すでにご存知の方が多いと思いますが、大和証券がIPOルールを変更してきました。
あまりにも突然だったので驚いた方も多いんじゃないですかね。
ただ、変更点をみるとなんだか難しくて「改悪なの?? それとも改善なの??」とよくわからない内容。
理解するのに難しい部分もありました。
もう少しわかりやすく書いてくれればいいいのに。
っということで今回は大和証券の旧ルールと新ルールを比較しながら自分なりの意見を書いていきたいと思います。
果たして今回のルール変更は改善なのかはたまた改悪なのか??
大和証券の旧ルールは??
大和証券の今までのIPOルールは個人への販売予定数量のうち20%を抽選により配分するというもの。
わかりやすくいうと、「100枚あったら20枚は抽選で当選者を決めるよ」ってことですね。
ちなみに残りの80%は裁量配分です。
ただ、単純に20%をみんな公平に決めるわけではありません。
まずは15%分を公平に決めた後、残りの5%分で落選した人の中からチャンス抽選というシステムで敗者復活戦が行われます。(大和証券でチャンス抽選という言葉は使われていませんがその方がわかりやすいので自分はそう呼んでいます。)
そしてこのチャンス抽選は大和証券に貢献している人ほど当選しやすくなるという仕組みです。
大和証券にはプレミアムサービスとポイントプログラムというものがあるんですが、このステージとポイント数によってチャンス回数というものが変化してきます。
わかりやすくいうと “チャンス回数 = くじ” みたいなものなので、多ければ多いほどチャンス抽選で当選しやすくなるんです。
ただ、MAXはチャンス回数10回と決められています!!
もちろん10回の人は1回の人に比べて10倍当選しやすくなりますよ。
これが基本的な大和証券のIPOルールです。
もっと詳しく知りたいという方は下記記事をチェックしてみてください。
大和証券の新ルールは??
では続いて大和証券の新ルールを見ていきましょう。
新しく変更になった点はチャンス抽選の配分割合が最大10%になったことです。
なので抽選配分割合は最大25%になりました。
これだけ見れば改善かと思いますが、あくまで“最大“なんです。
残念ながら細かい場合分けが存在し、それによって最低15%まで下がってしまいます。
重要なポイントは下記の2つ。
- 個人への配分予定数量が20億円以上の場合は一般抽選が10%
- 申込数量が販売予定数量未満の場合、チャンス抽選は5%。
特に20億円以上の場合は一般抽選が10%になってしまうというのは残念。
大和証券が主幹事で吸収金額30億円くらいのIPOだったら予定数量20億円以上になる可能性は十分にありますからね。
ざっくりまとめると、今後は今までと比較して一般抽選で当選しずらくなり、チャンス抽選で当選しやすくなったということです。
チャンス抽選が今まで以上に大事になってきますよ!!
ちなみに”申込数量が販売予定数量未満の場合、チャンス抽選は5%”という部分は人気IPOではこういう状況になることはないので、そこまで気にしなくていいと思います。
大和証券のチャンス回数を簡単に増やす裏技
チャンス回数の重要性が増したとあってはどうせならチャンス回数10回を目指したいですよね。
一見すると、上位ステージや多くのポイントをゲットするのは難しいような気がするかもしれませんがそんなことはありません。
実は裏技があって、大和証券の株主優待を利用することでポイントをゲットすることができるんです。
ちなみに大和証券の株主優待における株数と貰えるポイントの関係はこんな感じ。
- 1,000株・・・2,000P
- 3,000株・・・4,000P
- 5,000株・・・5,000P
- 10,000株・・・10,000P
もちろん、つなぎ売りを利用すれば手数料を支払うだけでノーリスクで株主優待がゲット可能ですよ。
つなぎ売りについてはこちらで詳しく紹介しています。
ただ、1,000株でも100万円前後の資金が必要になってくるので、まとまったお金は必要ですけどね。
10,000Pを一気に取得すればMAXの10回に飛び級でいけますが、個人的には2,000Pをコツコツ取得していくのがおススメです。
また、ポイントは有効期限がありますが、裏技を利用するとそのポイント電子マネーや各種共通ポイント、仮想通貨にまで交換することができます。
これは他のブログやサイトでは紹介されていない方法なので、是非マスターしてみてください。
https://ipomechanic.com/post-35260/
まとめと感想
今回は大和証券のIPOルール変更について書いてきました。
結局のところ”改善と改悪、どっちなのか”についてですが、人によって変わってきます。
チャンス回数が多い人は改善ですし、少ない人にとっては改悪です。
方針としては大和証券に貢献する人を優遇する方向になったのかなと思います、
でも大和証券も民間企業ですからこれはしょうがないことです。
2018年の10月1日から新ルールが適用されるとのことなので、今後はチャンス回数を10回のまま維持しておくのがもっとも重要なポイントになってくると思いますよ。
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