どうもメカニックです。
FUNDINNO(ファンディーノ)の第46号案件であるピーシーフェーズの資金調達が開始されます。
パッとみた時は「イマイチそうだな、、」と感じていたんですが、案件の詳細を読んでみると「あれ!? これめっちゃ好案件なのでは??」とコロッと印象が変わってしまいました。
今回はこのピーシーフェーズの詳細について徹底解説していきたいと思います。
ちなみにFUNDINNO(ファンディーノ)について何も知らない方がいましたら下記記事をご覧ください。
詳細から投資方法、自分の投資実績を全てまとめていますよ。
ピーシーフェーズってどんな会社??
ピーシーフェーズは1998年10月に設立された動画プラットフォーム事業、デジタルマーケティング事業、アプリ開発事業を運営している会社です。
特に動画配信エンジンに力を入れているようで、メールで動画を配信できるVmailやパーソナライズド動画を様々なチャネルで配信できる”V personal”というサービスを提供しています。
また、直近では人材育成動画プラットフォーム『shouin(ショウイン)』を開発。
従業員の効率的なトレーニングが可能になり、さらに社員とのつながりを強められるエンゲージメント機能を装備しています。
すでに上場企業のきちりでは導入が決定しており、人材育成費のコストカットが見込まれているようです。
ピーシーフェーズのビジネスモデルとマネタイズを表すと下記のようになります。
※FUNDINNO公式サイトより引用
また、近い将来に海外展開も視野に入れているとのこと。
FUNDINNOでは比較的設立が新しい企業が多いですが、ピーシーフェーズはすでに設立から20年ほどが経過している企業ということもあり、今までの中ではトップクラスの安定感を感じます。
人材不足が深刻な問題になっている昨今を考えるとEdTech関連は注目分野ではないでしょうかね。
ピーシーフェーズの募集金額と資金用途について
ピーシーフェーズの目標募集額は1,496万円。
上限募集額は4,488万円です。
FUNDINNOでは標準的な規模だと思います。
調達した資金は下記に充てる予定。
- 開発人件費
- FUNDINNOへの手数料
社員は平成28年時点で74名いますが、さらに人員を増強して社内スピードを上げていくのが目的ですかね。
正直、そこまでお金には困っていない印象を受けるので少し疑問に感じる点もあります。
また2018年の7月にきちりから第三者割当増資として、1,000万円の出資を受けました。
ピーシーフェーズにおける現在のバリュエーション
続いて株式型クラウドファンディングで重要になるピーシーフェーズの時価総額について見ていきましょう。
プレバリュー(資金調達前の時価総額)は4.28億円です。
今回のファイナンスが成功して上限の4,488万円の資金調達ができればポストバリュー(資金調達後の時価総額)は約4.72億円になります。
で、普通だと規模だけでみればアーリー期ぐらいかなと考えてしまうところですが、ピーシーフェーズは設立から20年が経過。
すでに多くの実績もあり”読売新聞”や”USEN”、”吉野家”や”マクドナルド”、様々な大手企業から仕事を受けています。
もちろん黒字経営なので、現在のステージは「ミドル期〜レイター期ぐらいじゃないかな」と。
具体的な業績はFUNDINNOの会員しかみることができません。
正直、自分としてはこのバリューエーションは低すぎるのではないかと思っています。
普通に企業価値はもっと高くても問題ないように思うけど。。
発行価格が安すぎるような。。
また、上記で紹介したきちりだけでなくサイバーエージェントベンチャーズ、ドコモ・イノベーションファンド、ジャフコからの出資を受けていますよ。
有名VCばかり!!
投資金額のコースと株数
ピーシーフェーズへの投資は下記のコースが用意されています。
- 88,000円コース(4株)
- 264,000円コース(12株)
- 440,000円コース(44株)
1株22,000円で発行予定。
9万円以下で投資できるのはいいですね。
また、いうまでもありませんがピーシーフェーズはエンジェル税制は利用できませんのでご注意を。
適用外の企業です。
ピーシーフェーズのマイルストーン
マイルストーンはこのようになっています。
※FUNDINNO公式サイトより引用
2018年12月に売り上げを7.4億円。
そして2021年の12月に12.3億円まで伸ばしてからIPOという流れを目指しています。
あくまで個人的な印象ですが、上記はかなり現実味のある数字ではないかと感じました。
設立からすでに20年経過していることもあり、設立から数年の企業と比べたら雲泥の差でしょう。
IPOしたらどのくらいの利益になるの??
ピーシーフェーズが予定通りIPOをしたらどのくらいの利益になるのかざっくり計算してみましょう。
先ほど書いたようにポストバリューが4.7億円なので、予定通りIPOをして時価総額が仮に35億円になったとしたら、投資金額が約7倍。
最低単位の8.8万円投資していたとしたら、だいたい50万円くらいの利益になります。
もちろん上記数字は自分が勝手に決めただけです。
あまりあてにしないでください。
また、当然イグジットできなければ投資金額がマルマル損失になりますよ。
詳しい考え方は下記に記載してありますので、気になる方はどうぞ。
管理人の投資スタンス
以上、ファンディーノの46号案件ピーシーフェーズの紹介をしてきました。
率直にいって、自分はめちゃくちゃ魅力的な企業だと思っています。
っというかさっきもいいましたがバリューエーション安すぎではないですかね??
今期7.4億円の売り上げを目指しているにもかかわらず、ポストバリューで5億円以下。
数値が間違っていないか心配になってしまうほどです。
さらに有力VCも多くいますから、文句なし!!
速攻、投資することに決めました♪(今回は応援というよりキャピタルゲイン目的での投資。)
自分の投資判断は下記記事にまとめていますのでよろしければこちらを一読してみてください。
前回案件のUNIBOTに投資していたらさすがに2連続の投資は厳しかったので、スルーしてよかったです。
ちなみにピーシーフェーズは2018年の8月29日の19時に申込が開始。
またもや開示から申込開始まで1週間空いているので口座を持っていない人でも申込に間に合うかもしれませんね。
どちらにしても、口座がなければ次回以降の案件には出資できないのでどうせなら早めに口座開設しちゃいましょう!!
いや〜、これは面白い案件だ♪
当ブログでは株式投資型クラウドファンディングの国内最大手「FUNDINNO」と特別キャンペーンを実施しています。
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ファンディーノではエンジェル税制が適用される案件が多く、取り扱いをした琉球アスティーダスポーツクラブは国内で唯一となるIPOイグジットをしています。
応援出資した企業が時価総額1,000億円超えのユニコーンになれば数十倍のリターンも夢ではありません。
10万円から有望なベンチャー企業に応援出資ができますので新たな投資を是非体験してみてください。
さらに詳しく知りたい方は下記に自分の投資実績も交えて解説していますので是非合わせてご覧ください。
こんにちは。へたれピーマンです。
自分も久しぶりに良いの来たなぁと思い投資予定です。
純粋に売上が他の募集に比べて高いからですけど、これならクラウドファンディングしないで上場出来そうなので不思議です。上場したときの話題性かなと思ってます。
50万の利益、初値1.5倍で75万行って欲しいなーとワクワク期待しております。
VC調べたのですが見つけられません↘↘
もしよかったら検索方法、検索ワードとか教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。
へたらピーマンさんコメントありがとうございます。
この案件、魅力ありますよね。
自分も全く同じ印象で、わざわざ資金調達する必要はないように感じます。
普通に黒字経営ですし、それなりにキャッシュはあるかと。
話題づくりの可能性は十分にありますね。
それはそれで私達投資家には嬉しい話ですが 笑
VCですが、会社名 + 調達 や 会社名 + 割当
などのワードで検索すればヒットすると思います。
ありがとうございます。
調べてみます。
特別損失が気になるような…
お互い申込み間に合うと良いですね。
それではまた。
こんばんは。
今回はファンディーノの取り扱い案件では異色ですよね。
気になる点としては、訴訟を起こされているところでしょうか。
この点はどのようにお考えでしょうか?
もっくんさんコメントありがとうございます。
これは気がつきませんでした!!
今確認したら確かにリスクの部分に書いてありますね。
どんな内容なのか詳しく書いてないのでなんとも言えませんがちょっと心配です。
ただ、きちりから直近の7月に出資を受けているということはきちり側がこれを知った上で出資しているということになります。
危ない内容だったら出資をすることはないと思うので、そう考えるとそこまでの影響はないのではと思っています。
もちろん、自分の予想でしかありませんが…
エメラダのナックルボールより、こっちの案件の方が魅力的に見えますか、メカニックさんはどうでしょうか?
匿名さんコメントありがとうございます。
自分としてはピーシーフェーズの方が面白いかなと思いましてこちらに投資しました。
ナックルボールもできれば投資したかったんですが、資金がカツカツで。。
ナックルはなんかM&Aの期待度が高い気がします。