大手証券の一つであるSMBC日興証券。
最近はネット取引に力を入れていてネット証券にも負けない手数料体系が大きな魅力。
しかも投資家から絶大な人気を誇るIPOの実績はトップクラスです。
今回はSMBC日興証券を6年つかってわかったメリット・デメリットを徹底紹介していきます。
評判が気になる人には参考になる口コミだと思いますよ!!
結論:SMBC日興証券は口座開設してよかった
結論を先にいうとSMBC日興証券は非常にオススメ。
自分は口座開設してよかったと思っています。
その理由がこちら。
- IPOが当選しやすい
- 信用買い付け手数料が無料
- FROGGYで記事から株が買える
- dポイントでポイント投資ができる
- つなぎ売りのコストが国内最低水準
- 米国債が購入できる
IPOにはとにかく強いです。
年間でも多くの取り扱いをしますし、主幹事実績も豊富。
過去には日本郵政グループやJR九州、LINEなど知名度の高い企業も取り扱いました。
また、信用買い付け手数料が無料なので「つなぎ売り」のコストを抑えられます。
お得に株主優待をゲットできますよ。
最近は記事から株が買えるという日興フロッギーという新たなサービスをリリース!!
なんとdポイントでも投資ができちゃいます。
対面取引だけでなくネット取引に力を入れている証券会社です。
管理人におけるSMBC日興証券の実績
自分はSMBC日興証券で6年間IPOに申込をしたところ11個のIPOに当選することができました。
当選銘柄 | 株数 | 利益 | 上場年 |
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タマホーム
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100株
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7.2万円
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2013年
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イオンR投資法人
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1口
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1.0万円
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2013年
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100株
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-1.31万円
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2014年
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1口
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1.2万円
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2014年
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1口
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2.5万円
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2014年
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1口
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3.5万円
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2015年
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1口
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6.0万円
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2015年
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100株
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14.8万円
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2015年
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100株
|
0.8万円
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2015年
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100株
|
-2.6万円
|
2015年
|
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1口
|
0.25万円
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2016年
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100株
|
-1.03万円
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2017年
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1口
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1.4万円
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2017年
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100株
|
8.0万円
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2018年
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100株
|
14.0万円
|
2018年
|
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100株
|
9.7万円
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2019年
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100株
|
3.8万円
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2020年
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100株
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4.1万円
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2021年
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上場初日に売却したところ合計利益は約65万円。
一部損失がでた銘柄もありますが大満足の結果です!!
また、2019年の2月から一般信用売り取引が開始したこともあり、株主優待をお得にゲットできる「つなぎ売り」でもお世話になっています。
直近で取得した銘柄を一部紹介すると…
ラウンドワン | 2,000円相当優待券 |
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サンリオ | サンリオピューロランドの入場券3枚 |
エディオン | 10,000円分の割引券 |
富士急行 | 富士急ハイランドで利用できる優待券 |
第一興商 | ビッグエコーで使える5,000円の優待券 |
興銀リース | 図書カード3,000円 |
オリックス | 地方名産品など |
信用買付け手数料が無料なのでかなり低コストで取得できました。
下記がそれぞれの株主優待を取得するのにかかったコスト。
ラウンドワン | 133円 |
---|---|
サンリオ | 157円 |
エディオン | 711円 |
富士急行 | 196円 |
第一興商 | 229円 |
興銀リース | 213円 |
オリックス | 136円 |
裏技かと思うほどのお得さです!!
3,000円の図書カードが213円とかやばいですよね 笑
今後はSMBC日興証券をつなぎ売りのメイン証券にするつもりです♪
SMBC日興証券とは??
SMBC日興証券は国内の3大証券の一つ。
三井住友フィナンシャルグループの子会社です。
以前は日興コーディアル証券という社名でしたが、2011年に現在の社名に変更。
2018年にはSMBCフレンド証券を吸収合併しました。
大手証券ということもあり対面取引も行なっていますが、最近はネット事業にも力をいれています。
SMBC日興証券の取引コース
SMBC日興証券では口座開設するときに2つの取引コースのどちらかを選択します。
- 総合コース
- ダイレクトコース
総合コースは対面取引がメイン。
担当者からアドバイスや投資情報を提供してもらえます。
ダイレクトコースはネットから自分のペースで取引したい人向けのコース。
両者の1番の違いは手数料です。
ダイレクトコースの方が手数料は圧倒的に安く設定されています。
SMBC日興証券で取り扱っている金融商品
SMBC日興証券は金融商品のラインナップが充実しています。
- 国内株式
- ETF
- REIT
- 外国株式
- IPO
- PO
- TOB
- 個人向け国債
- 投資信託
- 年金・保険
- ファンドラップ
他の証券会社と比較しても遜色ありません。
ファンドラップはダイレクトコースでは取扱がありませんので注意しましょう。
SMBC日興証券の手数料
SMBC日興証券の手数料はほとんど無料です。
口座開設費 | 無料 |
---|---|
口座維持費用 | 無料 |
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 無料 |
金融商品の取引をしなければ一切お金はかかりません。
株式取引の委託手数料
株式取引をする場合には所定の手数料がかかります。
総合コースのオンライントレードにおける手数料体系はこのようになっています。
~100万円 | 0.8855% (最低1,925円) |
~200万円 | 0.6930% +1,925円 |
~300万円 | 0.6160% +3,465円 |
~400万円 | 0.5775% +4,620円 |
一方、ダイレクトコースの手数料体系は下記の通り。
~10万円 | 137円 |
~20万円 | 198円 |
~30万円 | 275円 |
~50万円 | 440円 |
〜100万円 | 880円 |
手数料が大きく異なることはしっかりと覚えておきましょう。
上記手数料は全て税込み表示です。
SMBC日興証券のメリット
メリット1:IPOの取扱い実績が国内トップクラス
まず、紹介したいのがなんといってもIPOの取扱い実績です。
国内トップクラスの実力で年間で数十社を取扱います。
しかも主幹事になることも多く、その時は当選確率が大幅にアップ。
2019年からステージ制を採用したので今まで以上に当選のチャンスが高まりました。
ちなみに過去に取り扱ったリプロセルというIPOに当選した人は一撃100万円以上の利益を得ました。
IPO目的だけでも口座開設する価値があります。
IPOを知らない人は下記記事を。
SMBC日興証券の詳しいIPOルールを知りたい方は下記記事をチェックしてください。
メリット2:信用買付け手数料が無料
個人的に凄いと思っているのが信用取引の売買委託手数料です。
なんと、SMBC日興証券は信用買い、信用売り、どちらも売買委託手数料が無料。
一般信用取引ならかかるコストは金利だけです。
しかも金利さえも良心的。
一般信用買いは3.00%、一般信用売りは1.40%です。
手数料をできるだけおさえてトレードしたい人にはもってこいの証券会社です。
現物で購入したい人も信用買いしてから現引きすれば低コストで購入できますよ。
メリット3:逆日歩の発生確率と大きさがわかる
「逆日歩予報」という面白いサービスがあります。
こちらは逆日歩の発生確率と大きさを予報する情報サービス。
SMBC日興証券の口座を保有している人なら無料で利用できます。
制度信用でつなぎ売りをしている人にとって一番気をつけなければいけないのは逆日歩です。
3月や9月の株主優待が多い時期はこの逆日歩予報のデータを参考にして取引してみてもいいかもしれませんよ。
もちろん予報が外れることもありますのであくまで参考程度にしましょう。
メリット4:日興フロッギーなら記事から株が買える
新しく日興フロッギーというサービスも始めました。
これは記事から株が購入できるという今までになかったサービス。
しかも株は100円から購入でき、100万円までの買付け手数料は無料です。
ちなみにこの日興フロッギーには有名投資家のインタビューや、おすすめの銘柄、社長の記事がたくさんあります。
記事を読めば知識を得ることもできますし、これから株式投資を始めようとしている人にオススメのサービスです。
詳しく知りたい方は下記記事を合わせてご覧ください。
メリット5:dポイントで株式投資ができる
SMBC日興証券でも今流行りのポイント投資ができるようになりました。
上記で紹介した日興フロッギーがNTTドコモとタッグを組み、日興フロッギー + docomoを開始。
dアカウントと連携することでdポイントで株式が購入できるようになったんです。
100Pから株が購入できますよ。
dポイント保有者で資産運用をして見たいと言う人には非常におすすめです。
詳しくは下記記事にまとめてありますのでこちらをご覧ください。
SMBC日興証券のデメリット
デメリット1:IPOの抽選割合が低めでペナルティもあり
IPOの実績は文句なしですが、IPOの抽選割合は10%と低めです。
もし100枚のIPOがあった場合、抽選にまわるのはたった10枚。
ステージ制を含めても15枚です。
ネット証券のマネックス証券や楽天証券は100%抽選配分なので、これらと比較すると10倍も変わってきます。
さらに当選後にキャンセルした場合、1ヶ月IPOに申し込めないというペナルティが科されます。
IPOを申込する際は当選したら購入する覚悟で望むようにしましょう。
デメリット2:総合コースの手数料が高い
SMBC日興証券はダイレクトコースの手数料は文句ありませんが、総合コースの手数料は高いです。
総合コースの場合、オンライントレードでも最低手数料は1,925円(税込み)。
支店経由だと最低5,500円(税込み)です!!
ダイレクトコースと比較すると数十倍も変わってきます。
ネット取引がメインの方はかならずダイレクトコースを選択してくださいね。
SMBC日興証券の評判や口コミ
SMBC日興証券における口コミをリサーチしてみました。
日興IPOエードット当たった。IPO優遇伊達じゃない。ゴールドの方あたりまくりでは。。。
と思ったら優遇当選じゃなくて当選だったw— たれ@ぱんだ (@t_panda22) March 19, 2019
メルカリのIPO、三菱UFJMSで落選して絶望しながら他の証券口座も確認したら、なんとSMBC日興で当選してました!SMBC日興様、ありがとうございます!あなた様の方が、手数料も安いです(*´ω`) pic.twitter.com/5Xwb1YQJ1p
— mas (@rucemia2006) June 11, 2018
日興
IPO最近申し込んでないから忘れてたけど、リアルタイム入金で手数料も無料なんだね。私が今使ってる証券会社とそんなに変わらないや。— dereko♨ (@dereko_kabu) March 15, 2019
日興は信用手数料無料(金利は当然掛かる)だから一般信用と相性良いよね。
— おかまに@株 (@okamani1496) February 21, 2019
株の雑誌読んでたらフロッギー記事出てきて単元未満株だとこのサービス一番わかり易いと改めて認識
— さらる@連休富山 (@sararu1213) April 24, 2019
SMBC日興証券
1年から30年弱までの米国債がそろっている。
利付きもの、ゼロクーポンともにあり。— にゃおねこ@冴えない投資家の育て方 (@nyaoneko_live) May 5, 2019
大手証券は手数料高いだけよ。割とマジで。SMBC日興証券だけは、信用取引手数料が業界一の安さなので利用しているけども
— すなっち (@_bandersnatch) May 3, 2019
やはりIPOと手数料の安さについては評判のいい口コミが多かったです。
また、米国債の豊富さも高評価。
ただ、人気のIPOはなかなか当選しないという声も聞こえました。
SMBC日興証券のまとめ
では最後にSMBC日興証券についてまとめます!!
- IPOの取扱い実績が豊富
- 信用取引の手数料が無料
- つなぎ売りに最適
- 米国債のラインナップが充実
- FROGGYは記事から100円で株が買える
- dポイントで投資ができる
- 総合コースの手数料は高い
- 当選したIPOをキャンセルするとペナルティ
個人的にはやはり「IPO」と「手数料の安さ」この二つに魅力を感じています。
IPOは何回も当選させてもらってますし、株主優待もお得にゲットできています。
大手証券の中では一番ネットサービスに力を入れている証券会社だと思いますよ。
自分は今後もSMBC日興証券を利用してローリスクで稼がせていただきます 笑