マネックス証券で暗号資産CFDが始まりました。
その名もマネックスビットコインです。
今回はこのマネックスビットコインを徹底解説していきます。
そもそも暗号資産CFDとは??
CFDとは差金決済取引のことです。
上に行くのか下に行くのかの価格の動きを予想して、差額分を決済する取引です。
例えばある銘柄の株式が今後上がっていくと思ったら買い取引を行い、下落していくと思ったら売り取引を行います。
自分の予想が的中したら利益を得ることが可能です。
実際に資産を保有することがなく、数字だけ動く取引と考えてください。
レバレッジといって通常取引よりも大きなポジションを取ることも可能ですが、その場合はハイリスク・ハイリターンとなります。
暗号資産CFDは原則24時間365日取引可能です
暗号資産CFDってわかりづらいですかね?
ビットコインなどの仮想通貨の現物資産の受渡しはせずに、売買価格差が損益になる取引です
預入れ頂いた資金(証拠金)の2倍分まで取引可能で、総合課税(雑所得)対象です#マネックス証券 https://t.co/eyFj7wa5QR— 清明 祐子 (@YSeimei) August 7, 2020
今回マネックス証券が始めたマネックスビットコインはCFDの暗号資産バージョンと考えていただければオッケーです。
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)で取引できる銘柄
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)で取引できる銘柄を紹介します。
- ビットコイン/円
- イーサリアム/円
- リップル/円
- ビットコインキャッシュ/円
基本的な取引ルールは下記の通りです。
取引手数料 | 無料 |
---|---|
注文方式 | ストリーミング、FIFO、指値、逆指値、IFD、OCO、IFO |
レバレッジ | 最大2倍 |
レバレッジ手数料 | 0.04% |
両建て | 可能 グロス方式 買い/売りポジションの相殺はされず、それぞれ必要証拠金が必要) |
ロスカット(プレアラート) | 証拠金維持率が120%以下となった場合 |
ロスカット | 証拠金維持率が100%以下となった場合 |
銘柄ごとに変わってくるのは取引単位、最小発注数量、最小発注数量、最小発注数量の4点です。
特に大事なのは最小発注数量だと思いますのでこちらをまとめておきます。
ビットコイン/円 | 0.01 BTC/JPY |
---|---|
イーサリアム/円 | 0.1 ETH/JPY |
リップル/円 | 100 XRP/JPY |
ビットコインキャッシュ/円 | 0.1 BCH/JPY |
1btc = 100万円と仮定した場合、1万円ほどから取引が可能です。
取引できる時間帯
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)は24時間365日取引ができます。
土日はもちろん夜でも夜中でも取引ができるのでサラリーマンでも全く問題ありません。
ただし週次メンテナンス時は取引できませんので念のため頭に入れておきましょう。
取引手数料
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)の取引手数料は上記でも紹介した通り、無料です。
ただし、レバレッジ手数料とスプレッド(買値と売値の差額)がかかります。
この二つが実質的な手数料です。
レバレッジ手数料は午前7時をまたいで建玉を保有した場合に保管費用として発生します。
また、入金手数料や口座開設費、維持費なども無料です。
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)の投資方法
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)での投資する手順は下記の通りです。
- マネックス証券の証券総合取引口座開設
- 暗号資産CFD口座を開設
- 入金
- 取引
この4ステップです。
注意する点は2つの口座を開設しなければいけない点です。
まずはマネックス証券の証券総合取引口座を開設しましょう。
取引はアプリを利用すればスマホからでも簡単です。
「MONEX TRADER CRYPTO」という使いやすいシンプルな操作を可能にした、暗号資産CFD取引専用のスマートフォンアプリになります。
ログインしなくても各通貨ペアの価格・チャート情報の確認が可能です。
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)に関わる税金
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)で利益が出た場合は確定申告が必要です。
課税方法は 総合課税(雑所得)です。
税率は所得金額に応じて5%から45%の7段階、さらに住民税10%が別途加算されます。
雑所得となるのでソーシャルレンディングとの損益通算ができます。
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)は儲かるの??
一番の問題はマネックスビットコイン(暗号資産CFD)で儲けることができるのかどうかだとは思いますが、こればかりは自分の腕次第となります。
トレンドを予想しながら買いで入るのか売りではいるのかをしっかりと見極めるようにしましょう。
ただ、一般的に暗号資産に関わらずCFD取引は基本的に上級者向けの投資となります。
初心者はまず、現物投資から始めて、その後CFDにチャレンジしていくことをオススメしますよ。
現物はマネックスグループのコインチェックで購入できますので、こちらを利用しましょう。
まとめ
マネックスビットコイン(暗号資産CFD)を最後にまとめます。
- ネット証券初
- 24時間365日取引可能
- レバレッジは2倍まで
- 手数料は無料(スプレッドはあり)
- 取引できる銘柄は4つ
- 課税は雑所得
- スマホアプリがある
暗号資産CFDはマネックス証券がネット証券初となります。
スマホアプリから様々な注文方法で簡単に取引ができるのは大きな魅力です。
レバレッジも2倍までと抑えられている点も好印象を受けます。
ただし、CFDは現物資産を保有しない、数字だけが動く取引です。
さらにレバレッジが2倍までとなっていますが、現物と比較した場合はリスクは高まります。
上級者向けのサービスということを認識した上で取引するようにしましょう。