フィンテックに力を入れているANAがまた新しい投資サービスを始めました。
その名は「Wealth Wing(ウェルスウイング)」。
投資金額に応じてANAマイルが貯まるというのが大きな特徴です。
今回はこのWealth Wing(ウェルスウイング)の特徴からメリット・デメリットを総まとめ!!
ネット上の評判や口コミも紹介していきますよ。
また、この記事の動画VerをYouTubeで公開中です。
こちらのご視聴&チャンネル登録もよろしくお願いします。
Wealth Wing(ウェルスウイング)はこんなサービス!!
まずはこの記事のまとめから紹介します!!
- おまかせ投資サービス
- 投資戦略は8つ
- 最低投資金額は15万円
- ANAマイルが貯まる
- 手数料は高め
- 入出金は無料
- 短期間で大きな利益は見込めない
- 業界初!! スマートヘッジを提供
- 45%以上のパフォーマンスを達成
Wealth Wing(ウェルスウイング)はフィンテック企業であるスマートプラスが提供しているおまかせ投資サービスです。
最低投資金額は15万円で、入金した後は自動で運用をしてくれます。
手数料は毎月330円(税込)かかる情報利用料、運用額の0.9%がかかる運用手数料、売却額の1.0%がかかる売却手数料の3つ。
ロボアドバイザーなど他の自動運用サービスと比較すると高めです。
最大の特徴は投資額に応じてANAマイルが貯まるところ、そして業界初となる資産の減少を緩和させる「スマートヘッジ」という機能を提供しているところです。
最初の6ヶ月間は運用額の1.0%、それ以降は0.1%貯まります。
ちなみにWealth Wing(ウェルスウイング)のサービスが開始した時から2023年の5月まででの運用実績を見ると、45%以上のパフォーマンスを達成しました。
中には65%以上を達成した戦略も!!
ANAマイルを貯めながら資産運用できるめずらしい投資サービスです。
ただし、ANAマイルを貯めていない人には全くおすすめできません。
ほったらかしの投資なら人気のあるウェルスナビをおすすめしますよ。
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Wealth Wing(ウェルスウイング)とは??
Wealth Wing(ウェルスウイング)はANAとフィンテック企業であるスマートプラスがタッグを組んで始めたおまかせ投資サービスです。
スマートプラスはコミュニティ型株取引アプリ STREAM(ストリーム)を提供しており、投資一任による全く新しい資産運用方法。
ちなみにANAは人気のロボアドバイザーサービスを運営している「WealthNavi」とも先に提携しています。
こちらでも「WealthNavi for ANA」というサービスを展開していますが、Wealth Wing(ウェルスウイング)とは全くの別物ですので勘違いしないようにしましょう。
Wealth Wing(ウェルスウイング)の手数料
Wealth Wing(ウェルスウイング)の手数料を紹介します。
口座開設費 | 0円 |
---|---|
入金手数料 | 0円 |
出金手数料 | 0円 |
情報利用料 | 330円(税込) |
運用手数料 | 運用額の0.99%(税込) |
売却手数料 | 売却額の1.0% |
実際にかかるのは情報利用料、運用手数料、売却手数料です。
情報利用料とは毎日様々なデータを取得し、詳細な分析を行った情報をデータベースへ蓄積するための費用のことです。
運用手数料は運用戦略を維持するために銘柄の入れ替えを行う際に発生する手数料。
そして売却手数料はリバランスや全売却を行う時に必要な手数料となっています。
仮に100万円を1年間運用した場合は下記のような手数料が発生することになります。
- 情報利用料 → 3,960円(税込)
- 運用手数料 → 9,900円(税込)
- 売却手数料 → 売却やリバランス毎
情報利用料と運用手数料 は必ず支払わなければならず、リバランスや任意での売却をした時は売却手数料も支払わなければなりません。
Wealth Wing(ウェルスウイング)の投資戦略
Wealth Wing(ウェルスウイング)では8つの投資戦略を提供しています。
- 財務健全高収益高成長ポートフォリオ
- バランス型高収益高成長ポートフォリオ
- 積極投資型高収益高成長ポートフォリオ
- 高効率高成長ポートフォリオ
- 高成長高キャッシュフローポートフォリオ
- 財務健全高キャッシュフローポートフォリオ
- 低リスク高収益高成長ポートフォリオ
- 低リスク高企業価値ポートフォリオ
50以上のファクターを分析し、各景況状態に最も適したファクターを内包した戦略ポートフォリオです。
好きなタイミングで戦略変更もできますが、売却手数料がかかりますので変更する際は慎重に検討しましょう。
Wealth Wing(ウェルスウイング)のメリット
メリット1:ANAマイルが貯まる
Wealth Wing(ウェルスウイング)の最大のメリットはANAマイルが貯まるところです。
投資金額に応じてANAマイルが貯まる仕組みですので、多ければ多いほどANAマイルがザクザクと貯まっていきます。
ただし還元率は初めの半年、それ以降で大きく変わってくるんです。
- 最初の6ヶ月間 → 1.0%
- それ以降 → 0.1%
10倍変わってきますので注意しましょう。
最初の6ヶ月間はANAマイルではなく現金のキャッシュバックで受け取ることもできますがその場合の還元率は0.9%となり、0.1%下がってしまいます。
ANAマイルを貯めている方はANAマイル一択ですね。
ちなみに6ヶ月間100万円を運用した場合、ANAマイルでは5,000マイルプレゼントされるわけですが、こちらは1マイル = 1円として計算しています。
ANAマイルはビジネスクラスやファーストクラスで利用することで1マイル = 数円にアップさせることが可能です。
うまく使えば実質的な還元率をさらにアップさせることができます。
メリット2:運用は全てお任せ!! ほったらかしでオッケー
Wealth Wing(ウェルスウイング)は入金した後に何もすることはありません。
リバランスを含め、運用は全て自動でおこなってくれますのでほったらかしで大丈夫です。
投資経験による差はでませんので、誰が利用しても同じ結果になります。
また最近ではウェルスナビやTHEOなどといったロボアドバイザーサービスが流行していますが、Wealth Wing(ウェルスウイング)はさらに高いパフォーマンスを得られる可能性もありますよ。
メリット3:PC不要!! スマホから運用実績を確認できる
最近でPCを保有しておらずスマホしか持っていないという人も多いと思います。
Wealth Wing(ウェルスウイング)はPCはもちろんスマホだけでも利用可能です。
専用アプリが提供されていますので、こちらを使えば運用実績もすぐに確認できます。
アプリはもちろん無料で利用できますので投資する場合は必ずダウンロードしましょう。
メリット4:業界で初めてスマートヘッジを提供
資産の減少を緩和させる「スマートヘッジ」という機能を提供しています。
こちらは株価下落の時に役立つ機能です。
仕組みとしては運用資産を担保に信用取引を利用して市場平均型インバースETFを売買することで、株価下落時の資産減少幅が抑えられます。
少し難しいかもしれませんが、実際はボタン一つで簡単に設定することが可能です。
時間や手間をかけずに低コストでヘッジを行うことができますよ。
メリット5:ESG投資ができる
WealthWingでは0から100までのESGスコアを公表しています。
ESG投資はEnvironment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の3つの観点を意識した投資のことです。
近年、ESGスコアが高い企業に投資することがSDGsに繋がることからブームになっています。
WealthWingではこのようなESG投資を他のロボアドに先駆けて導入しています。
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Wealth Wing(ウェルスウイング)のデメリット
デメリット1:手数料が高い
一番のデメリットは手数料の高さです。
情報利用料が毎月330円(税込)かかる上に、運用手数料、さらに売却やリバランスがあれば売却手数料もかかります。
3つも手数料があるのはちょっといただけません。
しかも最低投資金額である15万円を投資した場合、何もしなくても年間3,600円+1,500円(合計5,100円)がかかります。
これは15万円の場合3.4%にも達します。
つまり3.4%以上のパフォーマンスを出せてやっとイーブンです。
毎月300円だからと軽視しないようにしてください。
デメリット2:儲かるとは限らない
投資サービスなので儲かるとは限りません。
上記でもいいましたが投資金額が少なければ少ないほど手数料が大きくのしかかるので高いパフォーマンスを出す必要があります。
正直3.4%という数字はかなりきついです。。
参考までに国内のロボアドバイザーサービスの手数料はというと、高くても1%ほど。
同じほったらかしサービスとして比較すると割高と言わざる負えません。
低資金では儲かる可能性が低くなりますのでご注意を。
デメリット3:投資の経験や知識が得られない
自動で運用してくれるため時間を節約できたり、投資の勉強が必要ないなどのメリットがありますが、これは一方で投資経験や知識を得られないというデメリットでもあります。
ずっとWealth Wing(ウェルスウイング)で運用するならば問題ありませんがステップアップとして考えている場合、いつかは時間をとって投資の勉強をする時間を確保しなければいけません。
個別株や投資信託は最低限の知識がない状態で投資するのは危険なので注意してください。
デメリット4:最低投資金額が高い
Wealth Wing(ウェルスウイング)の最低投資金額は15万円から。
これはやや高いと言わざる負えません。
全自動の資産運用といえばやはりロボアドバイザーサービスが一番有名ですが、ウェルスナビ、THEO + docomoならば1万円から投資ができます。
Wealth Wing(ウェルスウイング)にこだわりがなく、とにかく低資金で始めたいという人には上記のロボアドバイザーサービスがオススメです。
Wealth Wing(ウェルスウイング)は儲かるのか??
おそらくみなさんが気になっているのはWealth Wing(ウェルスウイング)で投資をしたら儲かるか??ですよね??。
っということでWealth Wing(ウェルスウイング)では運用実績を公表しているのでこちらを紹介します。
Wealth Wing(ウェルスウイング)では8つの戦略がありますが、運用開始から2023年5月までの結果は上記のとおり。
なんと、最も高いパフォーマンスは65%を超えています。
最低のポートフォリオでも45%を超えているため、TOPIXと比較すると全ての戦略でうわまっていますので、かなり優秀な数字です。
つまりWealth Wingで投資している人全員が儲かっているということになります。
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Wealth Wing(ウェルスウイング)のまとめ
さいごにWealth Wing(ウェルスウイング)をまとめます。
- おまかせ投資サービス
- 投資戦略は8つ
- 最低投資金額は15万円
- ANAマイルが貯まる
- 手数料は高め
- 入出金は無料
- 短期間で大きな利益は見込めない
- スマートヘッジを業界で始めて提供
個人的に一番気になるのは手数料の高さです。
選択した投資戦略が高いパフォーマンスを出しても投資金額が少なければ、利回りは大きく削られます。
ただ、現在は最低でも45%以上のパフォーマンスを出しているわけですから手数料を加味しても投資した人は大幅な含み益です。
またANAマイルが貯まる点も面白い仕組みだと感じました。
6ヶ月を過ぎるとたった0.1%しかもらえなくなるのは正直ちょっと物足りない数字ですけどね。
ANAマイルを積極的に貯めている人には選択肢の一つになるかもしれません。
ただ、ANAマイルを貯めていない人はロボアドの大手であるウェルスナビの方がおすすめです。
ちなみに当ブログではウェルスナビとタイアップキャンペーンを実施しています。
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ロボアドで急激に信用度と人気を獲得しているのが…
WealthNaviです。
ロボアドバイザー界では不動の地位を確立しています。
しかも最低投資金額が10万円から1万円になり、より投資のハードルが下がりました。
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自分が投資した時の記事は下記にありますので、よろしければこちらも一読してみてください。
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