
どうも、メカです。
ロボアドバイザーといえばETFや投資信託を中心とした商品が中心ですが、とうとう個別株を対象とするファンドが登場しました。
JTG証券が提供しているWEALTH GROWTHというサービスです。
今回はこのWEALTH GROWTHについての特徴からメリット、デメリットを中心に徹底解説していきたいと思います。
WEALTH GROWTHを30秒で解説
時間がない人のためにWEALTH GROWTHについて30秒でまとめます。
- JTG証券のロボアド
- 運用商品は米国個別株
- S&P500を上回るリターンを目指す
- 初期投資額は2万ドル以上を推奨
- NISA口座は利用できない
- 法人でも利用可能
WEALTH GROWTHはJTG証券が提供しているおまかせ運用です。
運用商品は業界初となる米国個別株で、S&P500を上回るリターンを目指します。
残念ながらNISA口座は利用できません。
また推奨初期投資額が2万ドル以上と、富裕層向けです。
すでにバックテストではS&P500と比較して2倍近くのリターンを達成しているため、初期投資額がクリアできれば試してみても面白いかもしれません。
JTG証券とは??

JTG証券はJトラスト株式会社の完全子会社が運営するネット証券です。
株式、投資信託、債券、IPOなど多くの商品を取り扱っていますが、海外投資に強みをもちます。
WEALTH GROWTHとは??
WEALTH GROWTHはJTG証券とスマートプラスと共同開発したおまかせ運用サービスです。
個人投資家向けでは業界初となる米国個別株を投資対象としています。
個別の株式が持つ様々な要因に着目し投資の意思決定を行うマルチファクター投資を採用していることが特徴で、これまで機関投資家に限られていた高度な運用戦略を個人投資家にも利用できるようにした資産運用サービスです。
WEALTH GROWTHの手数料

WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)ではサービス利用料と為替手数料、購入時手数料の3つがかかります。
サービス手数料 | 年率 税抜1.5%(税込1.65%) |
---|---|
為替手数料 | 円貨と米ドルの交換の際に片道1ドルあたり24銭 |
購入時手数料 |
|
サービス手数料と為替手数料については一律ですが、購入時手数料は預け資産によってかわり、無料から最高3.3%です。
もし、売買がなかったとしても必ずサービス手数料は払わなければいけません。
WEALTH GROWTHの運用コース

WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)ではメジャーポートフォリオとネクストメジャーポートフォリオという二つのポートフォリオがあり、その比率を変えた5つのコースが用意されています。
- メジャー100%
- メジャー70% + ネクスト 30%
- メジャー50% + ネクスト 50%
- メジャー30% + ネクスト 70%
- ネクスト 100%
メジャーポートフォリオはスマートプラスが決めた500銘柄の大型株で構成されていて、ネクストメジャーポートフォリオは1,900銘柄で構成される中小型株です。

メジャーポートフォリオよりもネクストメジャーポートフォリオの方がリスクが高いですが、その分伸び代は大きいです。
ネクストメジャーポートフォリオの比率が高くなればなるほどハイリスク・ハイリターンになるということ覚えておきましょう。
WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)のメリット
WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)のメリットをまとめます。
- 米国個別株で運用できる
- 投資後はほったらかしでOK
- S&P500を上回るリターンが期待できる
メリット1:【業界初】米国個別株で運用できる

ロボアドバイザーのようなおまかせ投資ではETFを運用する商品が一般的です。
しかしWEALTH GROWTH(ウェルスグロース)は米国個別株を運用します。
米国個別株を投資対象とするおまかせ運用は業界初となり、現時点ではWEALTH GROWTH(ウェルスグロース)だけの特徴です。
メリット2:投資後はほったらかしでOK

投資家が行うのは入金のみで、その後はほったらかしでオッケーです。
状況に応じて、WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)が売買してくれます。
時間がないサラリーマンや主婦の方、さらには知識のない投資初心者の方でも安心して運用が可能です。
メリット3:S&P500を上回るリターンが期待できる

WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)は米国株の代表的な指数であるS&P500を上回るリターンを目指します。
実際にバックテストを行った結果が上記となり、過去数年を比較するとメジャーポートフォリオ、ネクストメジャーポートフォリオ、どちらもS&P500を上回っており、特にネクストメジャーポートフォリオに関しては2倍ほども変わってきます。
あくまでバックテストの結果なので実際にこのような運用ができるとは限りませんが、S&P500を上振れする可能性は非常に高いです。
WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)のデメリット
つづいてWEALTH GROWTH(ウェルスグロース)のデメリットを見ていきましょう。
- NISA口座は利用できない
- 推奨初期投資額が高い
デメリット1:NISA口座を利用できない

WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)では残念ながらNISA口座を利用できません。
NISA口座を利用できれば税金の優遇を受けられますが、利用できないためその恩恵を受けられません。
利益が出たら必ず税金を納めなければいけませんので覚えておきましょう。
ちなみに国内のロボアドバイザーではウェルスナビ、SUSTEN、bloomoがNISA口座に対応しています。
デメリット2:推奨初期投資額が高い
ロボアドバイザーといえば初期投資額の低さが売りですが、WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)は推奨初期投資額が高いです。
最適なポートフォリオを構築するために2万ドル以上での購入をお勧めしています。
2万ドルは1ドル = 150円で計算すると300万円です。
ウェルスナビは最低1万円から始められるので低投資で始めたい人にはおすすめできません。
WEALTH GROWTH(ウェルスグロース)のまとめ
最後にWEALTH GROWTH(ウェルスグロース)についてまとめます。
- JTG証券のロボアド
- 運用商品は米国個別株
- S&P500を上回るリターンを目指す
- 初期投資額は2万ドル以上を推奨
- NISA口座は利用できない
- 法人でも利用可能
正直、投資初心者には推奨されている初期投資額が大きいのでおすすめはできません。
富裕層向けのロボアドバイザーサービスです。
ただし、資金のハードルさえクリアできれば大きな運用実績が期待でき、実際にバックテストでは、S&P500を上回るリターンを達成しています。
そもそもNISA口座が利用できないので、法人で眠っている資金の運用先としていいかもしれません。

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