株式型クラウドファンディングのファンディーノで先日24号案件が登場したばかりですが、立て続けに25号案件が登場しました。
今回募集を開始する企業は株式会社ファクトです。
今回はこのファクトについてどんなサービスを運営しているか、さらにはイグジットまでのスケジュールなどなど詳しく紹介していきたいと思います。
最後に自分の投資スタンスも記載しました。
ファクトってどんな会社??
ファクトはキャスティング型人材派遣事業、有料職業紹介業、飲食店プロデュース事業、物流事業などを手がけている会社です。
メインは人材派遣サービスで会員登録数はすでに13万人以上、売上高は9億円を見込んでいます。
会設立が2007年の8月なのですでに設立から11年以上が経過しており、 すでにある程度の基盤はできている会社です。
今後はエナブルという人的手間やコストをシステム化して、気軽に企業と労働者が繋がれる、次世代キャスティングプラットフォームを提供予定とのこと。
エナブルでは企業と労働者の中間のやり取りを、プラットフォーム上で集約化。
さらにAIを活用した、「企業」と「ユーザー」の評価制度や、チャット機能を設けることにより、お互いの信頼度や能力を開示することにより「手間の削減」や「ミスマッチ」の解消を目的にしているようです。
また、ファクトが「資金移動業」及び「貸金業」に登録し、エナブル上で労働者に小額融資をおこなうマイクロファイナンス機能も追加する予定とのこと。
これにより労働者はお金が急に必要になった場合など、その人の評価によって決められた分に限り、エナブル上で融資を受けることができるようになります。
ファクトの募集金額と資金用途について
今回の目標募集額は1,875万円。上限募集額は4,400万円。
クラウドファンディングで集めた資金は下記で利用する予定とのことです。
- 広告宣伝費
- システム開発人件費
- ファンディーノへの手数料
- スタッフ管理人件費
主に新たに提供予定のエナブルを構築する上での人件費、そしてそれを広めるための広告宣伝費が主な使い道になります。
投資金額のコースと株数
ファクトへの投資は下記のコースが用意されています。
- 125,000円コース(250株)
- 250,000円コース(500株)
- 500,000円コース(1,000株)
最低で12.5万円、最高で50万円までの投資が可能ですね。
将来性があると感じたら50万円投資するのもいいと思いますが、株式型クラウドファンディングでは分散投資が重要になってきます。
リスクを抑えて投資をしたい場合は1社に50万円ではなく、5社に10万円ずつなど、複数の会社に投資するようにしましょう。
ファクトのマイルストーン
ファクトのマイルストーンはこのようになっています。
まずはエナブルのα版をリリースし、その後β版をローンチ。
2019年に資金移動業者の認可を済ませ、2021年に貸金業の登録を行い、マイクロファイナンスサービスを追加する予定です。
2023年に売上高29.8億円を達成し、IPOを目指します。
管理人の投資スタンス
立ち上げたばかりのスタートアップではなく、すでに9億円の売り上げ見込みがあるのは非常に評価できるポイントです。
人材派遣業はこの先も需要が高く、エナブルがリリースされれば売り上げアップが見込めると思います。
マイルストーンの現実味もありますね。
ただ、ホームページを見た感じだとイベントコンパニオンを全面的に押し出していて、ちょっと「ん!?」っという感じがしました。
少し想像していたのとは違う感じ。
また、自分が調べた限りではベンチャーキャピタルなどのプロ投資家からの資金調達は行っていません。
さらに2018年の7月に再度資金調達をする予定とのことで、今回は焦って投資する必要はないかなと思い、スルーして様子を見るつもりです。
おそらく次回募集時もファンディーノを利用するでしょうから、その時の状況を見て、投資スタンスを再考したいと思います。
ちなみに最近はファンディーノで目標募集額に達しない案件も出始めるようになりました。
募集をかければすぐに資金調達ができるというステージは終わり、投資家が案件をしっかりと吟味する段階に入ってきているのかなと感じています。
今後はホントに将来性のある企業しか資金調達をできなくなっていくでしょうね。
ここからが日本における株式型クラウドファンディングの本当の始まりなのかもしれません。
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