーン券がもらえる
JR東日本の地域に住んでいる人は保有しておいて損はありません。
鉄道をお得に利用できる特典が多くもらえますし、JRE POINTも貯めることが可能です。
資産残高を50万円以上維持して、ビューカードを利用しておけば1年間でかなりの優待がゲットできると思います。
一方で鉄道を利用しておらずJRE POINTを貯めていなければ開設する価値は全くありません。
楽天銀行や住信SBIネット銀行とは違い、かなり人を選ぶネットバンクだと思うので自分に適しているかどうかしっかりと判断するようにしてください。
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