いままでカードで使ってきたPASMOがスマホで使えるようになる便利なサービス「モバイルPASMO」がスタート。
そんなモバイルPASMOのスペックや使い方、メリットやデメリット、注意すべきポイントなどをまとめてみました!
モバイルPASMO
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結論:デメリットが多くまだ不便!! iPhone次第!!
結論から言いますと、デメリットが多く利用へのハードルがまだまだ高いです。
- Android、iPhoneで使えるが対応していない機種もある
- モバイルSuicaをダウンロードしていると利用できない機種もある
- カード型PASMOのデータや残高をモバイルPASMOへは引き継げない
- 高校生以下は通学定期を発行できない
- オートチャージで使えるクレジットカードも限られている
- ポイント連携が面倒
スタート直後はAndroidしか対応していませんでしたが、2020/10にiPhoneで使うことが利用できるようになりました。
Andoroid時は日本人口の約半分は使えませんでしたが、これで全国民が利用できるようになりました。
そしてすでにモバイルSuicaに登録していると、削除しないと使えないか、共存の場合でもモバイルSuicaかモバイルPASMO、手動で使い分ける必要がでてきます。
ポイントサイト登録にもひと手間かかるなど、細かく気になる点もちらほら。
モバイルPASMOにメリットはあるのか?
『普段使いがPASMO』ならメリットを享受しやすいです。
物理的なカードを持たなくていいことに加えて、対象のクレジットカードであればオートチャージもでき、PASMO利用でのポイントも『メトロポイントクラブ』に登録すればSuicaに負けないパフォーマンスに近づけます。
選べる2種類のモバイルPASMO
無記名PASMOと記名PASMO(モバイルPASMO会員登録)があります。
おすすめは圧倒的に『記名PASMO』です。
- 紛失しても再発行できる
- クレジットカードが登録できる
- 残額や履歴を端末の画面で確認できる
- バスをお得に利用できる「バス特」のポイント情報などを端末画面で確認できる
メリットが多いので、18歳以上でクレジットカードをお持ちの方であれば記名式をおすすめします!
無記名PASMOはクレジットカードチャージできないので毎回券売機でチャージすることに。。
そもそもモバイルPASMOとは?
スマートフォンの交通系電子マネーは、JR東日本の「モバイルSuica」が先行して大きく普及しており、事実上1強状態になっていました。
改札でスマートフォンをかざしていたらほぼほぼ間違いなくモバイルSuicaというわけなのですが、ここで!2020年3月18日に株式会社パスモから、「モバイルPASMO」サービスがスタートしました。
一言でいいますと「モバイルSuica」のPASMO版です。
モバイルSuicaはJR東日本が運営するサービスですが、「モバイルPASMO」は、株式会社パスモが運営しています。
スマートフォンをかざすだけで電車やバスに乗ったり、交通系IC対応店舗でタッチで支払えるサービス。
スマホで交通系電子マネーが使える機能は同じですが、モバイルSuicaとの違いは、これまで発行不可だった「私鉄、バスのみの区間」の定期券もスマホの中に入ります。
モバイルPASMOの年会費などは?
登録は無料。利用のための費用は一切掛かりません。
WEBで手続きを完結できますので、「モバイルPASMOアプリ」をダウンロードしましょう。
モバイルPASMOの登録方法
まずは対象となるスマホ機種を準備しましょう。
Androidの場合
Androidの場合はモバイルPASMOアプリをGoogleストアからダウンロードして、
新規登録します。
モバイルPASMO
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記名式であれば、会員登録を。
またクレジットカードでのオートチャージなど利用する場合はクレジットカードも発行が必要です。
iPhoneの場合
iPhoneの場合はApple Payを利用します。
PASMOを保有している人は移行し、保有していない人はアプリを利用して新しく作成しましょう。
モバイルPASMOのメリットは?
デメリットが目立ってしまうモバイルPASMOですが、当然ながらメリットもあります。
- スマホにPASMOを組み込むことができる
- バス利用時のバス特ポイント・特典バスチケット情報が確認できる
- クレジットカードを登録すれば、鉄道・バス定期券が購入できる
大きくこの3つです。
メリット1:スマホにPASMOを組み込むことができる
物理的なカードがなくなるのでシンプルに移動が便利になります。
お財布の中もスッキリ!!
メリット2:バス特ポイント・特典バスチケット情報が確認可能
バス特ポイントって何?と思われる方も多いかもしれません。
実はパスモ事業社のバスを利用すると、自動でポイントが貯まり自動で値引きされます。
1円使うごとに1ポイント貯まるので、200円のバス代をPASMOで払うと200ポイント貯まります。
有効期限はなんと付与された日から10年間もあります。
貯まり方の図はこちら。
使えば使うほどポイントが貯まりますが、勝手にポイント優先して引き落とされることと、「バスポイント」が10,000Pを超えたとき、または翌月1日になったときには新たに0Pからカウントされます。
申込手続等は不要でPASMOを発行した時点でついてきます。
メリット3:鉄道・バス定期券が購入できる
これまで1強だった「モバイルSuica」は、定期区間にJRがないと定期券を発行できませんでした。
しかし、モバイルPASMOはクレジットカードを登録すれば地下鉄だけ、バスエリアだけでも発行可能です。
ここが大きなポイントかなと思います。
次はデメリットでお伝えします。
モバイルPASMOのデメリットは?
モバイルPASMOはまだまだスタートしたばかりということもあり、デメリットが多いです。
デメリット:1 iPhoneで利用できない
iPhoneでは使えません。
Androidスマートフォンで、おサイフケータイ対応機種かつモバイルPASMO対応機種である必要がある
ざっくり言いますと2016年以降に製造されたAndroidであれば使えるようです。
使える機種一覧はこちら
2020/10から利用可能に!!
2020年の10月からiPhoneでも利用できるようになりました。
デメリット2:モバイルSuicaと共存できる機種は少ない
既にモバイルSuicaを利用している場合、仮に対応端末であったとしても、モバイルPASMOを利用できないケースがあります。
- Xperia 1/8/5
- Pixel 4/4XL
- Android One S6
また、先にモバイルSuicaが発行されている場合、モバイルPASMOの発行にはモバイルSuicaの退会・削除が必要と、とても手間がかかります。
仮に共存できた場合でも、モバイルPASMOとモバイルSuicaの使い分けには、利用の度に手動で「メインカード」を切り替えなくてはならないという手間も発生します。
デメリット3:高校性以下の通学定期には使えない
通学定期券の対応は大学・専門学生向けのみです。
なぜなら、定期券発行にはクレジットカードの登録が必要なためです。
18歳以下の高校生はクレジットカード対象にならないため、購入者が18歳以上であることが条件です。
親が買うパターンも考えられますが、購入には本人名義のクレジットカードが必要となり、結果的に高校生以下の通学定期には利用できません。
デメリット4:既存のPASMO定期券を引き継げない
モバイルSuicaでは現行のSuicaカードからモバイルへ転換できる一方、既存のPASMOでは定期券を引き継ぐことができません。
また定期券だけではなく、すでにPASMOを持っていても、情報や残高をモバイルPASMOに動かすこともできません。
デメリット5:メトロポイントの恩恵を受けるにはチャージ機で登録しないといけない
東京メトロが行っているメトロポイントクラブ(メトポ)に登録すると、乗車利用の度にポイントが貯まりますが、登録作業は設置場所が現時点では限られている『水色のICチャージ専用機』でのみ対応しており、すべてWEBで完結するJREPOINTと比較すると不便さを感じます。
デメリット6:オートチャージできるクレジットカードが限られている
モバイルPASMOに利用できるのは、『PASMO協議会に参加する事業者の関連クレジットカード』に限定されます。
さらに、対象のクレジットカードであっても、申請後に審査があり、審査結果は約3週間後にメールで届くため、発行後すぐにオートチャージを使うことができません。
モバイルPASMOの評判や口コミ
モバイルPASMOにおけるネット上の評判が口コミを調べてみました!!
モバイルPASMOのiPhone対応、まじで頼むわ。
せっかくApple Watchあるのに、Androidで改札を通る日々…。— モンテローザ (@tamu_19881013) July 5, 2020
Suicaのモバイル定期は乗車駅がJR駅じゃないと無理だしじゃあPASMOで😡と思ったらモバイルPASMOはGoogle playでしかインストールできない🥺
— 無能ぽんこつたぬき (@boneheadiam) July 5, 2020
カードタイプのpasmoだった時は
月に1回くらい忘れて実費で
仕事行ってたけどモバイルpasmoにしてから忘れゼロ🙌
家出て駅着くまでに定期券買えるし
素敵すぎる(ˊᗜˋ)— おとーふ🐶 (@otofu_kusonemi) July 2, 2020
定期が切れてるこのタイミングだ!ってことでモバイルsuica解約からのモバイルpasmo乗り換え敢行。オートチャージ登録に3週間かかんのか…
— MMJ (@mmjtera) June 25, 2020
モバイルPASMOのアプリあり得ないぐらいバグだらけだし、クレカチャージもできないし、定期買うのに3回もエラーになるけど、
開発者とか、メーカーもこれぐらいの完成度でリリースして、みんなでバグ報告しまくって早く直す!っていうサイクルに慣れると日本は良くなると思うんだ!
— shuji (@oppai912) June 19, 2020
iPhoneでPASMO使えるようになった!わーい pic.twitter.com/C1kZc9eV39
— iro🥚🌱 (@irohamu) October 6, 2020
当初はiPhoneで利用できなくて不便という声が非常に多くありました。
ただ、利用開始されてからは全体的に好意的な声が多いです。
定期券がスマホに入れられるという部分も評価が高かったです。
まとめ
モバイルPASMOのまとめはこちら。
- iPhoneとAndoroidで利用できる
- PASMO利用者はカードがスマホと一体になって便利
- モバイルSuicaでは発券できないJR区間外の定期券もモバイルで発行できる
- オートチャージも使える
- メトロポイントの恩恵を受けるにはチャージ機で登録しないといけない
- 既存のPASMO定期券を引き継げない
- モバイルSuicaとの共存できる機種が限られる
すでにモバイルSuicaを入れていたり、発券済みのPASMOカードがあっても、移行できないので、基本的には新規発行することになります。
iPhoneでも利用できるようになったので、これからに期待です!!
モバイルPASMO
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