今回は10月IPOにおける各社の抽選配分枚数結果をご紹介していきたいと思います。
10月IPOの内、App Bank(6177)、グリーンペプタイド(4594)、GMOメディア(6180)の3銘柄です(^ ^)
特にグリーンペプタイドはなかなか酷い結果となっています(^^;;
【補足】
IPOの各社割当枚数は新規承認時の目論見書に記載されていますが、機関投資家やその他証券会社に配分するために「目論見書に記載の割当枚数 = 個人へ配分する枚数」ではありません。
今回紹介するのは純粋に各証券会社が個人投資家にどれだけ配分したかというデータになります
“目論見書に記載の割当数” と “個人への配分数” でどのくらいの差があるかチェックしてみるのもいいかもしれません
IPO App Bank(6177)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
10,982枚
|
988枚
|
1
|
みずほ証券 |
581枚
|
58枚
|
3
|
|
SMBC日興証券 |
581枚
|
58枚
|
3
|
|
いちよし証券 |
194枚
|
19枚
|
4
|
|
東海東京証券 |
129枚
|
12枚
|
5
|
|
東洋証券 |
129枚
|
12枚
|
5
|
|
エース証券 |
129枚
|
12枚
|
5
|
|
高木証券 |
65枚
|
6枚
|
6
|
|
マネックス証券 |
65枚
|
65枚
|
2
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | 野村證券 |
9,520枚
|
878枚
|
878人
|
9.8%
|
みずほ証券 |
509枚
|
54枚
|
54人
|
10.6%
|
|
SMBC日興証券 |
499枚
|
54枚
|
54人
|
10.8%
|
|
いちよし証券 |
178枚
|
18枚
|
18人
|
10.1%
|
|
東海東京証券 |
141枚
|
15枚
|
15人
|
10.6%
|
|
東洋証券 |
108枚
|
11枚
|
11人
|
10.1%
|
|
エース証券 |
119枚
|
11枚
|
11人
|
9.2%
|
|
高木証券 |
59枚
|
6枚
|
6人
|
10.1%
|
|
マネックス証券 |
59枚
|
59枚
|
59人
|
100.0%
|
まずは、上場後にいろいろなゴタゴタがあったAppBankから見ていきましょうww
パッと見でどこも10%ほどを抽選にまわしていたので人気が高かった事がわかりますね
どの証券会社でも最低二桁は抽選配分しているので、比較的平幹事にも割当枚数が多かった印象を受けます(^ ^)
主幹事の野村証券だけでなく、みずほ証券、SMBC日興証券、マネックス証券で当選できた方もちらほらいたのではないでしょうか??
IPOグリーンペプタイド(4594)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
112,980枚
|
11,298枚
|
1
|
いちよし証券 |
3,765枚
|
376枚
|
4
|
|
エース証券 |
2,510枚
|
251枚
|
5
|
|
SBI証券 |
2,510枚
|
1,129枚
|
3
|
|
香川証券 |
1,255枚
|
125枚
|
6
|
|
マネックス証券 |
1,255枚
|
1,255枚
|
2
|
|
東海東京証券 |
627枚
|
62枚
|
7
|
|
藍澤証券 |
627枚
|
62枚
|
7
|
|
委託 | 安藤証券(?) |
-枚
|
-枚
|
–
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 抽選配分枚数 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | みずほ証券 |
108,109枚
|
2,250枚
|
1,125人
|
2.0%
|
いちよし証券 |
3,896枚
|
369枚
|
115人
|
9.4%
|
|
エース証券 |
2,597枚
|
196枚
|
196人
|
7.5%
|
|
SBI証券 |
2,558枚
|
610枚
|
515人
|
23.8%
|
|
香川証券 |
1,298枚
|
130枚
|
130人
|
10.0%
|
|
マネックス証券 |
1,297枚
|
1,297枚
|
1,297人
|
100.0%
|
|
東海東京証券 |
514枚
|
52枚
|
52人
|
10.1%
|
|
藍澤証券 |
648枚
|
65枚
|
65人
|
10.0%
|
続いて、承認時から人気がなかったグリーンペプタイドを見ていきましょう
こちらはAppBankと打って変わって、抽選割合がかなり低くなっていいます
主幹事のみずほ証券では2.0%しか抽選配分していなかったので、よほどブックビルディングが積み上がらなかったんでしょう
SBI証券でも通常45%ほどの抽選割合がありますが、僅か25%ほどしかありませんからね
また、いちよし証券ではいつも通り10%を抽選配分していますが複数配分しているので、若干欲しい人に無理やり多く押し付けたような印象を受けます(^^;;
SBI証券でも若干、複数配分しているようです
マネックス証券は100%抽選配分ですが、一応複数配分していないので割当枚数分の申し込みはあったということでしょう
結構、証券会社泣かせのIPOだったように感じます
それにしても、主幹事のみずほ証券はこれだけの枚数をよく捌けましたね
ちなみに補足になりますが、グリーンペプタイドさんはここ最近では急騰しており、すでに公募価格の数倍になっています!!
今までホールドしていた人は少ないと思いますが、ホルダーだった人は爆益になっているでしょう
IPO GMOメディア(6180)における各社の抽選配分枚数結果
【目論見書に記載の割当】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 個人的期待度 | |
---|---|---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
3,987枚
|
598+200枚
|
1
|
SMBC日興証券 |
234枚
|
23枚
|
3
|
|
野村證券 |
164枚
|
16枚
|
4
|
|
みずほ証券 |
164枚
|
16枚
|
5
|
|
いちよし証券 |
93枚
|
9枚
|
6
|
|
岩井コスモ証券 |
46枚
|
4枚
|
7
|
|
委託 | GMOクリック証券 |
?枚
|
?枚
|
2
|
楽天証券 |
?枚
|
?枚
|
?
|
【個人への配分】
証券会社 | 割当枚数 | 予想抽選配分枚数 | 当選人数 | 抽選割合 | |
---|---|---|---|---|---|
主幹事 | 大和証券 |
2,891枚
|
460+154枚
|
460+154人
|
15.9+5.3%
|
SMBC日興証券 |
203枚
|
22枚
|
22人
|
10.8%
|
|
野村證券 |
143枚
|
14枚
|
14人
|
9.7%
|
|
みずほ証券 |
146枚
|
15枚
|
15人
|
10.2%
|
|
いちよし証券 |
84枚
|
9枚
|
9人
|
10.7%
|
|
岩井コスモ証券 |
42枚
|
5枚
|
5人
|
11.1%
|
|
委託 | GMOクリック証券 |
398枚
|
398枚
|
398人
|
100%
|
最後はGMOメディアです!!
こちらは大和証券が主幹事だったこともあり、当選できた方も多いと思います
どの証券会社も通常通りの配分となっているので人気があったことがわかりますね♪
また、一番知りたいのはGMOクリック証券の割当枚数だと思いますが、今の所まだ発表がされていません(^^;;
多分今までの傾向からすると平幹事以上、主幹事以下の割当枚数だったと思いますが、また発表があり次第ご報告させていただきます
大和証券とGMOクリック証券は関係が強くなったので、この先GMOクリック証券がIPOに力を入れるようになれば大和証券が主幹事になった場合はGMOクリック証券が委託販売するという形になるかもしれません
こうなったら抽選組は申し込める証券会社が増えるので嬉しいですよね(^ ^)
まとめ
今回は各社における3銘柄の抽選配分の結果を紹介しましたが、それにしもてグリーンペプタイドはかなり人気がなかったみたいですね(^^;;
抽選結果発表日にも、大体の人が「SBI証券で1ポイントゲッツ!!」みたいな報告だったので、人気の無さはわかっていたんですが、ここまで酷いとは思っていませんでした
みずほ証券の2%というのは今までで最低の数字な気がします
もしかしたら、この辺からみずほ証券主幹事銘柄は怪しくなっていたのかもしれません…
今後もみずほ証券主幹事はかなり吟味した方が良さそうですね
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