どうも、株式投資型クラウドファンディング専門家のメカニックです。
OCEAN SPIRAL株式会社がFUNDINNO(ファンディーノ)で第1回目の資金調達を開始します。
海中旅行が可能になるかもしれないシーバルーンという潜水装置を開発している会社です!!
では早速、OCEAN SPIRALのファイナンスについて紹介していきますよ。
FUNDINNO(ファンディーノ)について知らない方は先に下記記事をチェックしてください。
OCEAN SPIRALの要点まとめ
時間がない人向けにOCEAN SPIRALの要点だけをまとめます。
- 設立は2016年11月
- 資本金2億191万円
- 海の潜水装置「SEA BALOON」を開発
- 業績は赤字
- プレバリューは約17.4億円
- 目標金額は870万円
- エンジェル税制Aを適用予定
- VCから資金調達済み
- 2024年3月以降のIPOを目指す
OCEAN SPIRAL株式会社は世界初の海中旅行を可能にする「SEA BALOON」の開発を目指す企業です。
すでに大和ハウスグループやJTBなどとも提携しており、様々なメディアに取り上げられています。
現在におけるプレバリューは17.4億円で、目標調達額は870万円。
FUNDINNOの案件ではトップクラスに高バリュエーションとなります。
売り上げを125億円以上まで伸ばして2024年3月以降のIPOを目指しています。
OCEAN SPIRALってどんな会社??
OCEAN SPIRALは世界初の海中旅行を可能にするSEA BALLOON(シーバルーン)の開発を目指している企業です。
これが開発されたら水深100mで遊覧ツアーや海中でのウエディングなど、新たなエンターテイメントが創造されます。
現在はまだ開発中ですが製造は最終フェーズに突入しており、2021年のサービススタートを計画中です。
すでに海中旅行に向けて大和ハウスグループやJTB、ANAトラベラーズなど大手とも提携済み。
共同で開催した記者発表会では世耕弘成経済産業大臣がメッセージを送るなどかなり注目を集めている事業です。
ちなみに自分はダイビングなどやったことがないんですが、これが実現されたら是非乗ってみたいですね。
ちょっと怖い気もしますがこういう未来の乗り物大好きです 笑
OCEAN SPIRALのビジネスモデル
OCEAN SPIRALのビジネスモデルは下記の通り。
※FUNDINNOの公式サイトより引用
SEA BALOON遊覧サービスと、団体向けの貸切サービスを提供する予定です。
潜水時間は1回30分ほどで。
遊覧サービスでは船上空間150分、海中でのバルーン体験30分を想定しており、1台あたり、年間最大26,000名へのサービス提供が可能とのこと。
また、飲食やその他サービスの提供など他にもいろんなマネタイズを生みだすことができます。
さらにOCEAN SPIRALはSEA BALOONを投資商品化する計画です。
出資したオーナーには所有権に応じた収益を分配。
これにより製造資金の調達が容易になります。
OCEAN SPIRALの社長はどんな人??
OCEAN SPIRALの社長は米澤徹哉氏。
1985年生まれの若き経営者です。
IT系広告代理店に入社して1年後に社内で営業売上トップを達成。
その後、独立して教育企画のコンサルティング企業を創立して始めた日本初のサービスでは100社以上に導入された実績があります。
日本初のサービスの具体的な内容を知りたかったんですが、リサーチすることができませんでした。。
2013年からサイバーエージェントグループにジョインした後に、今回のオーシャンスパイラルを創業しています。
営業売上トップを1年で達成は凄いの一言。
実績は申し分ないように感じますね。
スタートアップは初期の段階では社長が営業がしなければいけませんので、営業が得意というのはかなりのアドバンテージだと思います。
しかも高校の時に「2010年に起業」という目標を掲げてそれを成し遂げる行動力も文句なし。
また、フォロワーさんがお会いしてことがあり下記のような印象を持ったとのこと。
お会いしたことあります、誠実かつ情熱的な社長様です🙇♂️
— K@VALU (@facemyfaith) August 14, 2019
実力だけでなく熱量の高さも相当なものがあるようです!!
OCEAN SPIRALの募集金額と資金用途について
OCEAN SPIRALの目標募集額は870万円。
上限募集額は1,305万円です。
株式投資型クラウドファンディングでは1億円までしか資金調達ができません。
それを考慮するとかなり小型の案件になります。
目標金額は1,000万円以下は直近だと珍しいです。
ちなみに調達した資金は下記の目的に充てる予定です。
- 開発人件費
- 海外視察旅費
- FUNDINNOへの手数料
資金使途のメインは開発人件費とFUNDINNOへの手数料の2つです。
目標金額を超えて調達できた場合、海外視察旅費に利用する予定。
ただ、個人的には今回の資金使途は正直、なんでもよかったんではないかなと思っています。
というのも、資本金2億円以上の会社がこの規模の資金調達をするって普通に考えてちょっと腑に落ちません。
本当に欲しいのは資金ではないような気がしてなりません。
OCEAN SPIRALにおける現在のバリュエーション
続いて、OCEAN SPIRALのバリュエーション(時価総額)を計算していきます。
1株あたりの金額は150,000円、発行済株式総数は11,609株です。
よって、プレバリュー(資金調達前の時価総額)は17.4億円になります。
今回のファイナンスが成功して上限の1,305万円の資金調達ができれば、ポストバリュー(資金調達後の時価総額)は約17.53億円です。
正直いってかなりのハイバリューです。
まだプロダクトは完成していませんし、売上げはゼロ。
つまり評価されているのはビジョンということになります。
プロダクトは2021年に完成するとのことですが、開発延期や最悪頓挫する可能性もあることは頭に入れておいた方がいいかもしれません。
具体的な業績はFUNDINNOの会員しかみることができません。
OCEAN SPIRALに出資しているプロ投資家
OCEAN SPIRALに出資しているプロ投資家は下記の通り。
- エンジェル投資家 4名
- 株式会社グルーヴ
- グローウィン8号投資事業組合
- 株式会社柴田商事ホールディングス
エンジェル投資家、VC、CVC、全てのプロ投資家が出資しています。
つまり、OCEAN SPIRALはプロ投資家の厳しい目を通過した企業ということ。
安心感がありますね。
個人投資家が相乗り投資できるのは大きなメリットです。
OCEAN SPIRALにおける投資金額のコースと株数
OCEAN SPIRALの投資は下記のコースが用意されています。
- 150,000円コース(1株)
- 300,000円コース(2株)
- 450,000円コース(3株)
最低投資金額は15万円、最高は45万円。
FUNDINNOでは10万円から投資できる場合が多いので、いつもよりはやや高めです。
OCEAN SPIRALのマイルストーン
OCEAN SPIRALのマイルストーンは下記の通りです。
最終的にIPOを目指します。
※FUNDINNO公式サイトより引用
2021年1月に初号機が完成予定。
6ヶ月間のテストを実施してサービス準備を行います。
2022年には2機まで増やし、売上20億円が目標。
2024年3月には稼働台数10台で売上高125億円以上を達成させ、その後IPOという形です。
今までFUNDINNOで資金調達した企業と比較するとスケール感が全く違います。
本当にこの売上を達成できたらユニコーン企業になることはほぼ間違いありません。
OCEAN SPIRALがEXITしたらどのくらいの利益になるの??
OCEAN SPIRALが計画通りにIPOしたらどのくらいの利益になるのかざっくりと計算してみます。
現在のバリュエーションは17.4億円です。
もし上場してユニコーン企業になり、時価総額が1,000億円になったとします。
そうなると約57倍です。
もし株の希薄化などを考慮しなければ15万円投資していたとしたら855万円になります。
ざっと800万円以上の利益!!
めちゃくちゃ夢がありますね〜。
もちろん、計画通りに推移せずに成約がとれなかった場合はIPOは先延ばしになり、最悪は倒産という可能性も。
投資ということを考えるとハイリスク・ハイリターンです。
しっかりと理解してから投資してくださいね。
ただし株式投資型クラウドファンディングの本質は企業への応援です。
リターンよりも、その企業を応援して一緒に成長したいかどうかで考えるようにしましょう。
ちなみに個人的には金銭的なリターンしか求めていない人にはおすすめしません。
国内ではイグジットした会社が1社しかおらず、発展途上の分野だからです。
金銭的なリターンを求めている人は今の段階では上場株の方がいいと思いますよ。
また、リターンについての詳しい考え方は下記に記載してありますので気になる方はどうぞ。
まとめ
最後にOCEAN SPIRALの資金調達についてもう一度まとめます。
- 設立は2016年11月
- 資本金2億191万円
- 海の潜水装置「SEA BALOON」を開発
- 業績は赤字
- プレバリューは約17.4億円
- 目標金額は870万円
- エンジェル税制Aを適用予定
- VCから資金調達済み
- 2024年3月以降のIPOを目指す
正直、今の段階ではプロダクトが完成していないため「ただの絵空事」でしかありません。
でも、本当にSEA BALLOONには夢がありますし、完成したら新しいエンタメとして爆発的な人気になりそうです。
めちゃくちゃインスタ映えしますよね。
もちろんエンタメだけでなくビジネスとしての拡張性も高く、可能性は無限大。
しかも社長の米澤氏は若いですが、実績もあるし本当に実現してくれそうな気がします。
バリュエーションの高さが気にはなりますが、下記5つの理由から今回は久しぶりに投資をするつもりです。
- 社長がフルコミットで熱量が高い
- 事業に夢がある
- エンジェル税制が適用予定
- プロ投資家が出資済み
- 大手と提携済み
で、おそらくですが今回OCEAN SPIRALの資金調達の真の目的はPR、そして一緒に盛り上げてくれるファンコミュニティの形成だと予想しています。
先ほども言いましたが、お金目当てではないと思うんですよね。
OCEAN SPIRALの募集開始は2019年8月21日の19時半の予定です。
自分同様に応援したくなった人は是非チェックしてみてください。
今回は上限金額も低いので、一瞬で満額までいくと思います!!
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
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ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。
こんにちは。
久しぶりに面白そうな案件ですね。
お金に余裕があれば入れたいとこですが、自分はスルー予定です。
台数が少ないのがネックに感じます。一台の故障が与える影響でかいですから。でも人命かかってますし故障はないか❗
メルシーのIR来ましたね。
全然単価増えてない↘️↘️
バンクインボイスとかの株価倍はなんだったんだと言いたくなるような値付けです。
その辺は未公開株の売買が始まれば適正になると思いたいですが、難しいですかねー。
そういえばマルチブックは知り合いに買わせたかったが完売してしまったみたいな話がありました。
そんな早く売り切れてなかったと思いますが、そういうところに突っ込みたいです。
OCEAN SPIRALは面白いと思いました。
故障などの心配はありますが、そのあたりの対策も何か考えているのではないでしょうかね。
未公開株の売買、早く実現して欲しいです!!
板がスカスカになる可能性が高いですが、それでも流動性が増えることはいいことですから。
マルチブックの話は初めて聞きました。
時間はかなりありましたよ。
自分は余裕で投資できましたし(・_・;
何とか申し込み出来ました。メカニックさんどうですか?かなりのキャンセル待ちです。資本金2億円以上あるのに何で出資を募るのでしょうか?話題性ですか?
たんなる宣伝なのですかね
PRなども兼ねていると思いますが、質問ボックスに社長から返答がありましたよ。
ダブル技研の方はどう思われますか?今後のロボット事業はかなり発展出来ると思いますが
市場は伸びており、技術力もあり面白い会社だと思います。
投資したかったんですが予算がなくて、今回はあきらめました。。
オーシャンスパイラルは出資できましたか?
少額でしたができました。
再度失礼します。
参考までに
https://goangel-guide.com/case-multibook/
気になったのは
拡大縁故募集のつもり
資金調達だけであれば銀行で十分
55人が株主として追加
さらに内7は総会も来た
55のうち二人はメカニックさんと自分です(笑)
それでも親しい人に行き渡らなかった
IPOの練習になった
上でも書きましたが、募集時間は十分あり、負け惜しみ(負けてない)、リップサービスの可能性はありますが、優待の羽振りが良いのもこういった側面からかなーって希望的観測を持ってます。
まぁたいした内容ではないですが。
別件ですがIPOで手に入れたブシロードが育っててテンション上あげです。
詳細な情報ありがとうございます。
マルチブックは前期、ちょっと心配な決算だったので今期がどうなるか非常に注目しています。
IPOが近い企業ではありますがもうひと頑張り必要な感じがしますよね。
ブシロおめでとうございます!!
オーシャンスパイラルは海中旅行以外にも他事業はありますか?
すいませんがFUNDINNOのページをチェックしてください。
そちらに記載されています。
残念な結果になりましたね。ここの事業はもう少しで成功するのではないですか?
ファンディーノから再度出資を募集したら良かったのにと思いました。
無料搭乗券は行けない場合、オークションとかで売却出来ますかね?
残念でしたね。
結果がでるにはまだもう少し先になると思います。
ファンディーノではMAX1億円までしか調達できませんので、おそらくそれ以上の資金が必要なんだと思います。
数億円~10数億円規模ではないかと。
でも倒産するよりマシとだと思いますね。買い取りしてもらえるしね。
ここは前澤さんから出資を受けたんですね。株主は残念ですね。
シーバルンの乗車券がとどきましたが、サービス展開出来るかはまだ未定ですよね?乗る機会がなければサービス券は転売出来るのですかね?
前澤氏が出資したようですね。。
シーバルーンの乗車券については自分ではわかりかねますので、シーバルーンの方に問合せいただけますと幸いです。