どうも、株式投資型クラウドファンディング専門家のメカニックです。
FUNDINNOからI0T、5G、AIという成長関連てんこもりの企業が資金調達を開始します。
その名はiXOS(イーコス)。
今回はこのiXOS(イーコス)のファイナンスの概要から特徴を詳しく紹介していきますよ。
FUNDINNO(ファンディーノ)について知らない方は先に下記記事をチェックしてください。
iXOS(イーコス)の要点まとめ
時間がない人向けにiXOS(イーコス)の要点だけをまとめます。
- 設立は2018年8月
- 資本金2,600万円
- AI、5G、IoT関連
- プレバリューは約3.0億円
- 目標金額は1,500万円
- エンジェル税制A適用予定
- 代表がシリコンバレーで起業経験あり
- 2025年7月以降のIPOを目指す
iXOS(イーコス)はスマコンというAIスピーカーを製造、開発している企業です。
事業会社への導入がすでに決定しています。
プレバリューは約3.0億円で目標金額は1,500万円。
売り上げを9.6億円以上まで伸ばして2025年7月以降のIPOを目指しています。
またエンジェル税制Aの適用が予定されているので税金負担を減らせる可能性がありますよ。
成長しているテーマが全部入りのような企業なので注目度は高くなりそうです。
iXOS(イーコス)ってどんな会社??
iXOS(イーコス)株式会社はアイワ、クナイ、Cubicmicroの3社で設立した合弁会社です。
3社の技術を取りまとめるプラットフォーマーとして機能しています。
現在は第一弾としてディスプレイ付きスマートスピーカーである「Smart-Com(スマコン)」を開発しOEM供給を開始する段階です。
今後はスマコンにAIや5G通信、さらには他社製品に機能の繋ぎこみができるAPIを公開した「AIスマコン」の開発を予定中。
スマートスピーカーはAmazonやグーグルが先行しており、日本には代表的な製品はありません。
海外にシェアを奪われている状況。
さらに日本ではスマートスピーカーの普及率はわずか6%ほど。
iXOSでは日本人がネックに感じている部分を解決し、既存のスピーカーでは成し得なかったユーザービリティの提供を目指しています。
ただ、今の所は企業向けのOEM供給をメインに考えているようです。
iXOS(イーコス)のビジネスモデル
ビジネスモデルは上記のとおりでtoC、toB、両方に向けた製品を販売します。
OEM先には企業向けにカスタマイズしたモデルを納入し、toCにはixosのオリジナルバージョンを販売するようです。
ビジネスモデルはかなり理解しやすいですね。
iXOS(イーコス)の社長はどんな人??
iXOS(イーコス)の社長は中島 幸一氏。
経歴は下記の通りです。
1958年7月生まれ
2004年 Chartered Semiconductor Manufacturing (Singapore) – 日本法人設立と営業統括
2013年 Cubic Micro Inc. (USA) – 米国シリコンバレーに起業
2016年 Renesas Electronics (Japan) – 再建含め、成長戦略で、IoT事業の責任者
2017年~ Cubic Micro K.K. (Japan) – 半導体設計コンサル会社代表取締役
なんと、シリコンバレーでの企業した実績があります!!
Cubic Micro K.Kでも代表取締役を務めていますので、iXOS(イーコス)と兼任ということですかね。
事業リソースがしっかりと割けるのか少し不安です。
iXOS(イーコス)の募集金額と資金用途について
iXOS(イーコス)の目標募集額は1,500万円。
上限募集額は4,000万円です。
株式投資型クラウドファンディングでは1億円までしか資金調達しかできません。
その点を考慮すると中型規模といったろころでしょうか。
ちなみに調達した資金は下記の目的に充てる予定です。
- ハード・ソフトの研究開発費
- 新商品の金型費用
- 日本クラウドキャピタルへの手数料
メインは研究開発費として利用されます。
目標金額以上となった場合は金型費用にも使われるとのこと。
また今回は株式での募集です。
FUNDINNO型新株予約権ではありません。
iXOS(イーコス)における現在のバリュエーション
続いて、iXOS(イーコス)のバリュエーション(時価総額)を計算していきます。
1株あたりの金額は50,000円、発行済株式総数は6,000株です。
よって、プレバリュー(資金調達前の時価総額)は3.0億円になります。
今回のファイナンスが成功して上限の4,000万円の資金調達ができれば、ポストバリュー(資金調達後の時価総額)は約3.4億円です。
すでにスマートスピーカーは開発されており、春から企業への導入が確定している点は評価できます。
しかし現在は債務超過の状態です。
具体的な業績はFUNDINNOの会員しかみることができません。
iXOS(イーコス)に出資しているプロ投資家
iXOS(イーコス)に出資しているプロ投資家を調べてみました。
- アイワ株式会社
- 株式会社クナイ
- 角田無線電機株式会社
- 株式会社BP-TECH
- Cubic Micro株式会社
また、エンジェル投資家からも出資を受けているようです。
ただ上記株主は基本的に関係会社になりますね。
aiwaは電化製品を製造・販売している企業でご存知の方も多いと思います。
最近は全然聞かなくなりましたけど。
iXOS(イーコス)における投資金額のコースと株数
iXOS(イーコス)の投資は下記のコースが用意されています。
- 100,000円コース(2株)
- 300,000円コース(6株)
- 500,000円コース(10株)
最低投資金額は10万円、最高は50万円。
通常の構成となっています。
そして今回はエンジェル税制の優遇措置Aが適用される予定です。
節税が期待できるのは魅力的ですね。
どの程度節税されるかは年間所得で決まりますが、もし年収500万円の人が10万円を出資した場合、19,600円ほどの税負担が軽減されますよ。
iXOS(イーコス)のマイルストーン
iXOS(イーコス)のマイルストーンは下記の通りです。
最終的にIPOを目指します。
※FUNDINNO公式サイトより引用
まずはB2B向けにOEM提供を開始して製品をリリース。
その後量産をスタートさせます。
2021年にAIを搭載したスマコンを開発し、海外展開をスタート。
2022年にはスマコン向けにコンテンツを作成して、サービス事業にマネタイズを拡大させます。
2025年7月以降に売上を約9.7億円まで増やして、その後IPOを目指します。
iXOS(イーコス)がEXITしたらどのくらいの利益になるの??
iXOS(イーコス)が計画通りにIPOしたらどのくらいの利益になるのかざっくりと計算してみます。
現在の株価は1株5万円でバリュエーション(時価総額)は3.0億円です。
マイルストーンどおりにIPOをして株価が20倍になったとします。
するとバリュエーションは60億円ですね。(株式数の増加を考慮せず。)
もし1株出資していたら95万円の利益です。
シードからアーリーステージなのでリスクは高いですが、その分成功すればハイリターンが見込めます。
ただし、上手くスケールしなければ倒産という可能性もゼロではありません。
そうなったら出資額は1円も戻ってこない可能性がありますので十分注意しましょう。
ただ、今後はクラウドファンディングを利用して一般ユーザーにもスマートスピーカーを販売する予定だそうです。
自分が出資している企業のプロダクトを利用するというのはこの上ない体験となりますよ。
また、リターンについての詳しい考え方は下記に記載してありますので気になる方はどうぞ。
まとめと管理人の感想
最後にiXOS(イーコス)の資金調達についてもう一度まとめます。
- 設立は2018年8月
- 資本金2,600万円
- AI、5G、IoT関連
- プレバリューは約3.0億円
- 目標金額は1,500万円
- エンジェル税制A適用予定
- 代表がシリコンバレーで起業経験あり
- 2025年7月以降のIPOを目指す
ixosは出資している3社の技術を生かしたスマートスピーカーを作成するために設立された企業といった感じですかね。
一応、確かにIoT、5G関連、AI関連ではありますがど真ん中ではありません。
あくまでプロダクトに関連しているだけです。
またチームのメンバーは他社の代表もつとめているためどのくらいのリソースが避けるかは未知数。
正直マイルストーン通りに行くのはかなり厳しいかなと思っています。
あとスマートスピーカーに興味はあるんですが、正直そこまで欲しいとは思いませんでした。
よって、今回は投資しません。
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One Terraceの記事を観ました。最低投資額が25万と高いので辞めました。ファンディーノは今月に新株予約権の案件が後二つあるんですね?私はエーテンラボに申し込みしました。メカさんは蒼いそらさんの案件に興味ありますか?後、前澤ファンド10億円の出資に申し込みするファンディーノ案件がありそうですか?
蒼井そらさんの案件は興味があります。
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