いまや各社こぞって参入してきている不動産投資型クラウドファンディングにまた新しいサービスが登場しました!B-Den(B-Lot Crowd Funding)で読み方は”ビデン”だそうです。
今回はこのB-Den(ビデン)についての詳細やメリット・デメリット、評判まで徹底解説します!!
忙しい人のためのB-Den(ビデン)の要点まとめ
まずはB-Den(ビデン)について簡単にまとめていきます。
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 一口は10万円から
- 利回りは2.0%~
- 東証一部上場企業によるサービス運営
- 専門家が選定した案件のみ
- スマホで完結
- 利用手数料が不要
- 価格変動リスクがない
- 利益は雑所得に分類
- 申込は先着順(第一号ファンドを参照)
- 投資後の解約は原則不可
- 優先劣後方式を採用
B-Den(ビデン)は東証一部上場企業の不動産専門家が選定した不動産にスマホから投資ができるサービスです。
最低投資金額は10万円から。
利回りは2.0%~で、投資後はほったらかしでよく、分配金を受け取っていく仕組みです。
優先劣後方式を採用しており、投資家のリスクもしっかり低減されています。
正直利回りが2.0%というのは同業他社と比較しても少し見劣りする印象ですが、リスクとリターンは表裏一体です。
逆に言えば他の事業者と比較して、安全性の高い商品が多いということになります。
ちなみに、現在は新規口座開設で1,000円分のAmazonギフト券をプレゼント中。
12月13日までの期間限定ですので、始めるにはちょうどいいタイミングです。
不動産投資型クラウドファンディングとは??
まずは「不動産投資型クラウドファンディングって何??」という方もいると思うのでこちらも説明していきますね。
通常、不動産投資は一つの部屋や一つのアパート・マンションを個人で保有することになります。
しかし、例えば東京都23区内の中古ワンルームは平均価格3,787.4万円あります(※東京中古マンション相場調べ)
港区など人気のエリアになると平均価格7,000万円を越えるものも。
一人の投資家がそのリスクを追うのは結構勇気がいりますよね。
なので多くの投資家でお金を出し合って一つの不動産を購入し、運用期間が終わった後にその不動産を売却。利益を出資割合に比例して分配っする仕組みをインターネットを通じて利用できるのが、不動産投資型クラウドファンディングです。
これは基本的なスキームで、中には少し違った仕組みで提供しているところもありますが、だいたいこんな感じだと理解しておけば大丈夫です。
他の商品と比較したリスクとリターンは下記の通り。
株式と預金の間ぐらいの金融商品となっています。
さらに詳しく知りたいと言う人は下記記事で説明していますので、一読してみてください。
B-Den(ビデン)とは??
B-Den(ビデン)って変わった名前ですが、古来からの”美田(ビデン)=財産”に由来していて、プロとしての経験・英知を集結させ生み出す「美田(財産)」への投資機会をより身近に感じてもらうためのサービスと公式ページには書かれています。
実際に「美田」を検索してみると”土地が肥えたよい田地。良田”と出てきます。不動産投資型クラウドファンディングは○○ファンディングとか、○○アセットなどの呼び名が多いので変わった名前と言うことである意味覚えやすいかもしれません。
運営しているのは不動産事業を展開している株式会社ビーロットです。
2008年10月に起業した不動産ベンチャー企業で、設立から約6年2ヶ月の2014年12月東証マザーズ市場に新規上場。
2018年2月東証一部へ市場変更。東京・北海道・福岡・大阪・シンガポールと拠点を展開する不動産投資開発・コンサルティング会社です。
株式会社ビーロットの会社概要は下記の通り。
会社名 | 株式会社ビーロット(B-Lot Company Limited) |
---|---|
住所 | 東京都港区新橋1-11-7 新橋センタープレイス10F |
資本金 | 1,056,202,283円(2020年12月31日現在) |
代表取締役 | 宮内 誠 |
第一号のファンドは即時完売!
第1号ファンドは販売済みで、大阪の区分マンションが対象でした。
スペックは以下になっています。
- 運用期間は1年未満
- 10万円を投資
- 利回り3.0%前後
- 申込は先着式
利回りが3.0%なので投資家が受け取れる分配金は一口(10万円)を入れた場合3千円ほど。
当然ですが100万円投資したら3万円ほどの利益となります。
他社では運用期間は1年以上というファンドも多いので、半年間の運用で利益が出るのは少しだけ特徴になるかもしれません。
B-Den(ビデン)の手数料について
B-Den(ビデン)は基本無料です。
投資する上での手数料はかかりません。
唯一、投資家が負担するのは振り込み手数料です。
口座開設費 | 無料 |
---|---|
口座維持費 | 無料 |
振り込み手数料 | 投資家負担 |
退会手数料 | 無料 |
振込手数料だけかと思われるかもしれませんが、ちりも積もればで結構バカにはできません。
ネット証券なら所定回数振り込み手数料が無料になる銀行がありますので無駄なお金を出したくない人はこちらを利用しましょう。
管理人としては他の不動産投資型クラウドファンディングも入金先として利用しているGMOあおぞらネット銀行がお勧めですよ!
B-Den(ビデン)で投資するまでの流れ
B-Den(ビデン)での投資手順を簡単にまとめました。
- メールアドレス登録
- 会員登録
- オンライン本人認証
- 本人確認コードの受け取り
- 出資申込
- 入金
- 運用開始
- 募集結果のご連絡
- 分配・出資金払戻
オンライン本人確認を利用すれば全てネット上で完結します。
メールアドレス登録後に会員登録して、本人コードを入力することで口座開設が完了。
投資したい場合は投資したい案件に申し込みをして入金するだけです。
案件毎に目標募集額が設定されており、到達すると募集が終了します。
運用が開始されて、期間が終了すると元本と分配金が口座に入金されます。
運用が上手くいかない場合は元本が毀損する可能性もあります。
B-Den(ビデン)のメリットまとめ
メリット1:東証一部上場企業によるサービス運営
運営元の株式会社ビーロットは先ほども言った通り、東証一部上場企業です!!
上場企業は上場審査という証券取引所の厳しい審査を経て上場されているので、非上場の企業と比べると会社の規模や体制などがしっかりとしています。
会社規模が大きいため運営企業としての倒産リスクが低く、物件の開発実績が豊富です。
またコンプライアンス(法令遵守姿勢)活動にも取り組んでいるので安心・安全なサービスが提供されているとみていいでしょう。
メリット2:不動産専門性の高いメンバーによって案件審査されている
不動産再生・開発・仲介と事業に取り組んできたノウハウや知見に基づき、審査を実施されています。
調べてみると、事業としては富裕層向けの不動産再生事業がメインのようなので、大規模な開発や大型施設のコンサルティングに強みがありそうです。
不動産投資の基本は安く買って高く売る(あるいは貸す)が基本になりますので、富裕層向けの不動産専門家が目利きした物件と聞くと少し魅力的には感じます。
利回り2.0%~だと他社と比較して少し寂しい感じはしますが、物件の選定はきちんとなされているようです。
メリット3:オンライン完結で登録から入金・配当金受取までできる
手元のパソコンやスマホで完結できるサービスです。
現状アプリはありませんがWEB上から順を追って進めればスムーズに投資ができますよ。
とはいえ、即日登録・投資はできません。本人確認のために郵送書類が送られてて来るため数日ほどかかる見込みなので、興味のある方は事前に会員登録しておきましょう。
メリット4:優先劣後方式で投資家リスクを低減
B-Den(ビデン)では不動産投資型クラウドファンディングではもはや当たり前の優先劣後方式を採用しています。
投資家は優先出資、運営元が劣後出資という関係になり、もし運用が上手く行かなかった場合、まずは劣後出資である運営元がカバーします。
カバー内でおさまれば優先出資である投資家には影響がありません。
劣後出資でもカバーできない場合は元本が毀損する可能性がありますので理解しておくようにしましょう。
メリット5:利用手数料が不要
投資家は利用手数料無料でサービスを利用できます。
先ほども触れましたが、入金の振込手数料のみ投資家負担なので注意して下さいね。
B-Den(ビデン)のデメリット
デメリット1:利回りは他社と比較すると少し低め
最初のまとめでも書きましたが、利回り2.0%は少し低めのため、他社比較したときに少し見劣りするところはあります。
現在、業界の平均は3%〜5%ほどです。
その分何か特典などがあれば良いのですが現在のところはないようなので、今後競争の中でどのように差別化されていくのかが注目です。
デメリット2:一口は10万円から
こちらも他社比較すると、1万円から実施できる不動産投資型クラウドファンディングが多く出てきているので、手を出すには少し考えてしまいます。
1万円からであれば、自分の投資資金に合わせて金額を調整できますが、1口10万円だと次(2口)は20万円になるので、やはり金額的に大きいかなと思います。
デメリット3:資金は運用期間が終わるまで引き出せない
クーリングオフの期間を過ぎると解約ができません。
運用期間が終わるまでは資金がロックされてしまいます。
必ず余裕資金で投資するようにしてください。
税金面や確定申告の有無について
B-Den(ビデン)で得た利益は雑所得に分類されます。
ホームページには下記のように記載されていました。
20.42%(所得税+復興特別所得税)の源泉徴収がされます。
源泉徴収が行われた後に分配されます。
また、雑所得については金額により確定申告が必要な場合がありますので、詳しくは最寄りの税務署、またはプロの方に聞くようにしましょう。
B-Den(ビデン)のまとめ
では最後にB-Den(ビデン)についてまとめます。
- 不動産投資型クラウドファンディング
- 10万円から不動産投資を体験
- 利回りは2.0%~
- 東証一部上場企業によるサービス運営
- 専門家が選定した案件のみ
- スマホで完結
- 利用手数料が不要
- 価格変動リスクがない
- 利益は雑所得に分類
- 申込は先着順(第一号ファンドを参照)
- 投資後の解約は原則不可
- 優先劣後方式を採用
現在のファンドを見る限り、そこまで先行している他社サービスとは差別化されていなくて、利回りも落ち着いているように感じます。
一口10万円もハードルが高く感じる人もいると思いますので、資金に余裕のある方がポートフォリオ(分散投資)の一環として投資する分には良いかと思います。
運営元は東証一部上場なので、破綻リスクの問題はないはずです。
不動産投資型クラウドファンディングは最初はキャンペーンなどもあって、高利回りの案件が出やすいものでしたが、最近は参入する企業も増えてきたせいか、利回りも落ち着いてきているのかなと思います。
競争が増えることは、サービス向上につながっていくことが多いので、今後の動きにも期待したいです。
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