個人的にちょっとびっくりなサービスが誕生しました。
なんと、楽天証券でウェルスナビのサービスが利用できるようになりました。
その名はウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)。
ざっくりまとめるとウェルスナビと楽天証券のいいとこ取りをしたようなサービスです。
そこで今回はウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)と本家ウェルスナビの違いを比較しながら徹底解説していきます。
またこの記事の動画をYouTubeで公開中。
こちらのご視聴とチャンネル登録もしていただけると嬉しいです。
ウェルスナビとは??
まず超基本的なところから紹介します。
ウェルスナビは金融アルゴリズムを提供するロボアドバイザーです。
今まで一部の富裕層・機関投資家しかアクセスできなかった高度な金融アルゴリズムに一般の人でも利用できるようにしました。
国際分散投資を全て自動で行ってくれ、お金を預ければあとはWealthNavi(ウェルスナビ)が運用してくれます。
基本的にこちらがすることは何もなく、やることといったらマイページにログインして運用が上手くいってるかどうかをチェックするだけです。
もちろん特別な投資スキルは必要なく、初心者から上級者まで利用できます。
詳しくは下記にまとめていますのでこちらも一読くださいますと幸いです。
楽天証券とは??
※上記画像は2024/05/13時点のものです。
楽天証券は楽天グループが運営するネット証券です。
ネット証券の中では古参の一つ。
口座開設費や維持費などは無料で作成できます。
取り扱っている商品は下記の通り。
- 国内株式
- 投資信託
- 海外株式
- 楽ラップ(ロボアド)
- 債権
- 先物・オプション
- 外国為替
- 楽天FX
- 投資型クラウドファンディング
他の証券会社と比較しても遜色ありません。
人気のIPOや立会外分売、iDeCoも取り扱っています。
また、直近ではセキュリテやFundsと連携して投資型クラウドファンディングも取り扱い中。
Fundsに投資する際は別途口座開設が必要です。
最低1万円から様々なファンドに出資ができます。
楽天証券については下記記事でまとめていますので詳しくはこちらをチェックしてください。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)とは??
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)はウェルスナビと楽天証券がタッグを組んで始めたサービスです。
ウェルスナビの口座がなくても楽天証券の口座を保有しているだけでウェルスナビのサービスを利用できます。
ウェルスナビではETFを投資対象していますが、ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)ではウェルスナビ株式会社が助言し、楽天投信投資顧問株式会社によって運用される専用ファンドへの投資です。
5つのファンドがあり、それぞれリスク許容度に合わせた投資商品で組成されています。
リスク許容度が低いものは債券が中心、高いものは株式中心です。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)の信託報酬
信託報酬は保有残高の年率1.1%(税込)です。
もし100万円預けていた場合、年間11,000円の手数料がかかります。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)の始め方
始め方はとっても簡単です。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)のページに移行して6つの簡単な質問に答えるだけ。
- 年齢
- 年収
- 金融資産
- 毎月の積立額
- 運用資産の目的
- 株価が1ヶ月で20%下落した場合の対応
この6つの質問に答えるだけで自分にあった最適なリスク許容度を診断してくれます。
ちなみに自分が診断した結果がこちら。
リスク許容度はMAXの5。
初期投資額500万円で毎月1万円積み立てると30%の確率で30年後に3,833万円になるとのことです。
もちろんあくまでシミュレーションですので損失が出る場合もあります。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)のメリット
では、ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)を本家ウェルスナビと比較した場合のメリットについてまとめます。
- 楽天キャッシュで投資できる
- 楽天カードで投資できる
- 楽天証券のNISA口座を利用できる
- SPUが+0.5倍
メリット1:楽天キャッシュで投資できる
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)は楽天キャッシュで積立投資できます。
もちろんウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)の投資額に対しても0.5%が還元されます。
もし毎月1万円を楽天キャッシュで積立した場合、50Pの楽天ポイントが貰えます。
さらに楽天キャッシュのチャージ方法によっては最大3.5%の還元率を実現可能です。
三井住友カード ゴールド(NL)からJAL Payにチャージし、Apple Pay経由でWAONにチャージします。
そのWAONを使ってミニストップで楽天ギフトカードを購入しましょう。
これで最大3.5%の還元率を達成できます。
他にも楽天ギフトカードのお得な購入方法を下記記事で紹介していますのでこちらも是非チェックしてください。
メリット2:楽天カードで投資できる
楽天カードでもウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)に投資できます。
楽天カードの種類によって還元率がかわり、0.5%から1.0%です。
- 楽天カード → 0.5%
- 楽天ゴールドカード → 0.75%
- 楽天プレミアムカード → 1.0%
年会費無料の楽天カードでも0.5%の還元を受けられるので、現金で投資しようと思っている人はもったいないです。
最低でも楽天カードで積立するようにしましょう。
メリット3:楽天証券のNISA口座を利用できる
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)は楽天証券のNISA口座を利用できます。
本家ウェルスナビでもNISA口座を開設できますが、すでに楽天証券でNISA口座を開設していた場合は開設ができませんでした。
今後は楽天証券でNISA口座を開設している人でもNISA口座でウェルスナビが利用可能です。
ちなみにNISA口座でウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)に投資する場合、成長投資枠が利用されます。
成長投資枠の年間投資枠は240万円ですので、1年間での積立額がこの範囲内ならばNISAで購入可能です。
メリット4:SPUが+0.5倍
楽天グループサービスを使えば使うほどポイントアップするお得なプログラムである「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」があります。
SPUは楽天のサービスを利用するほどポイント倍率が上がっていくんですが、ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)の投資でもポイントがアップします。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)にポイントと現金で合わせて30,000円以上投資すると+0.5倍です。
ポイントと現金の合計が対象なので、1Pと現金29,999円(合計30,000円)でも対象となります。
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)のデメリット
続いてウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)のデメリットです。
- 長期割が受けられない
- つみたて投資枠が利用できない
デメリット1:長期割が受けられない
本家ウェルスナビには長い期間利用していると手数料が最大0.99%(税込)まで割引される長期割があります。
しかしウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)の場合は長く利用していても手数料は変わりません。
ずっと1.1%(税込)が適用されます。
デメリット2:つみたて投資枠が利用できない
ウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)はNISA口座を活用できますが、すべて成長投資枠での投資です。
本家ウェルスナビのNISAも基本は成長投資枠での投資となりますが、一部つみたて投資枠を利用して購入します。
これにより本家ウェルスナビよりもNISAを効率よく活用できない可能性が出てきます。
まとめ
では、最後にウェルスナビ×R(ウェルスナビアール)の要点をまとめます。
- 手数料は1.1%(税込)
- NISA口座(成長投資枠)が利用可能
- 楽天カードで積立できる
- 楽天キャッシュで積立できる
- SPUが+0.5倍
個人的に楽天キャッシュと楽天カードでウェルスナビに積立投資できる点は大きなメリットに感じました。
楽天ギフトカードの購入を工夫すれば還元率を3%以上にできるので、長期割ができないとしても大きな影響はありません。
本家ウェルスナビと比較するとそれぞに強みと弱みがありますが現在楽天証券でNISA口座を開設していてウェルスナビへの投資に興味がある人にはかなり魅力的なサービスだと思います。
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