この社債の募集は終了しました。
どうも、メカです。
社債ブームが来るのでしょうか。
国内の大手企業も社債を発行するケースが増えています。
先日は丸井グループが個人投資家を対象とした社債を発行した事で話題になりましたが、また新たに1社大手企業が社債での資金調達を試みるようです。
その名は「ZHD(Zホールディングス)」
Yahoo!やLINEを傘下に持ち、知らない人はいないんじゃないですかね。
今回はそんなZHD(Zホールディングス)が発行する社債について紹介したいと思います。
ZHD(Zホールディングス)の社債とは??
Zホールディングスが今回発行する社債は正式にはZホールディングス株式会社 第23回無担保社債(社債間限定同順位特約付)と言います。
愛称はLINE・ヤフーボンド。
211年3月にLINEと経営統合し、LINEが傘下のブランドであることを世間に改めて周知する意味を込めています。
個人投資家向けに500億円、機関投資家向けに50億円、合計550億円程度を発行する予定です。
ZHD(Zホールディングス)社債の購入方法
まずはZHD(Zホールディングス)社債の購入方法から紹介します。
- 証券会社に口座開設する
- 入金する
- 社債に申込
証券会社に口座開設
今のところ購入できる証券会社は下記の通りです。
- SBI証券
- 野村證券
- 大和証券
- SMBC日興証券
- 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
上記以外でもおそらく国内の主要証券なら申込が可能だと思われます。
SBI証券以外のネット証券でも取り扱う可能性が高いです。
個人的にまだ証券口座を保有していない人はSBI証券から申し込みするのが良いと思います。
ネットから申し込みできますので簡単ですよ。
証券会社に入金
口座開設が完了したら先に入金してください。
ZHD(Zホールディングス)の社債は10万円以上10万円単位で購入できます。
ちなみに過去に募集したソフトバンク社債は100万円単位でしたので、投資しやすい金額だと思います。
最低でも10万円は入金しましょう。
ZHD(Zホールディングス)の社債に申込
入金したらZHD(Zホールディングス)の社債に申し込みします。
ZHD(Zホールディングス)の社債は各証券会社で多少時間が変わってきますが申込期間は下記の通りです。
2022/9/12(月) ~2022/ 9/27(火)
ちなみにSBI証券では完売となり次第、申込の受付を中止するとのこと。
つまり先着順です。
申込予定の人はできるだけ早く申込するようにしてください。
ZHD(Zホールディングス)の社債の評価は??
ZHD(Zホールディングス)はJCRの格付けで”AA-“を取得する予定です。
JCRは日本格付研究所のことで、簡単にいえば格付を行っている会社のこと。
AA-という格付けは「債務履行の確実性は非常に高い」という評価で、デフォルトリスクは極めて低いと判断されています。
ちなみにAA-は三菱重工業や森トラスト・ホールディングス、ソニーグループなどと一緒です。
間違いなくデフォルトしないとは言えませんが、リスクは低いと思われます。
ZHD(Zホールディングス)社債の利回り
ZHD(Zホールディングス)社債の利回りは2022/9/9に決定します。
仮条件は下記の通り。
- 年0.50%~年1.10%(税引前)
この範囲内です。
最低でも利回り0.5%は確保されます。
現在のメガバンクの銀行預金金利は0.01%ほどですので、こちらと比較すれば50倍は変わりますね。
利払日は初回が2023/3/28で、その後は毎年3/28と9/28に支払いがあります。
利回りが確定
利回りは0.76%に決まりました。
ZHD(Zホールディングス)社債の期間
ZHD(Zホールディングス)社債の期間は5年間です。
満期償還日は2027年9月28日となります。
この間は売却ができず、資金が拘束されますので注意してください。
最低金額が10万円と低額から購入できるので無理のない範囲で申し込みしましょう。
ZHD(Zホールディングス)社債の投資シミュレーション
ZHD(Zホールディングス)の社債を購入すると、どのくらいのリターンがあるかシミュレーションしてみます。
この記事を書いている時点ではまだ利率が確定していませんが、仮に下限である年0.5%で計算していきましょう。
もし100万円分購入した場合のリターンは下記のようになります。
100万円 × 0.5% = 5,000円。
10万円単位で購入できるので、10万円の場合は1/10で500円ですね。
ここから税金が引かれますのでその点は理解しておきましょう。
もちろん社債には倒産や途中償還など様々なリスクがありますので、その点も合わせて理解しておくようにしてください。
社債に興味があるならFundsもおすすめ
社債に興味を持っている方は貸付投資であるFundsもおすすめです。
利回りは1%〜3%ほど。
上場企業など信頼度が高い企業に貸付することで、利息をコツコツと受け取れる新しい資産運用方法です。
参加企業はメルカリや三菱UFJ銀行、福岡銀行など大手企業がずらり。
しかもZHDの社債は10万円からしか購入できませんが、Fundsならたった1円から投資ができます。
その上、ファンドによって優待が付いているものまであるんです。
10万円出すのに抵抗がある人はFundsで少ない金額から初めてみることをおすすめします。
ちなみに自分は現在60万円を出資していますよ。
ZHD(Zホールディングス)の社債まとめ
では最後にZHD(Zホールディングス)の社債についてまとめます。
- 購入できる証券会社が限られている
- 規模は550億円
- 購入単位は10万ごと
- 利率は年0.5%~年1.1%
- 運用期間は5年間
- 評価はJCRの格付けで”AA-“
- 利回りは0.76%
注目度が高く、リスクも低いのでかなり人気になると思います。
純粋に銀行預金と比較することはできませんが、0.76%ならばメガバンクの金利よりも76倍高いです。
個人投資家に500億円がまわりますが、問題なく捌けるでしょう。
SBI証券では先着順ですので気になる方は早めに申し込みするようにしてくださいね