auカブコム証券の口座開設をしたのは2013年。
早いもので6年が経過しようとしています。
現在もIPOや株主優待では非常にお世話になっいる証券会社です。
今回は6年間利用した管理人がauカブコム証券のメリット・デメリットを徹底解説。
これから開設しようとしている方は是非参考にしてくださいね。
auカブコム証券はこんな人にオススメ!!
auカブコム証券はこんな人にオススメの証券会社です。
- 株主優待をお得にゲットしたい
- IPO投資に挑戦したい
- すぐに株取引を始めたい
- デイトレーダー
- 手数料を抑えたい
- 100億円未満の即日出金が可能
- Pontaポイントで投資がしたい
- au PAYカードでクレカ積立ができる
auカブコム証券といえば一般信用売り在庫数が豊富です。
これにより逆日歩リスクなしでつなぎ売りが可能。
お得に株主優待を取得できます。
個人投資家に人気のIPOも取扱い数が多く、100%抽選配分です。
資産や取引金額に関係なく誰でも平等に抽選をうけられますよ。
しかも大型IPOの時は当選確率が大幅にアップします。
最短翌日で口座開設ができ、信用手数料は最低0円から取引が可能。
取引ツールのkabuステーションはデイトレーダーから絶大な支持を受けています!!
また、2020年の9月からはPontaポイントで投資信託が購入できるようになりました。
さらに2022年3月28日からはau PAYカードでの投資信託の買付けもスタート。
auユーザー、Pontaポイントユーザーには必須の証券会社です。
管理人におけるauカブコム証券の使い方
自分は株主優待の取得とIPOでauカブコム証券を利用中です。
年間で50以上の株主優待を取得しています。
過去にはこんな株主優待を取得していますよ。
サイゼリヤ、すかいらーく、スシローの優待券などなど。
他にもANAやJALの優待券、クオカード、ジェフグルメカードなど本当に多くの株主優待をゲットしています。
また、IPOではJR九州や日本郵政が当選しました。
IPOと株主優待で総額数十万円以上の利益をゲットしています。
auカブコム証券とは??
auカブコム証券はインターネット専門の証券会社です。
日本オンライン証券とイー・サンワ証券が合併して誕生しました。
その後三菱UFJフィナンシャル・グループのMeネット証券と合併。
2019年にKDDIが出資をしたことで、現在は社名がauカブコム証券になりました。
口座開設費と維持費
口座開設費と維持費は無料です。
取引をしなければランニングコストは一切かかりません。
口座開設日数
口座開設はインターネットから申し込めば最短即日。
あくまで最短ですので開設した日によって変わってきます。
郵送だと1週間~10日ほどかかります。
すぐに取引したい場合はネットから申込するようにしてくださいね。
開設できる口座
auカブコム証券で開設できる口座は下記の通りです。
- 一般口座
- 特定口座(源泉徴収あり/なし)
- NISA口座
- つみたてNISA
- ジュニアNISA
基本的には全ての口座に対応しています。
特別な理由がなければ特定口座(源泉徴収あり)を選択しましょう。
確定申告をする必要がなくなりますよ。
NISA口座ならば利益が非課税になるので、他の証券会社で開設していない場合は検討してもいいかもしれません。
auカブコム証券のメリット
メリット1:一般信用売りの在庫が豊富
個人的に一番のメリットは一般信用売りの在庫が豊富な所です。
auカブコム証券では常に2,000以上の銘柄で一般信用売りができます。
この数はもちろんトップクラス。
また、一般信用(売短)と一般信用(長期)の2種類があり、一般信用(長期)なら返済期日が3年間です。
早めにつなぎ売りをしかけることもできますよ。
株主優待のつなぎ売りする人には必須の証券会社です。
メリット2:IPOは100%抽選配分
auカブコム証券は人気の高いIPOを取り扱っています。
IPOはローリスク・ハイリターンということで最近人気が急上昇。
そんなIPOをauカブコム証券は100%抽選で当選者を決めてくれます。
しかも、大型IPOの時は大チャンス。
過去に取扱いをした日本郵政グループ、JR九州では当選した人が多くいました。
この2社は自分も当選。
基本は委託販売なのでお世辞にも当選確率が高いとは言えませんが、大型IPOの時は狙い目ですよ。
ちなみに未成年口座でもIPOに参加できます。
メリット3:最短即日で口座開設ができる
すぐに株取引を行いたいという人でも大丈夫。
auカブコム証券は取引できるまでの日数が非常に短いです。
最短翌日には取引できますよ。
とはいえ申込するタイミングでは長引く場合もありますので、余裕をもって申込することをオススメします。
メリット4:kabuステーションが使いやすい
auカブコム証券では取引ツールとしてkabuステーションを提供しています。
このkabuステーション、かなり評判がよくてデイトレーダーの方でも利用している人が多いです。
特にリアルタイム株価予測ならば寄り付き前の膨大な情報を集めて予想価格を算出。
これにより寄り付き前の情報収集時間を大幅に節約できます。
また、このkabuステーションは信用取引口座を開設していれば無料で利用可能ですよ。
リアルタイム株価予測を利用するには1回以上の取引が必要です。
メリット5:100億円未満の出金が即日可能
すぐに資金が入り用になった場合、auカブコム証券ならばすぐに出金ができます。
しかも100億円未満までの出金ならば即日可能。
さすがに100億円を入金しているユーザーは一握りでしょうから、ほぼ全ての人が全残高を即日出金できるといっていいでしょう。
ちなみに出金先の口座はゆうちょ銀行以外の金融機関全てに対応しています。
メリット6:ゴールドプラン以上なら信用手数料が無料
auカブコム証券には手数料と金利が優遇される三つのプランがあります。
- ゴールドプラン
- プラチナプラン
- ダイヤモンドプラン
この3つのプランが適用されると信用取引手数料が0円になります。
それぞれの適用条件は下記の通りです。
最低でも一ヶ月前の建玉残高が3億円以上必要。
適用されるハードルはかなり高いですが、資金を多く持っている人は有利に取引できますよ。
メリット7:Fundsの貸付ファンドを取り扱い予定
auカブコム証券は貸付ファンドのオンラインマーケットプレイスを運営するFundsと業務提携をしており、2020年の8月をめどにFundsの商品を取り扱うとのことです。
Fundsは1円から上場企業が組成したファンドに貸付という形で投資できる金融商品。
非常に大人気で。募集を開始しても30秒経たずに売り切れてしまうほどです。
詳細はまだでていませんが、どのような案件が出てくるのか期待して待っていましょう。
Fundsで自分はすでに100万円以上投資をしており、体験談を含めて下記記事で詳細をまとめています。
気になる方はこちらをチェックしてください。
メリット8:Pontaポイントで投資信託が買える
auカブコムでもついにポイント投資ができるようになりました。
共通ポイントであるPontaポイントで投資信託が購入できます。
1P=1円として利用でき、投資信託の購入代金の一部、または、全てにポイントの利用が可能です。
Pontaポイントを保有している人は現金を使わずに投資ができますよ。
メリット9:au PAYカードで投資信託をクレカ積立できる
au PAYカード限定で投資信託のクレカ積立が可能です。
上限は毎月5万円まで、還元率は最大1%。
もし、毎月5万円積立すると5500P貯まり、年間では6,000Pも貯めることが可能です。
投資信託を購入する人はかならずau PAYカードを作成して、クレカ積立してください。
現金よりもお得に買い付けできます。
auカブコム証券のデメリット
デメリット1:一般信用(売短)の金利が高い
一般信用売りの取扱い銘柄は非常に多いですが、一般信用(売短)の金利は高めです。
長期と比較するとこれほど変わってきます。
- 長期 → 1.5%
- 売短 → 3.9%
もし100万円を売り建てして10日で返済した場合、長期ならば…
100万円×1.5%÷365日×10日=410円
一方、売短だと…
100万円×3.9%÷365日×10日=1,060円
こんなに変わってきます。
売短では返済期日が14日と決められているので長くは借りることは不可能ですが、大きな金額を建てた時は注意してください。
デメリット2:一般信用売りの在庫がすぐに売れ切れる銘柄がある
一般信用売りの取扱い銘柄は多いですが、人気の銘柄はすぐに在庫がなくなってしまいます。
最近では1ヶ月前や2ヶ月前につなぎ売りを仕込むことは当たり前。
競争率が年々高くなってきています。
どうしても欲しい株主優待があったら多少手数料が高くなっても早めに仕込んでおきましょう!!
また、翌日の一般信用売りの注文は前日の20時までに申込をした人を対象に抽選が行われます。
人気の銘柄は倍率が100倍以上になることもざらで当選するのは難しいです。
デメリット3:IPOは後期型でキャンセルが不可
IPOで注意するポイントがあります。
auカブコム証券は後期型というシステムを採用しています。
- 需要申告
- 購入申込
- 抽選結果が判明
上記のような流れとなるため抽選を受けるには申込と購入を2回しなければいけません。
ほとんどの証券会社は1回申込するだけでオッケー。
ここは勘違いしないようにしましょう。
また、当選後のキャンセルはできません。
デメリット4:取引金額50万円以上の手数料が高い
取引手数料は店頭証券と比較すれば十分安いです。
しかし取引金額が50万円を超えると急に割高になります。
約定代金 | 5万円 | 10万円 | 20万円 | 50万円 | 100万円 |
---|---|---|---|---|---|
auカブコム証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
マネックス証券 | 55円 | 99円 | 115円 | 275円 | 535円 |
DMM株 | 54円 | 86円 | 104円 | 194円 | 367円 |
松井証券 | 0円 | 0円 | 324円 | 540円 | 1,080円 |
岡三オンライン証券 (定額プラン) |
0円 | 0円 | 0円 | 540円 | 864円 |
ライブスター証券 | 86円 | 86円 | 104円 | 194円 | 367円 |
GMOクリック証券 | 50円 | 90円 | 100円 | 260円 | 460円 |
SBI証券 | 54円 | 97円 | 113円 | 270円 | 525円 |
50万円以下は270円と比較的安いですが、50万円を超えると手数料は下記のような計算で算出されます。
(約定金額×0.09%+90円)×1.08(税込)
もし取引金額が60万円だった場合の手数料は680円です。
50万円を境に大分手数料がかわるので必ず覚えておきましょう。
追記
手数料体系が変わり、割安になりました。
デメリット5:リアルタイム入金できる口座が少ない
auカブコム証券はリアルタイム入金に対応している口座が少ないです。
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- じぶん銀行
- みずほ銀行
残念ながら大手とグループ会社の金融機関しか対応していません。
上記口座を持っていない人は銀行振り込みなどで入金するしかありません。
auカブコム証券の評判と口コミ
auカブコム証券の口コミを一部紹介。
ネット上の評判はどうだったかというと…
・auカブコム証券 三菱UFJ系列ぽい、書類は本人限定で好印象。三菱UFJに比べて話が早い感じ。
↓ここからヤバイ
— (@waterducts) 2019年4月25日
IPOグッドスピードとトビラシステムズ 今日分は全部ハズレ
しかも東海東京さんで2銘柄分の買付余力がいるのを忘れ(理解してなかった)ていて、片方抽選すらしてもらえなかった(;´Д`)
さらに、カブコムさんで株主優待の抽選申込むも、まったく取れず・・・
泣きながら4kmランニングしてきましたよ、ええ— えいじろう (@Ofat22BQGAes8b4) 2019年4月16日
auカブコム証券、リアルタイム入金できる口座が少ないし持ってる口座だと手数料かかるしでクソみたいな使いづらさだな、ポイントだけもらってさっさと捨てるしかない
— kyoumoe (@kyoumoe2) November 24, 2020
4436ミンカブ本日上場
SBIで100株、カブドットコムで100株ずつ当選しました
カブコムで当選したってはじめてなんでびっくりしました笑
SBIもたった10000株の申込で当選したんで嬉しいです#ミンカブ#IPO pic.twitter.com/O1YegGJf7I— コジコジ2(`・ω・´)ゞ (@cojikoji326) 2019年3月19日
約定50万以上の手数料高いなあ。
カブコム— 田中そむちゃい (@busaikusomchai) 2019年4月12日
IPOと株主優待で利用している人が多くいました。
IPOでは当選している人もいらっしゃいますね。
また、”手数料の高さ”や”一般信用売りの抽選に当たらない”などの不満を持っている人もいるようです。
ただ、全体的にはいい評判が多かったですよ。
auカブコム証券のまとめ
最後にauカブコム証券をまとめます。
- 一般信用売りの取扱い銘柄が多い
- IPOは100%抽選配分
- kabuステーションの人気が高い
- 最短翌日で取引ができる
- 人気銘柄の一般信用売りの在庫がなくなりやすい
- 取引額50万円を超える手数料が高い
- Pontaポイントで投資信託が買える
なんといっても一番の強みは一般信用売りの取扱い銘柄が多いことです。
株主優待のつなぎ売りには必須証券と言えるでしょう。
また、IPOも100%抽選配分してくれますし大型IPOの時は当選確率がグッと高まります。
kabuステーションなど取引ツールも充実していますのでトレーダーにもオススメですよ。
auカブコム証券の口座を作成してさらに資産アップを目指しましょう!!