みなさん2024年からはじまる新NISAはどこでやるか決まっていますか??
おそらくほとんどの人がSBI証券を選択しようと思っていたと思うんですが、ここにきて楽天証券が本気を出してきました。
なんと、投信残高ポイントプログラムが奇跡的に復活!!
ただ完全なら復活ではなく銘柄を絞っての復活です。
それでも対象となったのが人気のファンドということで新NISAを検討する価値があるレベルまで再浮上してきました。
そこで、今回は限定復活した投信残高ポイントプログラムにについて徹底解説していきます。
現在のプログラムは??
楽天証券では以前、同様のプログラムを実施していたんですが終了となってしまい、代わりに始まったのが残高達成でポイントがもらえるプログラムです。
毎月末時点の投資信託の保有残高が、はじめて基準残高に到達した場合にポイントが貰えます。
- 10万円に到達した場合 10ポイント
- 30万円に到達した場合 30ポイント
- 50万円に到達した場合 50ポイント
- 100万円に到達した場合 100ポイント
- 200万円に到達した場合 100ポイント
- 300万円に到達した場合 100ポイント
- 400万円に到達した場合 100ポイント
- 500万円に到達した場合 100ポイント
- 1,000万円に到達した場合 500ポイント
- 1,500万円に到達した場合 500ポイント
- 2,000万円に到達した場合 500ポイント
肝心なのは「初めて基準残高に到達した場合」という部分。
残高に応じてもらえるわけではありませんので、勘違いしないようにしてください。
また、信託報酬に関わらずもらえるポイントは全て同じです。
投信残高ポイントプログラムとは??
投信残高プログラムは投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まるプログラムのことです。
銘柄によってポイント還元率が決まっており、以前は信託報酬の高い銘柄が還元率も高い傾向にありました。
そして、今回復活したのは2本のみ。
その2本の銘柄と還元率がこちらです。
- 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド → 0.0175%
- 楽天・S&P500インデックス・ファンド → 0.0341%
楽天証券では人気の2本ですね。
すでに積立している人が多いと思いますが2023年10月27日(金)から、上記の年率の還元率のうち該当月分のポイントを毎月進呈。
もし付与ポイントに端数が出た場合は切り捨てで計算されます。
初回は2023年10月27日から11月30日までの期間で計算し、2024年1月末頃にポイントが進呈されます。
ちなみにこの2本のファンド以外は先ほど紹介した残高達成でポイントがもらえるプログラムが適用されます。
楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの詳細
参考までに楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの詳細を紹介します。
運用方針はMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(円換算ベース)の連動です。
簡単に言えば全世界の株式に投資ができるファンドになります。
信託報酬を含む管理費用はわずか0.05775%。
しかも投信残高保有プログラムで0.0175%が還元されます。
つまり実質的な管理費用は0.04025%です。
お世辞抜きでめっちゃ低いww
もちろん新NISAにも対応しており、つみたて投資枠、成長投資枠どちらでも利用できます。
eMAXIS Slim全世界株式に投資している人はポイント還元が受けられるのでこちらを積立した方がお得ですね。
楽天・S&P500インデックス・ファンドの詳細
次は楽天・S&P500インデックス・ファンドです。
こちらの運用方針はもちろんS&P500インデックスに連動しています。
米国株中心に投資を行いたい人におすすめのファンドですかね。
信託報酬を含む管理費用は楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドと比較するとやや高めではありますがそれでも0.1%を切っています。
投資残高ポイントプログラムで0.0341%が還元されますので実質的な還元率は0.05962%です。
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積立しているなら管理費用はほぼ一緒ですので、楽天・S&P500インデックス・ファンドに乗り換えた方がパフォーマンスが高くなると思います。
まとめ
今回は復活した楽天証券の投信残高ポイントプログラムについて紹介してきました。
2ファンドしか対象ではないので完全復活ではありませんが、人気かつ低報酬の2つが対象というのは非常に評価できますね。
現在この二つと運用方針が同じeMAXISシリーズを積立している人は乗り換えるメリットは大きいです。
特にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)は0.03%以上も変わってきます。
個人的には今後さらに対象のファンドが増えると思っていますので、そうなれば楽天証券で新NISAを開設する価値は十分にありそうです。
冒頭でも言いましたが、楽天証券マジで本気をだしてきましたね。