仮想通貨といえば今一番盛りがっているのがIEO。
IPOに似た部分が多く、短期的に莫大なリターンが狙えることから非常に人気になっています。
そして、ついに国内でもIEOを検討する会社がでてきました!!
それがコインチェックです。
マネックス証券のグループ会社になってからこのところじわりじわりと存在感を回復させつつあります。
「IEOって何??」という人も多いと思いますので、今回はコインチェックが検討を開始したIEOについて噛み砕いて説明していきますよ。
コインチェックって何??
IEOの前にコインチェックについて簡単にご紹介。
コインチェックは仮想通貨の取引所です。
10種類の仮想通貨を24時間いつでも仮想通貨を簡単に売買できます。
500円という低価格から取り扱いの全ての仮想通貨を購入できますよ。
他にもコインチェックでんきやコインチェックペイメントという決済サービスも展開しています。
NEMの流出事件で世間に大きく知られるようになった同社ですが、そこからマネックスグループの子会社になり、現在は仮想通貨交換業として登録が完了。
信頼も回復してきています。
コインチェックについてさらに詳しく知りたい人は下記記事をチェックしてみてくださいませ。
IEOって何??
IEOは簡単に言えばICOの仲間です。
IEOは「Initial Exchange Offering」
そしてICOは「Initial Coin Offering」の略で仮想通貨による資金調達のこと。
IPOをもじったような感じの言葉になっています。
ただICOはいくつか問題がありました。
発行体自身でICOを行う場合は厳格な審査などがないため、購入する側はホワイトペーパーに書かれていることを信じるしかありません。
ICOは簡単にできることもあり、少し前に起こったICOブームの時は詐欺コインが多くありました。
実際自分も過去に騙された経験があるんですよね。。
しかし、IEOではこの問題を解決できます。
IEOは取引所が主体となって資金調達を行いますので、取引所により審査が行われているからです。
詐欺の可能性は極めて低くなります。
最近はIEOを行う海外の取引所が増えてきて、若干ブームになっているようにも感じます。
IEOで利益を出す仕組み
IEOで利益を出す仕組みはほぼIPOと同じ手順と考えてもらってオッケーです。
- トークンに申し込む
- 当選する
- 上場後に売却
IPO同様に抽選に当選しないと購入ができません。
また、取引所によっては申込の際に条件があったりするので注意が必要。
バイナンスでは独自で発行しているBNBトークンを保有している人を優遇しています。
優遇抽選があるのもIPOでいうステージ制みたいなもので、似ている部分かもしれませんね。
実施されたIEOの結果
「IEOって儲かるの??」っと疑問に感じている人もいると思うので過去の結果を紹介したいと思います。
海外ではいくつかの取引所でIEOが行われていますがその中でも人気なのがバイナンスです。
バイナンスでは過去に7社ほどのIEOが実施されました。
その結果がこちら。
BitTorrent | 約5.5倍 |
---|---|
Fetch.AI | 約6.0倍 |
Celer | 約5.5倍 |
Matic | 約4.0倍 |
Harmony | 約7.5倍 |
Elrond | 約46.1倍 |
WINk | 約7.9倍 |
※Crypto Timesより参照
上記は上場日につけた最高値を公募価格で割った金額になります。
こんな感じで全てプラスリターン。
しかも最低でも4倍というかなりのハイパフォーマンス。
46倍とかいう意味わからないぐらい高騰した通貨もありますね。
異次元すぎてちょっと頭が追いつきません 笑
IPOではHEROZの初値が公募価格から10倍になって盛り上がりましたが、それがしょぼく感じるほど。
コインチェックで実施するIEOがどうなるかはわかりませんが、海外で行われているIEOは堅調な結果を残しています。
IEOのメリット
IEOにはICOにはないメリットがありますのでいくつかご紹介。
メリット1:取引所が審査してくれる
先ほども言いましたがIEOはICOとは違って取引所が主体となって資金調達を実施します。
事業者はトークンの発行を取引所に委託する形です。
取引所は発行する場合、当然その事業者を審査するのでICOと比較して信頼できる事業者が多くなります。
もし、取引所が詐欺的な資金調達を後押しした場合は投資家からの信頼性が一気になくなるので厳格な審査をするはずです。
メリット2:上場がほぼ約束されている
ICOで問題となってくるのが、取引所で売買できるようになるかです。
取引所で売買できるようになることを仮想通貨の場合は「上場」と言います。
もしICOで購入したトークンが上場しなかった場合、そのまま塩漬け状態となり、最悪はただの数字でしかなくなってしまいます。
トークンを購入した資金は回収できません。
しかしIEOならば取引所が主体となって資金調達するので、そのままエレベーター式にその取引所での上場がほぼ約束されています。
まとめ
仮想通貨は一大ムーブメントを巻き起こした時と比較すれば現在はかなり落ち着いています。
しかしビットコインは大底から復活して再度1btc=100万円を奪取。
復活の兆しを見せています。
そしていまはICOからIEOへの動きが強くなってきており、このタイミングでのコインチェックの参入表明。
面白くなってきましたね〜。
これからは間違いなく国内でもIEOを実施する取引所が増えてくると思っています。
まだ第一弾のIEOがいつになるか全くわかりませんが、お金の匂いがプンプンしますよね。
今後IPOと同じくらいIEOでも利益がだせるようになるかもしれません。
是非、今のうちから参加する準備だけはしておきましょう♪