tsumiki証券なかなかやってくれます。
2024年から積立の上限が10万円にUPするということで「ポイ活がはかどるな〜」と感じていた人も多いのではないでしょうか??
ただそんな方達を地獄に突き落とすような改悪が急遽発表されました。
結論からいってしまうと2024年からはクレカ積立を即売りすることでのポイ活ができなくなります。
とういことで具体的に解説していきますね。
tsumiki証券とは??
tsumiki証券は東証プライムに上場している丸井グループが新たにスタートさせるつみたて投信専門の証券会社です。
2018年の8月31日から口座開設をスタートさせました。
エポスカードで投資信託を購入できる、いわゆるクレカ積立を日本で初めて始めた証券会社としても有名です。
エポスカードの他にエポスポイントでも購入できるなど、新しい試みをガンガン導入させています。
tsumiki証券は資産運用初心者をターゲットにしており、取り扱っている投資信託は5本のみです。
商品名 | 運用会社 | 信託報酬(税込み) |
---|---|---|
コモンズ30 | コモンズ投信 | 1.078% |
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | セゾン投信 | 0.570%(±0.02%) |
セゾン資産形成の達人ファンド | セゾン投信 | 1.350%(±0.2%) |
ひふみプラス | レオス・キャピタルワークス | 1.078% |
まるごとひふみ15 | レオス・キャピタルワークス | 0.662% |
それぞれ特徴が異なる投資信託を厳選しています。
また、「年間つみたて金額」と「つみたて年数」に連動して年1回エポスポイントが貰えます。
- 1年目・・・0.1%
- 2年目・・・0.2%
- 3年目・・・0.3%
- 4年目・・・0.4%
- 5年目以降・・・0.5%
資産残高ではなく、あくまで年間つみたて金額ですので注意しましょう。
ちなみにクレカ積立の上限は毎月5万円ですが、2024年1月からは10万円にUP。
これにより年間で最大120万円まで投資信託の積立が可能になります。
もし年間100万円をつみたてした場合、初年度だとエポスポイントが1,000P貰えます。
5年目だと5,000Pですね。
積立分はエポスゴールドカードとエポスプラチナカードのボーナスポイントの対象!!
また、積立額はエポスゴールドカードとエポスプラチナカードのボーナスポイントの集計対象です。
もし年間100万円積立したらエポスポイントが1万ポイント付与されます。
もちろんこれに加えて「がんばってるね! ポイント」も貰えますので2重取りが可能です。
仮に5年目に100万円クレカ積立を行ったとすると…
- がんばってるね! ポイント → 5,000P
- ボーナスポイント → 10,000P
合計15,000Pです。
投資しながらポイ活もできるため一石二鳥と言えますね。
「年間ボーナスポイント」「がんばってるね!ポイント」の集計方法が変更に
ここからが冒頭で言った改悪内容についてです。
残念ながら「年間ボーナスポイント」、「がんばってるね! ポイント」の集計方法が変更になりました。
今までは上記のように買付額に対してポイントが付与されていました。
引き出した分も集計されていたため、買付してすぐに売却したとしても問題はなかったんです。
しかし2024年4月1日からは下記のように変更となります。
簡単にいうと売却した場合、売却分は集計対象から除かれます。
今までポイ活していた人は5万円をクレカ積立して、すぐに売却していたと思いますが、これでは今後ポイントは一切もらえませんので注意してください。
もちろんポイ活目的ではなく純粋に投資している人にとっては何も変化はありません。
ぶっちゃけポイ活目的で即売りしていた人にとっては地獄のような改悪と言えますね。
1年おきのポイ活は可能
一応、ポイ活が全くできなくなったわけではありません。
年間のボーナスポイントの集計対象から外されるわけですから1年ごとのポイ活は可能となります。
例えば1年目は100万円分クレカ積立を行い、2年目の初月に売却。
これを繰り返せば100万円をローテーションさせて2年に1回ポイ活が可能です。
ただし1年間投資信託を保有することになるため、価格変動リスクは長い期間負うことになります。
1年後の株価を予想できる人はいませんので、もしかしたら得られるポイント以上に損をするかもしれません。
もちろん逆に大きな利益を得られる場合も、もちろんあります。
まとめ
では最後にまとめます。
- 売却分は集計対象外
- 新集計方法は2024年4月から
- ポイ活は実質不可に
ということで大和コネクト証券に続いて、tsumiki証券でも即売りを利用したクレカ積立のポイ活が不可能になりました。
大和コネクト証券の改悪についてはこちら。
大和コネクト証券の時にも言いましたが、おそらくこれらの改悪は序章にすぎないと思います。
個人的には大手もこれに追随するかなと。
ポイ活は証券会社にとっては単純に不利益でしかないですし、ポイ活勢は駄客ですからねww
ただ、クレカ積立の上限額についても各社が10万円に上げると思うので、積立額を増やしたい人にとってはとても良い環境です。
2024年からは新NISAも始まるのでタイミング的にも完璧でしょう。
ひとまずポイ活していた人は今度できなくなるのでそこだけはしっかりと覚えておいてくださいね。
>ぶっちゃけポイ活目的で即売りしていた人にとっては地獄のような改悪と言えますね。
いくら何でも浅ましすぎるんですわ…この手の人達も、頭の中が地獄みたいな乞食に完全に成り下がらなくて済んで良かったですよ。本当に。